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GTM最新アップデート2026|コンテナがGoogleタグに統合される大型変更を解説|未経験から100日後にGTMのプロになる話【Day 36】

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※本記事は公開後、2026年7月時点の情報に基づき一部内容を更新しています。

GTMは静的な仕組みではなく、Googleが継続的にアップデートを重ねているプロダクトです。この連載で扱ってきた機能も、数年後には仕様が変わっている可能性があります。今日は「最新情報をどう追うか」の方法と、2026年に実際に起きている大きな変化を扱います。

公式情報のチェック先

「非推奨(Deprecated)」の記載があるものは特に注意して見てください。今動いている設定が、ある日突然動かなくなる予兆はここに出ます。

2026年の大型アップデート:GTMコンテナが「Google タグ」に統合

2026年5月のGoogle Marketing Liveのタイミングで発表された、ここ数年で最大級のアップデートがこれです。GTMのコンテナが「Google タグ」という仕組みに統合され、GA4・Google広告・Floodlightのようなそれぞれ個別のGoogleタグを、GTMコンテナ配下の「デスティネーション(Destination)」として一元的に扱えるようになりました。従来は複数のスクリプトが個別に読み込まれていたのに対し、1つのGTMコンテナのスクリプトだけで完結するようになり、ページの読み込みパフォーマンス向上も期待できます。

実務上、まず押さえておきたいポイントは次の3つです。

  • 自動では切り替わらない:この移行はオプトイン(任意アップグレード)で、コンテナの編集・承認・公開権限を持つユーザーに移行を促すバナーが表示されますが、明示的に承認するまで既存の挙動は変わりません。
  • 既存タグの見た目は基本的に維持される:移行しても、既存のGA4イベントタグなどの設定内容や動作自体が勝手に変わるわけではなく、各Googleデスティネーションごとの設定は保持されます。
  • 新しい設置スニペットにはgtag configコマンドが含まれない:今後新規に発行される導入スニペットでは、初期化の挙動を「gtm init」という新しいトリガーで制御する形に変わります。これから新規にGTMを導入する場合は、古い解説記事のスニペットをそのままコピーしないよう注意してください。

すぐに移行する必要に迫られるものではありませんが、コンテナの「概要」画面に移行案内のバナーが出ていたら、まずは検証用のワークスペースで挙動を確認してから、本番コンテナへの適用を検討するのが安全な進め方です。

プライバシー関連の既定路線も忘れずに

Consent Mode v2は、EU/EEA・英国のユーザーを計測するうえで既に必須の前提となっています(未対応の場合、広告アカウントの機能制限につながることがあります)。この連載でも別の回でまとめて扱いますが、「知らなかった」では済まされない領域なので、対応状況を定期的に見直してください。

今日のまとめ

GTMは今後も仕様変更が続きます。2026年の「Google タグ」統合のように大きな変化は、まずオプトインの検証環境で試し、既存の計測を壊さないことを確認してから本番に適用してください。次回は、GTMと他のタグ管理システムの比較を扱います。

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