ライフワークとしての音楽を考えていきます

集中力が続かないという方に 集中力をつける簡単な方法

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仕事で何時間も高い集中力をたもち、良いパフォーマンスを出す方をみると、すごいなあと思います。
そして、何か一つのことでも集中できない自分は「集中力がないからなあ」と思って諦めてしまっています。
 
私は以前、趣味で長距離走をしていたことがあります。
走り方を学んでみたくなり、女子駅伝選手の方にコーチをお願いしたことがありました。
やはり、その道の方に教わると違うものです。当時、すぐに地方の小さなレースだったら入賞するようになりました。
 
コーチがいつも口うるさく言っていた一つの言葉がありました。
 
それは「休まない」。
 
トレーニングのとき、コーチは私に対して常に「休まない」と言います。
「早く走りなさい」ではなく「休まない」。
ゆっくりでいいので「休まない」。
 
走る練習とは、ただ走るだけではなく、ストレッチをしたり、スパートの練習もあります。ついついその合間に一息ついたりして休みたくなってしまうのです。休まず続けるのは意外に出来ないものです。もちろん、トレーニングではしっかり休みをとらなくてはならない場面もあり、そういうときコーチは「はい、30秒~」ときちんと計っていました。私はそれ以外のところで無意識に休みすぎているのです。
 
休むとそこで集中力が切れる。
しかし、それをせずに、「ただ休まないだけ」で、「集中力を持続する体力」というようなものがついてきたように思えました。
 
レースの土壇場で集中力が切れなかったのは、そのトレーニングのおかげだったと思っています。
 
これは、音楽の演奏でも同じで、集中力が切れてくると、しなくてもいい間違いをしてしまったり、呼吸も合わなくなってきます。
しかし、集中力が持続していれば、内容はやればやるほど高まってきます。
 
私はこれを、単なる体力ではなく「知的体力」ではないかと思うようになりました。
 
では、知的体力をつけて、集中力を持続するにはどうすればよいか?
 
普段の仕事でも、稽古でも、家事でも、なんでも良いです。
合間に無意味で小さな休憩をたくさんとっていないか?
見直してみると良いと思いました。
 
休むべきところではしっかり休みを入れることは必要ですが、それ以外のところで、ぼーっとしてしまったり、ついのんびりお茶を飲んでしまったり、人とおしゃべりをしてしまったり、結構無駄な時間を使って、集中力を自ら切らしています。
 
本当に集中力がある人というのは、一度「ドン!」と集中すると、まず集中が切れません。横で大きな音を立てていても、まったく動じずに同じクオリティの高さで長時間作業をしています。そして人より大変高いパフォーマンスを出し、仕事のペースも早いのです。
その人をよく観察していると、仕事でも、思考していても、作業しているときはしていて、それ以外に無意味な休憩をとっていないのです。
 
知的体力がついていない段階で、高い集中力を持って一つのことを一気にやり続けることは難しいです。
だから、まずは知的体力をつける。
そのためには、作業と作業の合間で無駄に「休まない」ことです。
自分の場合は「休み癖」がついていたので、そこを、マラソンコーチのように「休まない」と言うもう一人の自分が声をかけるようにします。
 
「集中力をつけよう」ではなく、作業と作業の合間で「休まない」。
 
この作業を繰り返し、知的体力をつけて、真の集中力を高めていきたいですね。

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