仕事が嫌になったときどうするか
オルタナトークのお題の
「仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?」について
書いてみようと思います。
私自身は、会社勤めのときは、自分の好きな仕事をしていましたし、
独立してからも、基本的に自分のやりたい仕事をしてきたので、
仕事自体を嫌だと思ったことはほとんどありません。
ただ、仕事の中にも、例えば経理や営業など、
自分にとってあまり気の進まない作業はありますし、
人間関係がうまくいかなくて行き詰まるようなことはあります。
そういったときに仕事を進めていくための方法ですが、
まずはネガティブな感情も含めて、現状をありのままに受け入れて、
その上で現状の問題点をきちんと把握することを考えます。
次に、その現状をよくするために、
いろいろな視点から自分のできることを考えてみます。
例えば、人間関係がよくないときには、
その相手とじっくり話す時間をとってみるとか、
その相手と仕事しないで済む方法を考えるとか。
仕事や作業の意味について考えてみるのも視点の一つです。
例えば、自分が不得意な作業や、気の進まない作業が、
自分のやりたいこととどうつながっているのか、
そういった作業をやることで、どんな力が身につくのか、
その作業の先にどんな意義が生まれてくるのかなど、
作業の意味や意義を理解することで、モチベーションがわいてきます。
自分の過去の経験と照らし合わせて考えてみることも視点の一つですね。
過去に似たような経験がなかったか、そのときはどうやって切り抜けたか、
あるいはうまくいかなかったとしたら、
どうしてそのときはうまくいかなかったかを考えてみることです。
そうやって、いろいろな視点から自分のできることを考えてみても、
どうしてもその仕事や作業が続けられないなら、
その仕事を別の人にまかせることを考えたり、仕事を辞めたりすることも、
自分ができることの選択肢の一つだと思います。
自分のできることを考えたら、あとはそれを実行するだけ。
まとめてみると、現状をありのまま受け入れ、把握した上で、
その現状をよくするために自分ができることを考えて、
実行するということです。
当たり前の話になってしまいましたが、
結局そういう当たり前のことをきちんとできることが大事だと思っています。
自分も含めて、なかなか当たり前のことがきちんとできない場合が多いですからね。