オルタナティブ・ブログ > 秋山大志のそれとりあえず作ってみようか。 >

あれこれ考えるよりも作ってしまった方が早いんじゃね?と思う、ギークなサラリーマンのアジャイルな日々。

GTM100日チャレンジ卒業式|AI生成の草稿から100日かけて訂正してきた道のり|未経験から100日後にGTMのプロになる話【Day 100】

»

ついに100日目、この連載の本当の卒業式です。Day89・99でも触れましたが、この連載は元々生成AIに一括で書かせた草稿から始まりました。今日は種明かしも兼ねて、その経緯と、100日間でこの連載自体がどう変わったかを振り返ります。

この連載が抱えていた問題

最初の草稿には、技術的な誤りや、すでに撤回・変更された情報が「最新情報」としてそのまま書かれている箇所が数多くありました。代表的なものを挙げるだけでも、次のようなものがあります。

  • Chromeが「2024年にサードパーティ Cookieを完全廃止する」という前提(実際には2025年4月に計画自体が撤回され、代替技術のPrivacy Sandboxも同年10月に非推奨化されました)。
  • 動かないコード(return文の後に処理を書いてしまい実行されないJavaScriptエラー計測など)。
  • GA4のeコマース・リード生成イベントで、予約されたキー名(item_categorygenerate_leadなど)を使わず独自の名前を使ってしまい、標準レポートが機能しない実装。
  • 優先順位とタグシーケンスの混同、フォルダとコンテナ権限の混同など、GTMの仕組みそのものへの誤解。
  • 根拠のない具体的な改善率を「成功事例」として語る、実在しない数字。

100日間で確立した3つの姿勢

これらを1つずつ検証し直しながら書き直す中で、次の3つの姿勢が最終的な軸になりました。

  1. コードは実際に動かしてから書く。もっともらしく見えるコードでも、動くとは限りません。
  2. 「最新」「今後」を語るときは、それが確定した仕様なのか、単なる予測なのかを区別する。予測は外れることがあり、この連載自体がその実例を何度も示しました。
  3. 数字は出典を明確にする。根拠のない改善率を語るくらいなら、考え方だけを伝える方が誠実です。

技術面での最終チェックリスト

個々の技術トピックのチェックリストはDay51・80・89・99で繰り返し整理してきたので、ここでは重複させません。もし特定のトピックに不安が残っているなら、該当する回を読み返してください。それぞれの回に、実際に検証した根拠と、なぜそうなるのかの説明を残してあります。

最後に

GTMは今後も進化を続けます。この連載で扱った内容も、数年後にはまた古くなっている部分が出てくるはずです。そのときは、この連載自体を鵜呑みにせず、公式ドキュメントで裏を取り直してください。それこそが、この100日間を通じて一番伝えたかったことです。100日間、お付き合いいただきありがとうございました。

INDEX

Comment(0)