Grokの日本語による分析記述能力は確かに上がっている。目に飛び込んできた米国空軍の欧州・中東における動き
数年前からXで軍事系のOSINTアカウント(Open Source INTelligenceを行う個人が公開情報から得た軍事動向などを公開共有するアカウント。欧米中東にかなりの数のアカウントがある)をフォローしています。彼らの投稿を常に見ている訳ではありませんが、時々、驚く内容を含んだ投稿が流れてくることがあり、その場合は投稿内容の解読や背景説明をGrokにお願いします。
GrokはXで情報収集をしている人にはありがたいAIで、X投稿でわからないことがあればまずGrokに聞くと一発で氷解します。
日本語で質問しても英語で答えることがあるなど、動作が「???」となる場面が多いように感じてきましたが、イーロン・マスクの投稿では、世界最高のAIになっているようで(ベンチマークテスト的に)、「まずGrokを使え」と強気の宣伝を繰り返しています。
先ほど目に入ってきた米国空軍の軍用機のトラッキングを行っているOSINTアカウントの投稿が気になりました。
Xのアルゴリズムは、過去数ヶ月のうちにかなり改善されて、自分が関心を持つ動きについては、すぐに関連投稿がさっと出てきます。OSINTに関心を持っているとアルゴリズムが判断すると、OSINT関連の投稿の中でも特に自分にとって意味論的に意味がある投稿が、すっと出てくる感じがあります。この「意味論的に意味のある投稿」をその人の前にすっと出すアルゴリズムの背後にAIが働いているようです。XとxAIのオーナーでもあるイーロン・マスクがその種の発言をしていたことが過去にありました。
つまり、目の前にさっと出てきた投稿は、「自分にとって重要である可能性がかなり高い」です。何を言っているかと言うと、Xを使った情報収集は(特に海外情報の収集は)、これまでに経験することができなかった、新しいタイプの、"セレンディピティ"(懐かしい言葉)を伴った情報収集になっている可能性が極めて高いということです。言い換えれば、現代ビジネスパーソンは、Xを活用して海外情報を収集している人と、そうでない人との間に、巨大な差が出てくる可能性がある...ということを示唆させていただきます。特に報道関係者です。次いで総合商社の方々。私は金融専門アカウントは埒外ですのでよくわかりませんが、金融も海外動向の動きが即座に日本市場に伝わりますから、金融の方でもXで海外情報を収集している人と、そうでない人との間には、巨大な差がついてくる可能性は極めて高いと思います。日経を読む時代ではないです。Wall Street Journalも既にオールドメディア化しています。
米国空軍の大規模な作戦行動を示唆
私の目に留まった投稿は以下です。結論から言えば、欧州か中東で米国空軍が大きく関与した何らかの、比較的大規模な作戦行動がある可能性が極めて高いです。
#USAF United States Air Force - Mildenhall / Fairford
Lockheed Martin AC-130J Ghostrider 2x
ACRID 13/14 flt, no serials
Boeing KC-135 Stratotanker 2x
#AE04C4 59-1475 - LAGER 63
#AE0659 59-1464 - LAGER 64
Two KC-135's departed Mildenhall early this morning as LAGER 63/64 flight to refuel two AC-130J Ghostriders. Additionally, six C-17's have now departed RAF Fairford and headed onwards to Ramstein. It's unknown if they're still carrying anything on to Germany.
