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あれこれ考えるよりも作ってしまった方が早いんじゃね?と思う、ギークなサラリーマンのアジャイルな日々。

ECサイトのGA4計測ファネル設計|item_idなど予約キー名を揃える理由|未経験から100日後にGTMのプロになる話【Day 28】

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ここまでGoogle広告のコンバージョン計測(Day21)とGA4のeコマース構造(Day27)を個別に扱いました。ECサイトの計測は、この2つを場当たり的に組み合わせるのではなく、購入までの一連の流れとして設計すると格段に整理しやすくなります。

ECサイトのイベントは「購入」だけではない

GA4には購入完了以外にも、eコマースの流れに沿った推奨イベントが用意されています。

  • view_item:商品詳細ページの閲覧
  • add_to_cart:カートへの追加
  • begin_checkout:購入手続きの開始
  • purchase:購入完了

それぞれのイベントで、Day27で扱ったecommerceオブジェクトの中にitems配列を含めてpushします。ここで実務上とても重要なのが、商品情報のキー名をGA4が定めた予約語どおりに揃えることです。

ecommerce: {
  items: [
    {
      item_id: 'P001',
      item_name: 'スニーカー',
      item_category: 'シューズ',
      price: 9800,
      quantity: 1
    }
  ]
}

idnamecategoryのような一見自然な名前を独自に使ってしまうと、GA4はそれをeコマースの商品情報として認識せず、商品別レポートに反映されません。item_iditem_nameitem_categorypricequantityという決められたキー名を、view_itemからpurchaseまで一貫して使うことが、ファネル全体を商品軸で分析できるかどうかの分かれ目です。

Google広告のコンバージョンタグは本当に別で必要か

Day21でGoogle広告のコンバージョン トラッキング タグを個別に設定する方法を扱いましたが、GA4側でpurchaseイベントをすでに正しく計測できているなら、GA4の管理画面から「Google 広告リンク」を設定し、GA4の購入コンバージョンをGoogle広告側にインポートする方法もあります。この場合、Google広告専用のコンバージョンタグをもう1本GTMに追加しなくても、Google広告の管理画面上でコンバージョンとして扱えます。両方のタグを別々に持つと、金額の二重計上や、片方だけ改修漏れが起きるリスクがあるので、「GA4のインポートで足りるか」を先に検討し、足りない場合だけGoogle広告専用タグを追加する順番をお勧めします。

プレビューモードでの確認

プレビューモードで実際に商品詳細→カート追加→購入完了の一連の操作を行い、各段階で対応するイベントが正しいitems情報とともに送られているかを、データレイヤータブで1つずつ確認してください。ファネルの途中でキー名の表記ゆれがあると、そこだけレポートが繋がらなくなります。

データレイヤーのecommerce.items配列(item_id/item_name/item_category/price/quantity)を確認する画面

今日のまとめ

ECサイトの計測は「購入」の1点だけでなく、商品閲覧からカート追加、購入完了までを一貫したキー名で繋げることが肝心です。Google広告のコンバージョンは、GA4からのインポートで賄えないかを先に検討してください。次回は、より高精度な計測基盤としてサーバーサイドGTMを扱います。

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