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GA4の内部/開発者トラフィックフィルタとGTMプレビューの関係|取り消せない設定の注意点|未経験から100日後にGTMのプロになる話【Day 77】

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プレビューモードでのタグ発火確認や、発火条件の最適化はDay47・6・49で扱ってきました。今日はもう1つ、意外と見落とされている「データ品質」の観点――社内アクセスや開発中のテストアクセスをデータから除外する仕組み――を扱います。

社内アクセスがデータを汚している可能性

制作会社の担当者や社内スタッフが日常的にサイトを閲覧・確認していると、そのアクセスがGA4の集計にそのまま混ざり込みます。地味に見えて、特にアクセス数の少ないサイトでは無視できない誤差になります。GA4にはこれを取り除くための「データフィルタ」という仕組みがあります。

GA4のデータフィルタ画面(Internal Trafficフィルタがテスト状態)

内部トラフィックフィルタと開発者トラフィックフィルタは別物

GA4のデータストリーム設定にある「内部トラフィックの定義」では、特定のIPアドレス(またはIPレンジ)からのアクセスにtraffic_type=internalという値を自動的に付与するルールを作成できます。その後、「データフィルタ」画面でこの値を持つイベントを除外するフィルタを有効化する、という2段構えです。これとは別に「開発者トラフィック」フィルタもあり、こちらはdebug_modedebug_eventというパラメータを見て判定します。ここでGTMとの接点が出てきます。Day6で扱ったGTMのプレビューモードは、実は接続したセッションのイベントに自動的にこのdebug_mode相当の情報を付与しており、開発者トラフィックフィルタが有効になっていれば、動作確認のためにプレビューモードで行った操作は自動的に本番集計から除外される仕組みになっています。

フィルタは「取り消せない」前提で扱う

ここが最も注意すべき点です。データフィルタを「有効」にして除外されたデータは、GA4上でもBigQueryのエクスポート先でも二度と復元できません。除外は永続的です。フィルタを新規作成したら、いきなり「有効」にせず、まず「テスト中」の状態で24〜48時間ほど様子を見て、「テストデータフィルタ名」ディメンションを使って意図した通りのトラフィックだけが判定されているかを確認してから、本番の「有効」に切り替えるようにしてください。

今日のまとめ

データ品質を高める手段は、タグの発火確認だけでなく、社内・開発トラフィックの除外というGA4側の設定にもあります。GTMのプレビューモードは開発者トラフィックフィルタと連動しますが、フィルタの有効化は取り消せない操作なので、必ずテスト状態を経てから本番反映してください。次回は、GTMの応用テクニックをさらに扱います。

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