軍用機のトラッキングOSINTなので私は正確に読み解けませんが、C-17が大型輸送機であることと、Stratotankerに見覚えがある(結局空中輸送機)とわかるぐらい。上に記したアルゴリズムからこの投稿は極めて意味性を帯びている可能性が高いので、早速、Grokに分析させました。個別投稿をGrokに分析させる際にはその投稿のURLを取ってGrokに貼り付けます。
私:
- 米軍の急速なヨーロッパ展開の事実報告: 投稿は、前日の引用投稿(1月3日の7機のC-17到着報告)を基に、更新情報を提供しています。具体的には、6機のC-17がRAF FairfordからドイツのRamstein空軍基地へ移動したこと、2機のKC-135がMildenhallから出発してAC-130Jを空中給油したことを記述。表のデータは、これらの機体が米国本土(例: Hunter Army Airfield, Campbell Army Airfield, Pope Army Airfield)からイギリスへ到着し、さらに欧州内を移動している様子を視覚的に示しています。投稿者は「It's unknown if they're still carrying anything on to Germany」と記しており、輸送内容(部隊、装備、物資)の不明点を強調し、読者に推測を促しています。
- 潜在的な軍事ビルドアップの警告: 作者はソフトウェアエンジニアで軍事航空追跡の専門家を自称しており、こうした投稿を通じて、公開データから導かれる地政学的示唆を共有しようとしています。文脈として、NATOの演習や国際緊張(例: ロシア-ウクライナ紛争、イラン関連の地政学的リスク)を念頭に置いている可能性が高く、リプライでは「NATO Steadfast DART 2026演習」の関連が指摘されています。この演習は、NATOの運用展開と強化をテストする共同演習で、2026年1月2日から3月18日までドイツやバルト海地域で予定されており、約10,000人の兵士が参加する大規模なものです。 投稿は、これを背景に米軍の動きが演習準備か、それ以上の危機対応かを暗に示唆しています。また、他のリプライでは中東(イラン)への移送やタンカー奪取の可能性が議論されており、投稿がこうした憶測を誘発する意図があると見られます。
- OSINTコミュニティへの情報共有: 作者の過去投稿やbioから、Rivet Joint(偵察機)愛好家として軍事追跡を趣味・専門とする人物で、こうした投稿はフォロワーや同様の観察者に向けたものです。メディア(写真や表)の使用は、視覚的に説得力を高め、議論を喚起する狙いがあります。
- 大規模な部隊・物資の移送と増強: 表に記載された複数のC-17(輸送能力が大きく、兵士数百人や戦車・ヘリコプターを運べる機種)の動きは、米国本土からヨーロッパへの急速なリソース移送を表しています。例えば、1月3日にHunterやCampbell Army Airfieldから到着した機体が、翌4日にRamsteinへ移動。これは、NATO東部国境(東欧やバルト地域)の強化を目的とした展開を示唆します。リプライで言及されるヘリコプター(MH-60やMH-47)の輸送も、特殊部隊や地上支援の準備を連想させます。全体として、米軍が欧州コマンド(EUCOM)下で兵力ビルドアップを行っている可能性が高く、NATO演習「Steadfast Dart」の一環として、迅速展開力のテストや実戦準備を進めていると分析されます。
- 空中支援と攻撃能力の強化: AC-130J Ghostrider(精密地上攻撃機)の2機と、それを支援するKC-135の活動は、単なる輸送を超えた戦闘準備を示唆します。これらの機体は、空中給油により長距離作戦が可能で、欧州や中東での持続的なオペレーションを想定。投稿の「refuel two AC-130J Ghostriders」という記述は、即応態勢の構築を強調しており、潜在的な脅威(例: ロシアの動きやイランの緊張)に対する抑止力強化を意図している可能性があります。リプライで中東へのC-17移送が言及される点から、一部機体がさらに東方(中東)へ向かうルートを示唆し、米軍のグローバル展開の柔軟性を表しています。
- NATO同盟国との連携と演習対応: 英国(RAF基地)とドイツ(Ramstein)の関与は、NATO枠組み内の協力行動を示します。Steadfast DART演習は、NATOの新防衛計画に基づくもので、東部国境の迅速強化を目的とし、米軍の貢献が大きい。 2026年というタイミング(Trump政権下でのNATO再考期)を考慮すると、米軍は同盟国へのコミットメントを示すために積極的な動きを見せていると分析されます。ただし、投稿は「unknown if they're still carrying anything」と不明点を残しており、演習以外の秘密作戦(例: 特殊部隊派遣や物資補給)の可能性も示唆します。
ヘリコプターも関係していることからすると、一昨日のベネズエラ・カラカスでの作戦行動のように特殊部隊デルタフォースが投入される電撃作戦である可能性もあります。