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Consent Modeのコンバージョンモデリングとは|同意なしデータを統計的に補完する仕組み|未経験から100日後にGTMのプロになる話【Day 98】

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Consent Mode v2の4パラメータ設定と、Consent Initializationトリガーによる発火順序の保証はDay44で扱いました。今日は、その先――同意が得られなかったユーザーのデータが実際どうなるのか、という「コンバージョンのモデリング」を扱います。

同意なしでも「Cookieレスping」が送られている

ユーザーが同意しなかった場合(ad_storageanalytics_storagedeniedのとき)、Googleのタグは個人を特定する情報を含まない「Cookieレスping」と呼ばれる最小限の信号を送信し続けます。この信号自体は個々のユーザーを追跡するものではありませんが、後述するモデリングの精度を高めるための集計データとして使われます。

「モデリング」で失われたコンバージョンを推定する

Google広告は、同意を得られたユーザーの行動パターン(どんな広告クリックがどれくらいの割合でコンバージョンに至ったか)を学習し、その関係性を、同意が得られなかったユーザーの匿名化された信号に当てはめて、統計的に「本来発生していたはずのコンバージョン数」を推定します。これが「コンバージョンのモデリング」です。

モデリングが働くための条件

ただしこのモデリングは無条件に働くわけではありません。国・ドメインの組み合わせごとに、直近7日間で700件以上の広告クリック(あるいは対象地域で1日あたり100件以上のクリック)という最低限のトラフィック量が必要で、同意率もある程度(目安として20%以上)確保されていなければ、モデリングの学習に足るデータが集まりません。またこのモデリングは「Advanced Consent Mode」という、より詳細な実装を前提としており、簡易版の「Basic Consent Mode」では対象になりません。これらの条件を満たしても、実際にモデルが学習・適用されるまでには一定の期間がかかります。

実務への影響

アクセス数の少ないサイトや、特定の地域限定の広告キャンペーンでは、この閾値に届かず、同意なしユーザーのコンバージョンが推定されないまま欠損し続ける可能性があります。「Consent Modeを導入したのに広告のコンバージョン数が思ったより回復しない」という場合は、まずGoogle広告の管理画面でモデリングの対象条件を満たしているかを確認してください。

今日のまとめ

Consent Modeは、同意なしユーザーのデータをただ諦めるのではなく、統計的なモデリングで補完する仕組みまで含んでいますが、それには一定のトラフィック量と同意率が必要です。次回もGTMの実践活用を続けます。

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