RAD Studio XE3のキャンペーンも今日が最終日だったりしてあわただしいが、年末年始の準備にもとりかからなければならない。 毎年恒例のキックオフは、1月にリージョン単位で行うそうで、アジアは日...
暑い日々が続いていますね。エンバカデロのオフィスの窓際近辺は空調の効きも悪く、かといって猛烈にエアコンをかけるわけにもいかないので、うだっています。 秋に向けてデベロッパーキャンプなど、イベントをはじ...
2011年もあとわずか。震災直後、毎日の変化が大きすぎて、1週間がとても長い時間の経過に感じたけれど、いつしか日常が速い回転で戻ってきていた。その2011年も、もう終わりである。 1月の演奏会に向け現...
今年は、マーラー没後100年。そのためか、多くのオーケストラがマーラーを取り上げている。当オケ(オーケストラのこと、念のため)においても、昨年よりマーラープログラムを企画し、その実現に向けて準備してき...
3週続けて海外からゲストが来ていて大いに疲れた。先週は、名古屋~大阪とツアーでまわり、いわば外国人上司と行動を共にしていた。 本社をはじめとする海外スタッフが日本に来ると、当然比較にならないぐらい食事...
例年この時期になると、新年の演奏会の曲目に関する話題を書いていたが、今年はまだである。それには、大きな理由があって、どうも今年に限って、仕事のスケジュールとぶつかりそうな気配があったからだ。 例年1月...
今回、99歳で現役の医師を務める日野原重明氏の企画によるミュージカル「葉っぱのフレディ」の初の海外公演のサポーターとして、総勢6名でニューヨークに行ってきた(厳密にいうとフレディの兄貴分ダニエルのサポ...
もうすぐお盆、あっという間に夏中盤である。エンバカデロの場合、問い合わせがもっとも少なくなるお盆期間に3営業日ほどお休みをいただいていて、その期間中の電話には、留守電メッセージが流れる。 毎回、半分趣...
2010年の抱負【9aa2】で、マーラーの9番に取り組むことに触れた。これは1月の話だが、演奏会は夏なので、ほぼ半年。もちろん、これをフルテンションで乗り切るのは至難の業であり、初期段階の練習を相当こ...
さて、ほぼ1ヶ月のオフシーズンを経て、早くも夏の演奏会に向けて始動した。通常は、もう少しオフシーズンが長いのだが、今回は、マーラーの交響曲第9番という大曲を演奏するため、とりあえず2月の段階でショケタ...
今年のプライベートな抱負のとおり、前回の演奏会終了後、とりあえず毎日、たった5分間だけだとしても練習を継続している。実際、「継続は力なり」で、集中的に練習することがなくても、大曲に取り組む見通しはつい...
やはり、ビジネス面での抱負は、書いてみても抽象的で面白くない。やはり、抱負というのは、個人のものでしょう。ということで、プライベートの抱負の話題。 -- 先日、Firebird - すなわち「火の鳥」...
「火の鳥」といえば、手塚治虫の巨編、いや、ハリー・ポッターか、さらには、オープンソースデータベースか、といったところを連想するが、クラシック音楽業界では、ストラヴィンスキーの3大バレエ音楽のひとつだ。...
製品発表、Webの移行、イベントなどなど、あわただしい合間をぬって演奏会に出演したので、感傷にひたる間もなく、次の演奏会に向けての練習が始まろうとしている。知らない間にチャイコフスキーは終わっていまし...
この業界、コンピュータに一日向かってのデスクワークが多いせいか、肩こり、腰痛、眼精疲労、頭痛で苦しむ人が多い。自分も、ここ数週間、新製品発表の追い込みで、集中作業に明け暮れていたため、かなり厳しい状態...
お盆休みに入り、サマーコンサートの練習が追い込み段階になっている。今回のメイン、チャイコフスキーの交響曲第4番の最大の難所は、なんといっても第1楽章だ。直線的で2拍子好きの日本人にとって、円運動の3拍...
恒例のサマーコンサートは、なぜかロシアプログラムである。夏にロシアの作品を取り上げる効能は、以前本ブログで書いた記憶がある。音楽によって生まれる空気に涼感があるのだ。 しかし、今回取り上げるチャイコフ...
