「人間学」カテゴリーの投稿

大学で比較文化論を教えていらっしゃるU先生がいます。 私が、先生に初めてお会いしたのは、もう何年も前のことです。 でも未だに覚えていることばがあります。 「人間、教養。見た目じゃないよ。教養がないのは...

アメリカで成功した日本人として「吉田ソース」の吉田潤喜さんが紹介されることがあります。最近、テレビに吉田さんが出演していて、感銘をうけました。 吉田さんは、渡米後、柔道スクールを開いていました。ある日...

ある日、電撃を受けたように「これだ!」と思ってしまう出会いの瞬間ってあるものですね。私は、自分の直感を常に研ぎ澄ましている人は、その何か説明できないものに導かれるのではないかと信じています。 今井信子...

メールの冒頭に「お疲れ様でした」と書くのは、ねぎらってくださって有り難いのですが少し気になっていました。 最近、仕事ですごく疲れていたけれど、頑張ってある集まりに行たら「疲れてる?」と言われて、「きっ...

パソコンで文字を打ち込むことが増えてきている昨今ですが、私は、思いついたことはすぐに紙に書くようにしています。 最近のメモを見ると、「電車の中で咲くタンポポ」「あなたは山猫の言っていることを信じるか?...

三國連太郎さんがお亡くなりになりました。 私にとっての三國さんといえば、最も音楽的に影響を受けた指揮者のY先生が、稽古のときに三國さんのことをよくお話しになっていたことが印象に残っています。 「三國連...

仕事で何時間も高い集中力をたもち、良いパフォーマンスを出す方をみると、すごいなあと思います。そして、何か一つのことでも集中できない自分は「集中力がないからなあ」と思って諦めてしまっています。 私は以前...

生死をかけた「ドッキリカメラ」。歴史上そんな事実があったとは。 1979年イラン革命のとき、イスラム過激派グループがアメリカ大使館を占拠。52人のアメリカ人外交官が人質にとられました。6人のアメリカ人...

カメラマン、ジェームズ・ナクトウェイ。 以前、「戦場のフォトグラファー ジェームズ・ナクトウェイの世界」というドキュメンタリー映画を観ました。 なぜ、ナクトウェイは、戦場に出向くのか? 戦場写真は高く...

最近、仕事の相手やお客様が、時間に遅れてこられることが頻繁に起こっていて、どうしたものかと思っていました。 今もまた、予測していなかったお時間をいただき、人を待っています。 しかし、自分を振り返ってみ...

「おまかせに。」 なんという魅惑的な響き。 レストランの「シェフのおまかせコース」は、ちょっと値段も高いけど、やはり憧れます。嫌いなものや食べられないものを言って、あとは何が出てくるかはお楽しみ。素晴...

最近、数年前にお世話になっていた方とご縁あってお話する機会がありました。 食品を扱う会社の経営をしている彼女は、2011年の東日本大震災において、気仙沼付近にあった工場が津波による被害を受け大きな借金...

先週末、初めて富士を間近に見に行ってまいりました。 ただ、残念なことに初日の土曜日はちょうど爆弾低気圧の日になってしまいました。途中で交通機関がストップしては困りますので、予定より早めに現地に到着しま...

仕事においても、人間関係においても、自分の感情においても、「加減が大事」。 私はそれを、もとメジャーリーガー・ピッチャーで、投手コーチの吉井理人さんの本「投手論」を読んで教わりました。その加減法を「自...

羽生善治さんの「直感力」に、「直感は磨くことができる」とあります。 様々な角度から、直感を磨くための示唆があふれていて、一気に読了しました。  その中で、インプット以上にアウトプットを行うことが大事だ...

3月26日「日経ビジネスONLINE」に、「武蔵野」の社長、小山昇さんの記事『社長だって仕事に行きたくない』が掲載されていました。 小山さんは、社長になり、65歳になった今でも「仕事に行きたくない」の...

「弱音を吐くと人に迷惑をかけるのではないか?」「相手に対して負担をかけるのではないか?」 そう思い、自分の中にためこみ頑張っていると、さらに疲れが出て辛くなってしまうことがある、と言います。 2011...

