夏休み期間のJAFの出動に見る、車も会社も、デフォルト、メンテナンスということ
JAFというと、車を持っている方のほとんどが加盟している「一般社団法人 日本自動車連盟」のことです。不慮のトラブルが起きたときの、心強い味方です。
そんなJAFは、夏休み期間になると、普段の2倍以上も故障などの依頼があるとのことで。
ですが、本当に重大なトラブルもあるようですが、多くは普段のメンテナンスとか、不注意といったことであるようです。
「他人を笑ってる場合じゃない!? 軽油とハイオク/レギュラーを間違えた!? JAF大阪が注意喚起!」(ベストカーWeb)
まず、車の燃料には、BEVと呼ばれる電動自動車以外は、なんらかの燃料を使用しています。そして、ハイオク、レギュラー、軽油があるわけですが、YouTubeなどに取り上げられているのが、軽自動車に軽油を入れてしまう、という失敗。これは、単純に自分が運転する車を理解していないわけですね。
軽自動車というのは規格であって、燃料のことではない、という当たり前を知らないから。まあ、こういう人は別にしても、JAFのサイトで「よくあるロードサービス出動理由」を公開しています。それによると、一般道では、バッテリーあがりが1位。高速道路では、パンク、バーストなど。
普段、車に乗らない場合は、バッテリーを外すのが常識、と言われていますが、知らない人が多いようです。なので、久しぶりに稼働させようとすると、エンジンがかからない、なんてことになるわけですね。
また、パンクやバーストなども、タイヤの空気圧が低いことで起こりやすくなります。普段のメンテナンスですね。有人のガソリンスタンドに行けば、空気圧を測ってくれるので、たまにはそこに行って確認してもらうと良いと思うのです。
さて、これを会社に当てはめるとどうなるか。会社は、デフォルトでどういう状態なのか。細かいことを言うと、ゴミが落ちていたら拾って捨てる、といったこともありますよね。ゴミを跨ぐなんてのは、幼児くらいしかやってはいけない。ゴミが落ちていないのが、デフォルトですもんね。
デフォルトを保つ。メンテナンスを怠らない。当たり前ですが、ともするとうっかりやりかねない。結果的に、何倍もの時間とコストをかけてしまうことになりかねない、と感じた今日この頃です。