久しぶりに音楽ネタを書いてみる。このところ多忙を極めていたが、音楽をやっていなかったかというとそういうこともなく、イベント直前などは、むしろ毎日楽器を弾いていた。 さて、そんな中、次の夏の演奏会のさら...
昨日、一昨日の世界フィギュア女子は、キム・ヨナの圧巻の演技で終わった。スポーツながらも卓越した演技力が要求されるこの競技、全身で感情を表現する彼女にはやはり圧倒的な説得力があった。 ところで、本ブログ...
先日N響アワーで、ホルストの「惑星」をやっていた。この作品は、古くは冨田勲のシンセサイザー、最近では、平原綾香の「Jupiter」やビートたけしのTVタックルのBGMなどで、クラシックファンならずとも...
12月下旬から始めたDelphi 2009 Handbookの翻訳が、当初見積りより5日遅れで終わりました。いやー、400ページ、なんとかなるもんですね。 この種のプログラミング書籍は、サンプルコード...
タイトルだけ読むとフレームワークの記事のようだが、音楽ネタなので念のため。 明後日からの本社出張を控え、明日、演奏会本番である。これまで、前日(つまり金曜日)に、ゲネプロ(本番相当で最後にやる練習)を...
あけましておめでとうございます。 昨日より仕事モードに復活しています。正月ガッツリ休んだわけでもないのですが、パラレルにあれやこれやとこなしていく通常のモードにいきなり突入するのには無理があったようで...
恒例の年明けの演奏会に向けて、練習が最終段階に入ってきている。この時期になると、細部で指がもつれるような部分を集中的に練習して弾けるようにしたり、アンサンブルに注意したりと、失敗しない音楽作りにベクト...
ドヴォルザークといえば、有名な交響曲第9番「新世界」など、泣かせどころと、はずさないクライマックスで親しみやすい楽曲が多い。彼は交響詩もいくつか書いているが、これまで全然ノーマーク。今回演奏会で取り上...
絵本を買いました。「日本の川 - たまがわ」 多摩川を源流から河口まで、鳥瞰図的に描いたもの。加古里子の名作「かわ」を思わせる内容です。現実の川や都市によって、加古ワールドが復活してきたのはうれしい限...
運命である。 夏の演奏会も無事終わり、1月に行う定期演奏会の練習に入っている。今回は、ベートーヴェンの交響曲第5番、通称「運命」がプログラムに含まれる。通常、19世紀から20世紀前半の重厚長大な作品ば...
平城遷都1300年記念の一環として行われている平城宮跡の第一次大極殿正殿復原整備特別公開の最終回を、秋分の日を含む飛び石連休を挟んで見てきました。 正殿はまだ、完全に覆われていて、外からは見ることがで...
今年の夏は暑い。暑い季節に涼しい音楽を聴くと心地よいかというとそうでもなく、暑いときには暑さを満喫して、ラテンのノリのほうがよかったりする。暑いときに「熱い」音楽を聴くのはどうかというと、チャイコフス...
以前にもちょっと触れた次の演奏会で取り上げる作品、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「死と変容」は、病の床に伏した芸術家が、発作に苦しんだのち、魂が肉体を離れ天国へ、というストーリーがあり、いわば伊丹映...
エンバカデロになって会社の留守電の音声案内も録音しなおすことになった。プロのナレーターに音声をお願いするほどの規模の会社ではないので、社員が自分で吹き込む。でも、そうするといまいちさえない声になってし...
先日の天声人語、確かにちょっと気になるなと思っていたのですが、この種の議論、ときどきありますね。 クラシック音楽を鑑賞するときにはマナーを守ろう。いや、そんな硬いこと言ってるから気軽に楽しめないんだ、...
地下鉄が多数交差する市ヶ谷は、ルート選択が多彩だ。東京の西寄りにずっとオフィスがあったので、あんまり使わなかった都営浅草線なんかにも、新宿線から接続できる。 先日強い雨の中、新橋方面に出かけることがあ...
仕事まわりがあわただしくなっているものの、演奏会は待ったなしでやってくる。海外出張やら、前職では長期の地方出張などがありながら、15年ぐらい欠席することなく演奏会に出ているのだから奇跡だ。 たとえ仕事...
