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GTMの「メモ」機能を使ったナレッジ共有の始め方|未経験から100日後にGTMのプロになる話【Day 46】

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GTMの担当者が1人しかいない状態は、その人が休んだ瞬間にタグ管理が止まるリスクを抱えています。今日は、知識を属人化させないための現実的な工夫を扱います。

まず使うべきはGTM自体の「メモ」機能

社内マニュアルやNotionでのドキュメント化ももちろん有効ですが、その前に見落とされがちなのが、GTM自体に備わっている「メモ」機能です。タグ・トリガー・変数それぞれの詳細画面で、右上の「その他」メニューから「メモを追加」を選ぶと、そのタグ固有の説明を書き残せます。存在は知られているものの、実際に使っている人は驚くほど少ない機能です。

「なぜこのタグを設置したか」「測定IDはどのアカウントのものか」「担当者は誰か」といった情報を、Day45で紹介した外部の管理台帳だけでなく、この場所にも書いておくと、GTMを開いた人がその場で経緯を追えます。この情報はGTMのAPI経由でも取得できるため、複数人で運用している場合は、メモの記載を運用ルールに組み込んでおくと後任者への引き継ぎが格段に楽になります。

トレーニングは「座学」より「実際の設定を一緒に見る」

GTMの研修というと座学の勉強会をイメージしがちですが、実務でよく効くのは、実際に動いているコンテナを画面共有しながら、「このタグはこういう経緯で入れた」「このトリガーはここに注意」と一緒に見て回る形式です。抽象的な操作手順よりも、実物を見ながらの説明の方が定着します。新しく担当になる人がいるときは、最低限このオンボーディングをセットで行うようにしてください。

情報収集の仕組み化

Day39で触れたとおり、GTM関連の情報源は公式リリースノート・コミュニティ・専門家の発信の3層です。これをチームで共有する場合、誰か1人が定期的にチェックしてSlackなどに流す係を決めておくと、属人化を防ぎつつ最新情報を追い続けられます(X(旧Twitter)での専門家フォローも有効ですが、Day39で触れたとおり肩書きの鮮度には注意してください)。

今日のまとめ

ドキュメント化の第一歩は、まずGTM自体のメモ機能を使い倒すことです。そのうえで、実物を見ながらのオンボーディングと、情報収集の担当を決める仕組みを組み合わせれば、特別なツールを増やさなくても属人化はかなり防げます。次回は、データ品質管理と継続的改善を扱います。

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