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GTMのエラー調査手順|プレビューモードのコンソールタブと開発者ツールの使い分け|未経験から100日後にGTMのプロになる話【Day 49】

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「タグが発火していない」「データレイヤーの値が取れない」----GTM運用でよく遭遇するトラブルの多くは、プレビューモードとブラウザの開発者ツールを正しく使い分ければ、原因の見当がつきます。

プレビューモードで見るべき場所

Day6で扱った接続手順でプレビューモードに入ったら、対象ページの「概要」画面で「配信されたタグ」と「未配信のタグ」を確認します。期待しているタグが未配信リストに入っている場合、まずトリガー条件を疑ってください。「変数」タブでは、その時点でのデータレイヤーの値を確認できるので、想定した値が入っているかもここで見ます。

プレビューモードの概要画面で配信されたタグ/未配信のタグを確認する画面

見落とされがちなのが、この画面にある「コンソール」タブです。これはブラウザ本体の開発者ツールとは別の、GTMのプレビュー機能自体が拾ったコンソールログやエラーを表示する場所です。ブラウザのDevToolsを別途開かなくても、ここで基本的なJavaScriptエラーの有無を確認できます。ただし詳細なスタックトレースまで見たい場合は、結局ブラウザ本体の開発者ツール(ChromeならCmd + Option + IまたはF12)のConsoleタブやNetworkタブも併用してください。

プレビューモードのコンソールタブ画面

JavaScriptエラーの計測はDay34の方法で

ページ上で発生したJavaScriptエラーをGA4に送って分析したい場合、独自にwindow.onerrorを仕込むカスタムJavaScript変数のコードをよく見かけますが、Day34で説明したとおり、この書き方は関数のreturn文より後ろのコードが実行されないため機能しません。正しくは、GTM組み込みの「JavaScript エラー」トリガーと、Error Message・Error URL・Error Lineの組み込み変数を使ってください。同じ間違いを繰り返さないよう、ここでも改めて強調しておきます。

発火制御で防げるトラブル

「1つのイベントで複数のタグが発火しすぎていないか」「特定ページだけに絞るべきトリガーが全ページ発火になっていないか」は、Day19・26で扱ったトリガー条件の設計と、Day48のタグシーケンスの理解があれば防げる範囲です。エラーが起きてから対処するより、設計段階でこれらの原則に沿っているかを確認する方が結局は早道です。

今日のまとめ

トラブルシューティングの基本は、プレビューモードの「配信されたタグ/未配信のタグ」「変数」「コンソール」の3点確認と、必要に応じたブラウザ開発者ツールの併用です。JavaScriptエラーの計測はDay34の正しい方法で。次回は、タグ管理のガバナンスと運用ルールの続きを扱います。

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