お題:「仕事が嫌…」 タイブログ
なぜか「挑戦しよう♪タイの日本語クイズ :タイブログ」が
ピックアップエントリーに取り上げられてた。
三十路のおっさんがふざけて書いた何の提案もしないブログを
取り上げるということは、すごく勇気がいることだと思う。
ITmediaさんってすごい会社だ。(と持ち上げてみる)
素直にありがたいことである。
(いや実は全部のブログが乱数でランダムにピックアップ
エントリーに表示されているだけかもしれないのだが)
まぁそういう訳で、感謝の気持ちをこめて、
たまには「お題(オルタナトーク)」に乗ってみようかと思う。
自分が興味のあることから妄想してブログを書くことは比較的
簡単なのだが、書く内容が決まっているとまとめるのに
非常に時間がかかる。苦手である。
でも書くと言ってしまった。
お題は「仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?」である。
で、真剣に考えてみたら眠くなった。(今は午前2時だ)
なんとかがんばってレム睡眠の半目の頭で考えた結果、
僕は残念ながら”立ち直ったことが無い”ということに気がついた。
仕事がとてつもなく嫌いだから、会社に向かう時から
家に帰りたいと思っている。
いつも仕事が嫌だから、嫌になったらということがない。
仕事はやりたくない。常に嫌である。
金が潤沢にあるんだったら仕事なんかしたくない。
毎日をタイでぼーっと過ごしていたい。
タイで溶けたアイスのようになっていたい。
働かなくていいなら、今すぐ働かない。
寝てゴロゴロする。
でも、そういう訳にはいかない。
いくらマイペンライの僕でも。
これまでの人生で色んな人にお世話になってしまったから、
恩を返す為には働くしかない。
だから仕方なく、仕事を面白くするにはどうすれば良いかを
ずーっと考えてる。
僕は人生において「迷ったら笑える方へ進む」という
明確なポリシーを持っている。
いつもおもしろいことしか考えないし、
楽しいことしか想像しない。
だから、社会人最初に選んだのはゲーム業界だった。
毎日ゲームに触れてゲームの話が出来て
おもしろいかと思ったから。
ところが、家でゲームしてる時は楽しかったけど、
ゲームを作る側に回ったら、それはそれは、毎日徹夜続きで
納期が過ぎたらまたすぐに納期が迫って来るっていう悪循環で
それでいて儲からない。ゲームがヒットすればデカいけどね。
ハードが売れなきゃゲームは売れない。
ゲームが売れなきゃハードは売れないっていう難しさ。
あんまり昔のことは書きたくないんだけど、
あの頃は家に帰ることが出来ないくらい忙しかった。
小さい会社だったから、プログラマーなんかは下手すると
2週間ぐらい家に帰してもらえない時があって、
服がボロボロだった。
今思うと面白いけど、当時はマジで笑えない。
その後に大きいゲーム会社に転職した。
期待でいっぱいだった。
ヒット飛ばしてやるぜ的な闘志があった。
ところが会社の施設案内で、仮眠室を案内されて、
2段ベットが50機ぐらいある部屋を見て
初日でいきなり萎えた。
仮眠ベッドの枕は臭いし、シーツは毎日洗っていたみたいだったけど、
寝る人が臭いからすぐ臭くなる。
それで、あーこりゃこの世界はダメだ、オラの世界感に合わん、
他の業界さ行くだと思って、その頃アマゾンとか騒がれ初めていて、
おもしろそうだったので通販業界に乗り換えた。
僕はクリエイティブな才能もなかったし、今考えたら
良いタイミングで業界を抜けたと思う。
よく、やると決めたことは死ぬ気でがんばれ、
石にかじりついてでもやれとか言う人がいるけど、
当時に「なにくそー!」とか思って仕事やってたら、
死んでたと思う。
実際に、スタッフは体の具合が悪い人ばかりだった。
僕も忙しさで食事するのがおっくうになってしまって
毎日カツ丼ばかり食べてた。(好きなものは食べ続けるタイプ)
すんごく肥えていた。
僕は、自分に合わない業界だってことに気が付いて
よかったと思う。幸せなんだと思う。
そんなハードな業界だったけど、面白いゲームを作る
仕事だったから、仕事そのものを面白くするっていう
発想が生まれたのかなって思う。
やらせられる仕事に面白い仕事なんかひとつもない。
だから、いつも真剣に仕事を面白くすることだけ考えている。
仕事が嫌になったら、仕事を面白くなる方法を考えて、
その方法で嫌と思う心を相殺する。
それが僕の答えかな。
ヘコんだ時も、ヘコんだ自分を客観的に自分の外側から想像して、
ドラマのワンシーンみたいだ、とか想像する。
ドラマのワンシーンだったら、どんな上司がいて、
どんな同僚がいるのかなとか考えて脚色してみる。
こんな風に
「いつ何時、何事でも面白くする癖をつけたら良い」
と思う。
それが、窪田マイペンライ流かな。
悩んだって何も解決しないからね。
笑えることだけ考えたら良いと思うよ。
じゃ、今日もマイペンライで行こう。