どんなジャンルでも、今まで難しいと思って敬遠していたことが、ある日突然「なるほどね」と思えるときがあります。 文章でも講演でも同じなのですが、難しいことを意図も簡単に思えるように説明してくださる方とい...

懸命にやっていても物事上手くいかないこともあります。 私は、演奏で思うとおりにいかなかったとき、まずは教えていただいた先生に「せっかくお教えいただいたのにすみませんでした」と謝ります。 精一杯やったし...

同じ素晴らしい先生に習っていても特に上達する人というのがいます。 同じ素晴らしい上司についていても特に成長する人というのがいます。 同じ時間を使っていてどこが違うのか?なぜだろうかと良く考えます。個人...

ご縁あって北海道の十勝に来ています。 昨日着いたのですが、飛行場についた途端、気温差20度以上。一方、関東では夏日も記録したとのことで、この差に驚いています。 飛行機で青森上空を通過するあたりから、自...

責任とはなんだろうか。 すべての問題は、繰り返し問い続けると自責に行き着く。 よく「なぜなぜ5回」と言われるが、そんな回数ではない。もう何百回問い続ける。その道の途中では、他人のせいにしたくなる。何か...

私は、一定の時期ひとつのことに集中するのは人生にとって重要だと思っています。 いろいろなことにチャレンジすることも良いことなのですが、自分が「これはプロとしてできる」というものを一つ持っている状態から...

元ブリヂストンの創業者・石橋正二郎の長女で、元総理大臣、鳩山一郎が義理の父であり、また、鳩山由紀夫さんと邦夫さんのお母さんでもあった鳩山安子さんが2月11日、90歳でお亡くなりになりました。息子さんた...

友人がカナダに移住するというので、お招きしてお別れパーティをしたことがあります。 そのとき、他のメンバーが、宴会の笑い話のつもりで、学生時代の「いたずら」や「悪ふざけ」についてそれぞれ披露し始めました...

 山に登るとき、プロの登山家のガイドには絶対に従います。 ヒマラヤやアルプスでなくとも、どんなに低い山でも、危険はあります。私たちが、「まだ行けるよ」と思っていても、引き返さなくてはならないときもあり...

コミー株式会社の小宮山栄さんにお会いしたのは、約7年前ほどでしたでしょうか? コミーは社員さん16名ほどで、防犯や安全確認のためのミラーを作る会社です。現在、防犯ミラーの分野ではダントツのトップシェア...

一隅を照らす 2013/02/10
一隅を照らすという言葉が好きです。 仕事の現場や家庭、ご縁のあった場所で一生懸命に働き、小さな光でも届けることが出来る人こそが国の宝である。 国の宝とは、お金や資源ではないのですね。 五木寛之さんの「...

最近、表情があまり豊かでなかったり、言葉の少ない方が多いですね。 メールで心のやり取りがすんでしまうというのもあるのでしょうか?もちろん、メールに心を表現できることは素晴らしいのですが、実際お会いして...

私淑する師匠とのご縁というのは、人生にとって最上級の経験でもあると思います。 ただ、どんなに立派な師匠であっても、全ての弟子たちが育つわけではないと感じています。 それは、口伝えで伝承する濃密な師弟関...

武豊騎手が、デビュー27年目で2013年1月13日、京都競馬にてJRA通算3500勝という偉業を成し遂げました。 天才と言われるほどの才能、名ジョッキーの二代目、そして、良い馬、馬主さんとのご縁など、...

音楽教室を経営している知人が、職場で上手くいかなくて辞めるとき、スタッフ(特にリーダー)の悪口を残していく人がいて困るとぼやいていました。 知人は、「去っていく人は良いのよ」と言います。悪口を言われた...

どんな組織でも、チームワークというものが大事にされます。 全員が一つの目標に向かって助け合い、協力し合う、ということは素晴らしいことですね。 ラグビーの世界でよく言われる 「One for all, ...

