開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

社会人オーケストラを続ける力と仕事のマネージ力

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今年のプライベートな抱負のとおり、前回の演奏会終了後、とりあえず毎日、たった5分間だけだとしても練習を継続している。実際、「継続は力なり」で、集中的に練習することがなくても、大曲に取り組む見通しはついてきた。

ところで、この「見通し」というところが、極めてビジネス的なんだな、と感じる昨今である。というのも、学生時代のオーケストラの友人で、現在まで社会人として生活しながら、なにがしかのオーケストラなどに所属して演奏活動を継続している、いわゆるオケサバイバーはそれほど多くない。そして、その多くは、仕事が忙しくなる中、異動や転勤、昇進などを機会に去っている。

実際、学生オーケストラは、学生の特権である有り余る時間を使って、存分に練習することで、とてつもない伸び白を持っている。しかし、卒業して就職してしまうと、オケ浪人になるか、どこかのOBオケや市民オケなどに勧誘されて、なんとなく学生の延長で演奏を続けることとなる。

ここからが試練なのだが、学生時代の余力を使って、それなりに演奏をするものの、一般的に実力は横ばいになる。なにしろ、学生時代とは練習量が格段に違うのだから当然だ。その後、仕事がどんどん忙しくなり、1ヶ月も2ヶ月も楽器を触らないような日々が続き、いよいよ演奏活動の継続が困難になってくるのだ。

実は、この頃、仕事側でしっかり成長していれば、単なる積み上げ式の仕事方法から、全体を掌握しスケジュール管理などができる仕事方式に転換できているはずだ。逆に、次第点でもいいから完成させる仕事術を会得していないと、山のような「作業」をこなすだけで忙しいという日々に陥って、演奏どころか、仕事も完遂できない。

仕事も忙しい、練習もできない。この時期がおそらく一番辛いのだろう。

かくして、そういう一時期を乗り越え、仕事と演奏活動を両立できるようになった連中は強い。当団でも40越えたオジサンがわりかしがんばっているのは、そのせいかもしれない。

Cb

こんな難しい曲弾けないよね、と思ったらほんとに弾けない。まずは、マイルストーンを定めて計画的に練習するのだ。もちろん、計画は予定通りにはいかない。適宜リカバリーを入れていき、最終的にカタチにする。言うのは簡単だが、これがイメージできると、練習計画が立体的に見える。これ、仕事とまったく同じかな、と思う。

両立ってできてしまえばたいしたことないのだけれど、仕事のウェイトが高まって両立に苦しんでいる時期の人には、アドバイスは難しいのかもしれない。あえて言うとすれば、「とにかく続けていようよ」かな。

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