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Ustream配信用にLiveShell.PROを入手してみた

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来週火曜、4月23日には、25回目となるエンバカデロ・デベロッパーキャンプを開催する。過去24回、東京、大阪、名古屋以外で開催したことはなく、遠方の方、仕事の都合などでご来場いただけない方に、どのようにイベントの情報を共有していただくかは、いつも課題となっていた。

資料ダウンロードビデオ公開などは、後日イベントで発表した情報を共有するのには役立つが、やはりライブ感という意味では、会場に足を運ばなくては分からないことが多い。それでも、「どんな感じなのか?」ということを、リアルタイムで知りたい場合に、ネットのライブ配信は役立つ。

そんなわけで、最近では、Ustreamを使ったライブ配信を全部のセッションではないにしても、行うようにしてきた。

しかし、Ustream配信というのは、なかなか手間のかかるものだ。

会場に設置した定点カメラで、単純に映像を流すだけであればそれほどではないが、会場のスピーカーに流れている音声を取り込んで、画像は別に、などとやると配線を考えなければならない。

特に、デベロッパーキャンプの場合、後日公開用のビデオ用のキャプチャも行っており、これとUstreamは、別回線になるのだ。

オペレーションを軽減するのと、PC経由でのUstream配信が、たまにダウンしてしまったりと、トラブルが多いので、Ustream配信専用の機材の導入を検討していたが、LiveShellという製品がよさそうだったので、購入して使ってみることにした。

こちらがそのLiveShell。

Liveshell1

初期設定をしてやると、ボタンを押すだけで、Ustream配信ができるようになる。

裏側はこんな感じ。

Liveshell2

入力はHDMI。購入したのはPROモデルで、こちらなら、黄色いビデオの入力端子もOK。配信は、有線または無線LAN。無線の場合、付属のUSBアダプタをつける。

配信コントロールは、リモートでも可能で、PCやスマホから操作できる。これであれば、2つの会場に設置して、ひとつの場所でコントロールするなんてこともできる。

ちなみに、今回の会場、ソラシティカンファレンスセンターは、最新の設備があり、スクリーンに投影されている映像をDVIで受け取れる。そこで、DVI-HDMI変換でLiveShellに取り込み、PCの画面をそのままUstream配信しようという計画だ。

ただ、残念ながらWebセミナーなどで見ている鮮明な画面とはならず、若干ぼやけた感じになる。スライドの文字ぐらいなら読めるが、デモ画面のコードとなると微妙だ。

配信チャンネルはこちら。本番に向けて、ときどき予告なくテスト放送があるかもしれない。

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