ひょんなことから、東京のオペラの森2008のオペラ公演「エフゲニー・オネーギン」のゲネプロ、平たく言えば公開リハーサルを見ることができた。この公演は、4月13日から計4回、東京文化会館大ホールで行われ...
先日、とある演奏会プログラムの譜例作成を手伝って、ピアノ協奏曲の楽譜を入力した。自分が使っている楽譜入力ソフトは、MIDI出力もいちおうついているので、入力した楽譜はPCで手軽に演奏できる。もっとも、...
次回の演奏会曲目であるリヒャルト・シュトラウスの『死と変容』のCDを聴いている。今手元にあるのは、このほかに『ティル・オイレンシュピーゲル』などが入っている。 本来『死と変容』を聴くべきところだが、仕...
そういえば、先日の自社イベントは、いわゆる結婚式場を借りたのだが、普通はけっして気になることない、会話をじゃましないはずの小音量で流れるBGMが、個人的に極めて気になるという事態に遭遇した。そう、偶然...
1月は毎年忙しい。ニューイヤーコンサートというか、定期演奏会が必ず1月の2週目ぐらいに行われる。そしてたいていその後に、キックオフがあって本社に出張である。 かくして、出張準備から、がらりと意識を変え...
毎年大晦日、テレビ東京系列でクラシック音楽によるカウントダウンで年越しする東急ジルベスターコンサート。今年は、どうやらレスピーギの交響詩『ローマの松』より 《アッピア街道の松》 で年越しするらしい。 ...
次の演奏会に向け、ラフマニノフの交響曲第3番の練習が佳境に入っている。ラフマニノフといえば、ロマンチックな旋律。さぞかし練習も、甘い旋律でキモチイイだろうと思いきや、そうでもない。 実をいうと、ラフマ...
先日作成していたプロモビデオで、バックに流れる音楽については、ちょっと趣味の世界に走らせてもらった。ナレーションをじゃましないで、それなりにまとまる音楽。かつ著作権やら使用料の問題もクリアするとなると...
この旋律どっかで聴いたことあるな、というのは、よくあることだが、和声進行やリズム、オーケストレーションなど、総合的な雰囲気で、どっかで聴いたことある、というのは、なかなか思い出しにくいしろものである。...
ラフマニノフの交響曲第3番を練習している。交響曲も第2番のほうが有名だったりするが、ポピュラーなのはピアノ協奏曲のほうだろう。特にピアノ協奏曲の第2番は、アマチュアでもしばしば演奏する(自分も2回ほど...
今日はアーティキュレーションの話。 音楽ではしばしば対の表現を行う。強弱の対、音色の対、明暗の対などなど。スタッカートとレガートも、その典型的な対だ。レガートは、「論理上」では、音符の音価いっぱいに伸...
存在を忘れている楽譜というものがある。急に貸していた楽譜が返ってくると、懐かしさとともに、音を出してみたくなるものだ。バルトークのピアノ教育用の作品集に「ミクロコスモス」という全6巻ものがある。それの...
福田総理が総裁選に勝利した頃、テレビで彼の知られざるプロフィールを紹介していて、趣味はクラッシック音楽、特にベルリオーズが好き、と紹介されていた。その後、日経新聞の「春秋」欄でも、総理のクラシック好き...
サマーコンサートが終わってから、一気に仕事モードに突入して、冬の演奏会に向けた練習の端境期もあり音楽から離れた生活をしていた。丁度初見大会があったのだが、連休の谷間でもあり、参加できなかった。どうやら...
昨晩NHKのトップランナーという番組(25日の再放送)で、画家の山口晃氏がゲスト出演していた。山口晃氏といえば、ACの「江戸しぐさ」のマナー広告を覚えている人も多いだろう。日本画と精密画を合わせたよう...
明日はサマーコンサートの本番。本日は、最後の練習、いわゆるゲネプロである。 今回演奏する曲目は、ブリテンの「ピーター・グライムズより4つの海の間奏曲」、マーラーの「葬礼(交響曲第2番 第1楽章の第1稿...
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