シロクマ日報:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) シロクマ日報

決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

「社会」カテゴリーの投稿

ニューヨークに拠点を置くIMRSVという会社が、市販のウェブカムを使い、画像から来店客層の分析ができるというサービスCaraを始めたそうです。しかもその料金というのが、カメラ1台あたり$39.95/1...

プレディクティブ・アナリティクス(Predictive Analytics)。日本語では「予測分析」などと訳されている言葉で、文字通りこれから起きることを予測するための技術です。ご想像の通り、流行りの...

「アラブの春」や米大統領選挙の例を持ち出すまでもなく、インターネットを中心とした様々な情報技術によって、政治や社会運動の世界は大きく変わろうとしています。その流れに遅れるなとばかり、行政の分野でも「ガ...

ちょうど半年前に"Race Against the Machine"という本を紹介したことがありましたが、その邦訳書『機械との競争』がついに出版されました。良書なので改めてご紹介を。 機械との競争エリ...

あらゆる情報がデジタル化され、簡単に共有されるようになった現在。新しいモノや人々と知り合う形も、ずいぶんと様変わりしました。アマゾンにお勧めされた本をつい買ってしまう、フェイスブックで友人が紹介してい...

早川書房さまより、新刊の『トレーダーの生理学』をいただきました。ありがとうございます。ということで、いつものように簡単にご紹介と感想を。 トレーダーの生理学ジョン コーツ John Coates 小野...

筑摩書房さんから、伊藤昌亮氏の『デモのメディア論: 社会運動社会のゆくえ』をいただきました。ありがとうございます。というわけで、いつものようにご紹介と感想を少し。 デモのメディア論: 社会運動社会のゆ...

ある方にお勧めされ、『ドキュメント 戦争広告代理店』(文庫本版)を読んでみました。もともとは10年前の2002年に出版され、講談社ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞を受賞した作品ですから、いまさら...

『感染地図』や"Where Good Ideas Come From"などの著作で知られるスティーブン・ジョンソン氏の新刊"Future Perfect: The Case For Progress ...

ガレージで生まれたベンチャー企業が革命を起こし、それに対応できなかった大企業を葬り去ってゆく。多くのイノベーション理論で当然のように論じられている情景ですが、このシンプルな方程式は、現実においてどのよ...

流行ものに飛びつくなぁ、と囁く声が聞こえてきそうですが……最近メルマガがブームになっているということで、僕も始めさせていただくことになりました。タイトルは『シロクマノイズ』です: ■ 小林啓倫の『シロ...

テクノロジーの進歩によって、映像による娯楽を手に入れるのはごく簡単なことになりました。タブレット端末を通じて、好きな時間に米国の最新ドラマを観ることだって可能です。しかしそんな時代になっても、寝る間も...

他人のアイデアをコピーし、さらにはコピーしたものを提供して利益をあげる。それは倫理的に許されない行為であるだけでなく、オリジナルを生み出す努力を阻害するもの、つまり社会にとってマイナスになるものとして...

1分でも速く、1秒でも速く。とにかくスピードが求められる現代では、証券市場のHFT(High Frequency Trading、高頻度取引)のように、1秒以下の行動が勝敗を分けることすらあります。し...

監視と信頼 2012/08/27
僕も小さな娘を持つ父親として、子供の行動をどう見守ってゆくか――あるいは「監視」してゆくか、という点には非常に関心があります。しかしどの程度が適切なのか、このアプリを見て悩んでしまいました: ■ MA...

映画館でも、DVDでもなく、ネット上で先行上映を行う。そんな映画が登場し、成功を収めているとのこと: ■ Internet Releases Join Cineplexes (Wall Street ...

アップル等の大手メーカーに部品類を供給していることで知られ、時にその労働問題がクローズアップされる中国のフォックスコン(Foxconn)。労働者を搾取する企業の代名詞のように言われることもある同社です...

遅ればせながらお知らせです。Yahoo!Japanが開設したビジネスパーソン向けサイト「Yahoo!ニュースBUSINESS」に、記事を配信させていただくことになりました。 ■ ヤフー、ビジネスパーソ...

雑誌'WIRED'2012年7月号の特集はロボット。ということで紙面/サイト上で様々な角度から最近のロボット関連の話題が解説されているのですが、個人的に興味を惹かれたのは「いまの法律でどこまでロボット...

早川書房さまより『2033年 地図で読む未来世界』を頂戴しました。ありがとうございます。ということで、いつものように簡単にご紹介と感想を。 2033年 地図で読む未来世界ヴィルジニー・レッソン VIr...

日経BPさまより、『スタートアップ!―シリコンバレー流成功する自己実現の秘訣』を頂戴しました。ありがとうございます。というわけで、いつものようにご紹介と感想を少し。 スタートアップ! ― シリコンバレ...

2011年8月にイギリス各地で発生した暴動。暴徒たちは携帯電話とネットを駆使することで、烏合の衆であるにも関わらず迅速に行動することを可能にし、警察組織を圧倒しました。首都ロンドンで8月6日に投入され...

ソフトバンククリエイティブさまより、高広伯彦氏の『次世代コミュニケーションプランニング』をいただきました。ありがとうございます。というわけで、いつものようご紹介と感想を少し。 次世代コミュニケーション...

朝日新聞出版さまより、平和博さんの『朝日新聞記者のネット情報活用術』をいただきました。ありがとうございます。というわけで、いつものように簡単にご紹介と感想を。 本書のもととなったのは、雑誌『ジャーナリ...

史上初のビッグデータ大統領は、ビッグブラザーと化してしまうのか――いやぁ、これが言いたかっただけなのですが。ただし笑ってばかりもいられない話のようです: ■ Three Big Questions A...

