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ライフワークとしての学びを考えます。

私は人に対して「お疲れ様」と言わないようにしている

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メールの冒頭に「お疲れ様でした」と書くのは、ねぎらってくださって有り難いのですが少し気になっていました。
 
最近、仕事ですごく疲れていたけれど、頑張ってある集まりに行たら「疲れてる?」と言われて、「きっと気を遣ってくださったのだろうけれど、気がつかれないようにしていたので困った」という知り合いがいました。
 
私も、家族や子供さん以外の人に対しては、どんなに疲れて見えたとしても、本人が言わない限りは、よほどでない限り「疲れている?」とは聞かないようにしています。
 
というのは、もし疲れていたとして、それでもいらしてくださっているということは、頑張って多少の無理をしていらしていただいているからです。武士の情けという言葉もありますが、「大変だな」と気にしながらも、あたかも気にしてないようにその場は知らんぷりをします。そして、あまり過度に無理なことはさせないようにします。
 
もし、自分が体調があまりよくない状態でもどうしても行かなくてはならない仕事もあります。そういうとき行っていたとしても、ある程度無理をしなくてはなりませんが、その場はさとられないように振舞います。そして、もう一つは「大丈夫!」と、自分に強く暗示をかけて来ています。そうすると何とか乗り切れるものです。
 
しかし、そんな状態のとき、もし「あら?体調悪いの?」と言われてしまったら、張り詰めていたものが一気に崩れてしまい、本当に具合が悪くなってしまうこともあります。熱が出てしまったこともありました。
 
そういう経験もあり、相手にあまりネガティブな言葉はかけないようにしています。
そして、気を遣うということは、心配していることを見せるだけではないように感じています。
 
「お疲れ様」と言うよりも、「有り難うございます」とか「おかげさまで素晴らしくしていただきました」とか「さすがですね」と言ったほうが気持ちが良いような気がします。そして、もし本当にそう言う場合でも、後から「お疲れになりませんでしたか?」とお尋ねします。
 
そして、もし体調が悪い様子がわかっても、頑張ってくださったなら本当に感謝ですね。
 
「言霊」とも言うくらいですから言葉は力を持ちます。
 
口に出す言葉を見直して工夫をしてみることで、人との関係や仕事でも前向きで良い循環が生まれるのではないでしょうか。

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