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GTMの2026年6月最新アップデート|Tag Diagnosticsとデバッグセッション書き出し|未経験から100日後にGTMのプロになる話【Day 74】

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※本記事は公開後、2026年7月時点の情報に基づき一部内容を更新しています。

「最新トレンド」を語る記事は、書かれた瞬間から情報が古くなっていきます。Day40・41・44・61で扱ったとおり、Privacy Sandboxのようにすでに撤回された話を「今後の展望」として語るのは避けるべきです。今日は代わりに、直近数週間で実際にリリースノートに載った、本当に新しい変更を紹介します。

Tag Diagnostics(タグ診断)ツールの追加

2026年6月頃のアップデートで、「Tag Diagnostics」という新しいツールが追加されています。Googleタグの設定画面や、問題が検知された際にはGTMのトップ画面からもアクセスでき、サイトのタグに関する問題を発見・修正する手助けをしてくれます。Day47で扱った「手動チェックの死角」を、Google自身が公式ツールで一部埋めようとしている動きだと捉えられます。ただし、これがDay47で紹介した外部の自動巡回ツールを完全に代替するものかは、実際に使い比べてから判断してください。

GTMのコンテナの診断(Tag Diagnostics)画面

Tag Assistantのデバッグセッション書き出し

Tag Assistant(Day6・49で扱ったプレビューモード)に、デバッグセッションのエクスポート・インポート機能が追加されました。特定のトラブルを再現できたセッションをファイルとして保存し、別の担当者やサポートに共有できるようになっています。「口頭では再現条件が伝えにくい」というデバッグあるあるが、この機能で解消しやすくなります。

サーバーサイドGTMのプロキシルーティング

Day68〜70で扱ったサーバーサイドGTMにも更新があり、サーバーコンテナからの通信をプロキシサーバー経由でルーティングできるようになりました。加えて、サーバー間のコンバージョン計測で、これまで漏れていたコンバージョンを回収できるようにする改善も入っています。サーバーサイド計測の精度がさらに一段上がる方向の変更です。

Googleタグ統合のUI変更が本格化

Day36で扱った「GTMコンテナのGoogleタグ統合」に向けて、折りたたみ式のナビゲーションや、概要ダッシュボードの刷新、コードを書かずにイベントを定義できる「ビジュアルイベントビルダー」のロールアウトが始まっています。オプトインの移行自体はまだ始まったばかりですが、画面の見た目は今後変わっていくことを想定しておいてください。

今日のまとめ

「未来の予測」より、実際にリリースノートに載った変更を定点観測する方が、はるかに確実な情報源になります。今日紹介した内容も数か月後には当たり前になっているか、あるいは仕様が変わっているかもしれません。都度リリースノートで確認する習慣を持ち続けてください。次回は、GTMの応用テクニックをさらに扱います。

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