「相手の良い面を”拝み出す”ということがありますよ。」とお教えいただいたことがあります。このお話しなさったこの方だったら、きっとそういうことはあるだろう、と大いに納得できました。 人は本来様々な面を持...

人前で自分の考えや表現を発表するということは、おかげさまで好評いただく場合もありますが、よほど自信のある内容のものであっても、世の中は広いもので、批判されたり、反対意見をいただいたり、「私の方が知って...

忙しい人に悩んでいることを相談すると、「そんなことに悩んでいる時間があったらもっとやることあるのではないですか?」とおっしゃいます。 小さな悩みにとらわれてしまうと、大事なメールを忘れていたり、計算ミ...

クリストファー・ノーラン監督のハリウッド映画、「バットマン」シリーズ、「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」3作を一挙に観ました。 この長大な物語では、一環して人間の善と...

あけましておめでとうございます。 2013年も素晴らしい年が明けました。 音楽家は音楽で社会に対して何かを貢献すべきだと思っています。 私の出来ることは限られています。しかし、私の出来ることで、どなた...

2012年3月31日、今年も最後の日になりました。 年を越すということは、「11月が12月になる」ということとは全く違う感覚となります。 またこの一年、無事に過ごさせていただいた。そういう感謝の念が湧...

実は私、大学生のころラジオ番組の人生相談に電話したことがあります。 そのとき、年配の男性(有名人)が回答してくださったのですが、お説教をされて終わってしまい、人に相談することに懲りてしまいました。その...

「自分は人づきあいが苦手だ。人と上手くやっていけていないんじゃないか?」そう思うことはしばしばあります。 いろんな人に社交的にふるまう人を大変うらやましく感じます。「どうしたらああなれるのかな?」と思...

雑誌の最後に必ずついている占い。 以前は、まず最後のページから見ているような人間でした。しかし、最近は見なくなりました。そして、朝のニュースで出る星占いも、星占いのコーナーになった途端すぐにチャンネル...

「自分は一体なんのために仕事をしているのか。」 「自分はなぜ生まれたのか。」 「自分は一体何者なのか。」 「世界はなぜあるのか」 これらの問いは、自分でなかなか答えが出せません。 2012年10月6日...

最近、ちょっとした買い物して、お店の方からいただいたおつりが少し多かったことがありました。まったく気がついていない様子でしたので「多いですよ」と言いましたら、大変恐縮なさって正しい金額をくださいました...

家を出て急坂を上がったところに、赤が長く青が短い信号があります。だから、坂を上ったときに青になっていて、すぐに横断歩道を渡れるという確率は低い。そして「この信号を待たずに渡れたら良い日になる」ことに、...

私の身近で一般的に「成功している」と思われる人に共通するものを感じます。 それは「自己肯定」です。 「私はまだまだです」「自分は未熟だ」「失敗ばかりですよ」 とおっしゃり、大変謙虚に見えて、こういう方...

2012年10月2日、名俳優大滝秀治さんが亡くなられました。 最近再放送された、俳優の高倉健さんNHKプロフェッショナルの流儀で、印象に残った場面があります。 映画「あなたへ」の撮影現場での出来事。 ...

会っていて「この人はかなわないなあ」と思う人がいます。 惚れてしまう、というレベル以上のものを感じます。まだまだ今の自分には出来ない領域に軽々と達していらっしゃる。 「純朴な人。」 人は「一周回っても...

私はここ数年、バーゲンやアウトレットに行かないように思います。 あるとき洋服の整理をしたら、バーゲンで買った服をほとんど着ていないことに気がつきました。 エブリデイロープライスで優秀なショップも多くあ...

日本は「恥の文化」と言われています。 例えば、親の躾でも、幼い頃から「こんなことしては恥ずかしいでしょう?」と言われて育つ。社会人になっても「これは恥ずかしいことだよ」と注意を受ける。 「これは法律違...

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

永井 千佳

永井 千佳

ピアニスト・ボイストレーナー・合唱指導者
著書「DVD付 リーダーは低い声で話せ」(KADOKAWA 中経出版)

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のコメント
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
nagaichika
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