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GTMのトリガー条件はAND/ORどちらか|正規表現と複数トリガーでOR条件を作る方法|未経験から100日後にGTMのプロになる話【Day 19】

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「すべてのクリック」「すべてのページビュー」だけでは、現場の要件には粗すぎることがほとんどです。「キャンペーンページ内のお問い合わせボタンだけ」のように条件を絞り込みたいとき、トリガーの条件設定と正規表現が武器になります。ただしここには、GTM初心者が高確率で誤解するポイントがあるので、そこから整理します。

1つのトリガー内の条件は、すべてAND(かつ)

GTMのトリガー編集画面で「一部のクリック」「一部のページビュー」を選び、「+ 条件を追加」で条件を積み重ねていくと、複数の条件を設定できます。ここで誤解しやすいのが、この画面で追加した条件は、すべてAND(すべてを満たす場合のみ発火)として評価されるという点です。「Aを含む」「Bを含む」という2つの条件を1つのトリガーに追加した場合、それは「AかつB」であり、「AまたはB」にはなりません。GTMのUI上、1つのトリガーの条件リストの中にOR(または)を選べる項目は存在しません。

AND条件(例:「/campaign/」を含むページで「お問い合わせ」ボタンがクリックされたときだけ発火)を作る場合は、そのまま条件を並べれば意図通りに動きます。

  1. 「トリガー」→「新規」→「クリック - すべての要素」
  2. 「一部のクリック」を選択
  3. 条件1:Page URL 次を含む /campaign/
  4. 条件2:Click Text 次を含む お問い合わせ
  5. トリガー名を付けて保存
  6. GTMトリガーのAND条件設定画面

OR(または)条件を実現する2つの方法

「/product/ または /service/ を含むページで発火させたい」というOR条件をやりたい場合、1つのトリガーの条件を並べる方法では実現できません。代わりに次のどちらかを使います。

  • 正規表現でまとめる:Page URLの条件を「正規表現に一致」にし、/product/|/service/のように|(パイプ)でOR条件を1つの条件式にまとめる。
  • トリガーを複数用意し、同じタグに両方付ける:「/product/を含む」トリガーと「/service/を含む」トリガーを別々に作り、1つのタグの「発火トリガー」欄に両方を追加する。GTMのタグは、紐付けられた複数のトリガーのいずれかが発火すればタグ自体は発火するので、結果的にOR条件と同じ挙動になります。

ちなみに「トリガーグループ」という機能もありますが、これは複数のトリガーがすべて発火して初めて動作する仕組みで、AND条件を作るためのものです。名前からOR条件用の機能だと誤解しやすいので注意してください。

正規表現でURLパターンをまとめて指定する

/product/abc/product/xyzのように、共通のプレフィックスを持つ複数のURLをまとめて対象にしたい場合は、Page URLの条件を「正規表現に一致」にし、^/product/.*のように指定すれば1つの条件でカバーできます。

今日のまとめ

1つのトリガー内の複数条件はAND、OR条件が欲しいときは正規表現の|か、複数トリガーを同じタグに付ける方法を使う。この違いを取り違えると、「意図しないページでもタグが発火してしまう」「逆に発火してほしいページで発火しない」という事故につながるので、設計段階でどちらが必要か意識してください。次回は、変数を活用してタグ設定そのものを柔軟にする方法を扱います。

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