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えほん - たまがわ

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絵本を買いました。「日本の川 - たまがわ

多摩川を源流から河口まで、鳥瞰図的に描いたもの。加古里子の名作「かわ」を思わせる内容です。現実の川や都市によって、加古ワールドが復活してきたのはうれしい限りです。

絵本で気になったところを独断でいくつか。

ちかどうすいかん
おごうちダムからひかわはつでんしょまで、(ちかどうすいかん)と書かれた点線が描かれています。これは、最終的に水圧鉄管として山の中から出てくるようです。そういえばずいぶん昔にこの辺を歩いた記憶があります。

はむらのしゅすいぜき
玉川上水の取水堰の構造は、別に見開き2ページで描かれていました。玉川上水のその先も気になるところですが、残念ながら西武拝島線と交差するところまでです。

とどろきけいこく
等々力付近の都会の秘境や野毛の古墳なんかも描かれています。この辺、ほとんどタモリ倶楽部の世界です。

調布を越えて下流にいくと、昔懐かしい目蒲線沿線(現多摩川線)が描かれています。高校生の頃は、冬場にこの土手を走ってましたっけ。よく見ると、ゴマフアザラシのたまちゃんなんかも描かれていて、細かいところで楽しめます。絶対、大人向き。

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