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「ため息」がもたらす体に良い効果とため息をついても周囲が嫌がらない方法

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「今日で連休も終わりかあ・・・は~あ・・」
 
ため息をつきたくなってしまう時って誰にでもあるものですね。
 
それはよく分かります。
よく分かりますが、仕事仲間や人前でため息をついてしまうのはどうでしょう?
 
クセになっている人がいて、何度もため息をつかれると、なんだかこっちまで暗い雰囲気になってしまい「もう、やめてよー」と言いたくなってしまうこともあります。
 
ため息をつくと幸せが逃げるよ、なんて言われることもありますね。
 
ネガティブなイメージが強いため息ですが、ため息は必ずしも悪いものではなく、実は体にとって良い効果があるのです。。
 
「意外すぎる・・・『ため息』がもたらすプラスの効果」 という記事に、ため息は良い事もたくさんあるという記事がありました。
その記事によると・・・
 
・・・・・(以下引用)・・・・・
・ため息は横隔膜から深い息をはく方法で、リラクゼーションになり、リラックスをもたらす脳内ホルモンを分泌する効果がある
 
・深い呼吸により脳が不安を感じる回数を減らすことができ、ネガティブな感情を軽減できる。
 
・新たな酸素を供給され、体内に蓄積している活性酸素をどんどん取り去ってくれる。
 
・小林弘幸氏 (順天堂大学医学部教授)によると「ため息を吐く時は体が負の方にいってしまっているので、それを解消させるために溜息をついている」
「実はため息はとても身体によく、思う通りに自分の心をコントロールできるようになる」
・・・・・(以上引用)・・・・・
 
ただ、いくら良い効果があるからと言って、ため息のつきすぎは周りの人があまり良い気持ちがしませんね。
 
そこで、私からご提案したいのが「横隔膜トレーニング・ブレス」です。
これは、横隔膜を使いながら呼吸をするためのボイストレーニングシリーズの一つです。
 
思わずため息をつきたくなってしまうようなとき。ちょっと疲れたとき。
「横隔膜トレーニング・ブレス」をすると、気持ちがスッキリします。
あらかじめ「これはね、ボイストレーニングのためにしているんだ」と言っておけば、周囲の人は、ネガティブな気持ちになりません。
繰り返ししていれば、いつのまにか声も良くなっていますので一石二鳥です。お試しあれ!
 
私は、エスカレーターに乗っている間は必ずするようにしていますよ。
 
それでは「横隔膜トレーニング・ブレス」をご紹介します。

★★横隔膜トレーニング・ブレス★★
 
1、肋骨のすぐ下あたりに手を当てる
 
2、顎を下げて口を開け、思い切り息を吸う
 
ポイント:肩が上がらないように。お腹が風船のように張る感じを手で確認すること。
 
3、口を閉じ、唇に針一本通るくらいの隙間を開けて頬と鼻の下がパンパンにふくらましながら5秒息をはき、当てた手でお腹をグイッと押して止める。
 
ポイント:頬と鼻の下がパンパンにふくらむように。口の前にティッシューをかざすと地面と平行になびくくらいの呼気です。お腹はできるだけ張った状態を維持します。
 
4、再び口を開けて2から繰り返す。

*慣れたらお腹に手をあてなくても良い

このトレーニングは口をふくらますことで腹圧が高まりますし、しっかりと横隔膜が使えますので、より深い呼吸ができます。

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