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キャラもブログを書く時代

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世界で最も多いのは日本語ブログというほど、日本でブログは一般的な存在になりました。芸能人から農家まで、小学生からお年寄りまで、もはや誰がブログを開設していても驚きはないのですが、意外な「人々」までブログを書く時代が来ているようです:

40周年「リカちゃん」がブロガーに 世界1人旅をつづる (ITmedia News)

日本一有名な小学5年生・香山リカちゃんが、一人で(!)海外を旅行する様子をつづる「リカ旅ブログ」がスタートしたそうです。日本を発つのは4月14日ということで、現時点では2つのエントリしかないのですが、フランス・イタリア・アメリカ・ケニヤなどの国々を訪問する予定とのこと。リカちゃん40周年記念とはいえ、中の人も大変ですね。

※「中の人」などいない!という方、この先を読むのはお控え下さい。

そう、この手の「キャラクター・ブログ(実在しない架空の人格やキャラクターが作者となるブログ)」って、普通のビジネスブログよりもさらに難しいものではないでしょうか。ただでさえ炎上のリスクがあるのに、キャラクターブログでは、既に世間がそのキャラクターに対して抱いているイメージ・期待している姿というものを壊さないようにしなければなりません。またブログであるからには、これまでキャラクター達が直面したことのない「ユーザーからのダイレクトな反応」というものにも備える必要があります。残念ながらリカ旅ブログでは、コメント/トラックバックを受け付けない設定になっていますが、中の人の負荷を減らすためにやむを得ない措置でしょう。

しかし懸念があるからといって、キャラクターにブログを書かせなくて良いという時代ではありません。ブログがウェブ上での重要なメディアであることは明らかですし、最近ではこんな成功例も出ています:

ガチャピン日記

ご存知、フジテレビの子供向けキャラクター「ガチャピン」のブログ。このブログではコメントをオープンにしているのですが、一読して分かる通り、平和的なコメントで溢れています。みな「一緒にガチャピンというキャラクターで遊ぼう!」という態度で接していて、「中の人出て来い」的なコメントはほとんど見られません。このような成功例が増えてくれば、いまの芸能人ブログのように、各社がキャラクターブログに力を入れざるを得ない状況が生まれてくるのではないでしょうか。

仮にそんな時代になったら、「キャラクターブログ用ゴーストライター」なんて仕事が生まれるかもしれませんね。そのキャラクターの設定や生い立ちといった「内面」と、人々が抱いているイメージという「外面」の両方を理解した上で、人々を納得させるような文章を書くことができ、さらにWEB2.0時代におけるユーザーとの交流というものを理解している人物 -- そんなスキルをもった人や組織って、意外とひっぱりだこになるのかも。

Comment(3)

コメント

mozuku

ガチャピン日記のコメントについては、「コメントを書く」の先に行けば書いてありますが、「投稿されたコメントは承認されるまでは表示されません。」ということで、スタッフによるフィルタリングが行われていますので、批判的な書込みが無いかどうかは判断できません。まさに、「自分で使ってみればいいのに。」:P
まぁそれでも好意的で平和なコメントが、毎回あれだけ付くのだから、その人気は確かなのですが。

mozuku さん、コメントありがとうございます。
コメントは承認制だったのですね。まったく気づいていませんでした。(まさしく「自分で使ってみればいいのに」の繰り返しですね。反省します。)
仰る通り、フィルタされてるとはいえ好意的なコメントが毎回、大量につくのは見ていて驚かされます。それがガチャピンというキャラクターの性格によるものなのか、運営者の手腕が良いのか、研究してみたいところです。

営者の手腕が良いのか、研究してみたいところで

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