お知らせです。3月12日(月)に行われるイベント「PUBLIC TALK #2[パブリック×ビッグデータ]」にて、株式会社ソーシャルカンパニー 代表取締役の市川裕康さんとご一緒に登壇させていただくこと...

早川書房さまより、2月23日に出版された本『人生の科学: 「無意識」があなたの一生を決める』をいただきました。ありがとうございます。というわけで、いつものようにご紹介と書評を少し。 いきなり「人生の科...

樋口さんの記事がはてブ界隈で議論されていたので少し。 ■ 日本の自殺 [「デマかもしれないけど、いい話だからシェアする」がダメな理由] (higuchi.com blog) まず始めに、樋口さんが訴え...

WIRED誌の紹介記事がきっかけで、Robert Neuwirth氏の'Stealth of Nations: The Global Rise of the Informal Economy'を購入。...

昨年6月、GoogleがFacebookに対抗するソーシャルサービスとして鳴り物入りで発表した「Google+」。そのGoogle+の設計に中心的な役割で携わりながら、Facebookに転籍して話題に...

ネットであらゆる情報が公開され、人と情報とが文字通りネットワークを形成する時代。その中で「知識」という存在はどのように変化してゆくのか――と書くと、先日ご紹介したデビッド・ワインバーガー氏の新刊"To...

インドではいま、国民一人ひとりに対して生体情報をベースにした固有ID(Unique Identity, UID)を発行するプロジェクト"AADHAAR"が進められています。その状況と未来像についてまと...

今年は米大統領選挙の年ということで、徐々に各種メディアでの扱いが大きくなりつつありますが、意外なキーワードと結びついた記事がBBCのサイトに: ■ Can online gaming influenc...

年末年始で積ん読モードを解消中です。読書感想文が多くなってしまうと思いますがご容赦を。 で、今回は『IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト: 人工知能はクイズ王の夢をみる』です。著者のスティーヴン・ベ...

今年8月に英国で発生した暴動。ツイッターやブラックベリーなどが暴徒を組織化したとして糾弾されたのが記憶に新しいところですが(参考記事1・参考記事2)、実際のところ、こうしたテクノロジーがどこまで影響を...

「そのためのアプリがあります」――かつてはジョークで使われることが多かった、この"App for that"というフレーズ(こんなギャグサイトも登場しています)。最近では冗談のつもりが冗談では終わらな...

以前ご紹介したジェフ・ジャービス氏の新著"Public Parts"が早くも邦訳され、『パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよ』として出版されています。公に公開されている部分、つまり「パブリック...

ビッグデータに関する短い電子書籍を書かせていただいたのですが、公開して3日で900ダウンロードと、改めて「ビッグデータ」という言葉に対する注目度の高さを感じています。一方で関係者の方々と会話をしていて...

宗教とIT。正反対の存在のように見えて、実は密接に関わっている例が少なくないのですが、先日もこんなアプリが登場しているのをニュースで知りました: ■ Ignio | The only iPhone a...

CIOからCDOへ 2011/11/04
2011年9月。ニューヨークで開催された"Strata Summit 2011"で、ニールセンの関係者が面白い講演を行っています。内容はTwitterを分析し、テレビ番組の視聴率&反応調査に使うという...

お知らせです。ITmediaオルタナティブ・ブログでご一緒させていただいている藤井正隆さんにお招きいただき、今週の金曜日、10月28日に開催されるセミナーで講師をさせていただくことになりました。詳しい...

ブログBuzzMachineや"Dell Hell"騒動で有名な、という紹介が正しいのかどうかは分かりませんが、ジェフ・ジャービス氏の新刊が発売されました。今回のタイトルは"Public Parts:...

2009年6月――イランで反大統領派による抗議活動が発生し、その中でTwitterによる情報発信が注目された結果、ヒラリー・クリントン国務長官によりTwitterのメンテナンス時間に注文がつけられると...

お知らせです。10月15日(土)札幌・北海道大学で開催される情報ネットワーク法学会第11回研究大会第2分科会・オープンセッション「大震災とソーシャルメディア:その意義と課題」に参加させていただくことに...

いまやウェブサービスには欠かせない存在となった、協調フィルタリングとそれに基づくリコメンデーション/パーソナライゼーション。その功罪(どちらかと言うと罪の方)を考察した"The Filter Bubb...

先日「ソーシャルメディアを通じてデマを流した者をテロ罪で起訴できる」という法律がメキシコ東部のベラクルス州で成立しました。日本でも報じられたのでご存知の方も多いと思いますが、「デマでテロ罪」という過剰...

来年は米大統領選挙の年。ということで、最近日本にも関連ニュースが伝えられるようになってきていますが、どうやら現職のオバマ大統領は旗色が悪いようです。それは多分に現在の政治・経済状況が悪いという側面もあ...

警察官の仕事を追いかける「警察24時」という番組(ジャンル)がありますが、ダダ漏れなどという行為が普通に行えるようになった時代、何もマスメディアに頼らなくても「警察24時」的な情報発信ができるのではな...

ちょっと夏休みをいただいて、暖かい場所で骨休めしてまいりました。しかし何もしないのも何となく気持ちが悪い……という貧乏性で読み進めていたのがこの本です。 ティム・ハーフォードといえば、日本でも著書(『...

英国の暴動に端を発した「暴徒を抑えるために携帯電話やソーシャルメディアを使えないようにする」という発想は、海を渡って米サンフランシスコにも飛び火していますが、果たして一般市民のコミュニケーション手段を...

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プロフィール

小林啓倫

小林啓倫

株式会社日立コンサルティングの経営コンサルタント。WEBサービスの企画・運営、新規事業の立案などに携わる。個人でPOLAR BEAR BLOGも執筆中。

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