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ライフワークとしての学びを考えます。

一隅を照らす

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一隅を照らすという言葉が好きです。
 
仕事の現場や家庭、ご縁のあった場所で一生懸命に働き、小さな光でも届けることが出来る人こそが国の宝である。
 
国の宝とは、お金や資源ではないのですね。
 
五木寛之さんの「親鸞」を読みました。
 
親鸞は禅の道を究めはしたけれど、その後、難しい教えを一般の人々に分かりやすく広めるために、聖域から降りてきた人です。
親鸞のような素晴らしい人でも、名誉や成功を求めず人々のために時間を使ったのです。 
それは志だったのだと思います。
 
志のために限られた人生の時間を使いたい。
 
人生で迷ったとき導きを感じ、自分が磨かれる道を選択したい。
成長し、自らが発光体となり、世の中に明るい光を届けたい。
 
そしていつか良い風に吹かれたい。
良い風に吹かれるところに行きたい。
 
未熟な自分でも、いつかどこかの一隅を照らすことができるように。

そう願っています。

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