IT業界以外の人が理解できない単語を使うIT業界の人々
先週のブログの一文に少し書いたのですが、最近、テレビCMとか、TVerのCMを見ていると、その単語を理解できない人たちを放置して、
「僕たちは、先に進んでますよ」
的なニュアンスを感じるものを見かけます。
「エスアイヤー(SIer)」
「ノーコード、ローコード」
さらには、
「シンクライアント」
これらの言葉は、すべて社会に定着しているのでしょうか?
SIerとは、システム開発会社のこと。ノーコード、ローコードは、コーディング。つまり、プログラミングが「ノー」、プログラミングしなくていい。あるいは。「ロー」、少ししかプログラミングしなくて済む、という意味です。うーん、ローコードという言葉を知らない方には、たとえ「ロー」でも、厳しい気がしますね。
そして、シンクライアントというのは、端末にデータを保存せず、サーバー側で処理を行うことであり、シンクライアント端末というのは、データを保存していない、単純に「窓」のこと。見た目はパソコンでも、中にデータを保存しない端末、ですね。
といったことを、このCMで訴えかけたい人たちは、理解しているのだろうか、と疑問に感じることが多いです。
いえ、当社がテレビCMを打つことはありませんが、これらはセミナーなどでもあり得る話なんですよね。全くの素人、というと申し訳ないですが、IT業界以外の顧客候補者に対して、わからない言葉を使うというのは、そのセミナーの効果を薄めてしまうんじゃないかと。
自戒も込めて、言葉の選び方を考えたいと思う今日この頃です。
以下、10月のイベントの情報です。言葉選びを考えたうえで登壇いたします。
1.沖縄ビジネスITフェス'25
日時:2025年10月10日(金)9時30分(受付開始予定)
場所:沖縄県教職員共済会 八汐荘
2.AUGM in 那覇 2025
日時:2025年10月11日(土)12時30分(受付開始予定)
場所:沖縄県教職員共済会 八汐荘