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このブログはアイティメディア株式会社のブログサイト「オルタナティブ・ブログ」で運営しています。

アイティメディア株式会社運営サイト

2008/07/24

私のブログは「自己主張がなく人にあまり影響を与えない一般的な女性」??

休刊中だが、「ブログ通信簿の結果は平均3でした」(平凡でもフルーツでもなく、、、)を見て、いても立ってもいられず、この昼休みに私も「けんじろうとコラボろう」の通信簿を見てみた。

 結果は、以下だった。 ブログの内容が平均47歳向けだというのは、うなずける。

性別: え、女性? 言葉遣いが女性っぽいというのだ。うーんどうだろう。

主張度: 意見や感情をどれぐらい書いているかが主張度なのだが、意見や感情がブログの記事にほとんど無いようだ。 

気楽度: 文章がポジティブかネガティブかで判断されているそうだ。 ちょっとポジティブって感じ。 ふーん。

影響度: 私の記事がどれぐらい、他のブログで引用されているかだが、かなり引用されている方だと思っていたが、意外にも少ない。

通知欄: 「もっと目立ってもいい」え?いいの? 「プロデューサーを目指して」って、プロデューサーってなんだ?Tushinbo_yoshidaimg_3

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けんじろう

2008/07/14

「セカンドライフ」を利用した社内全体会議でスピーチしてみた ~会場に入れない!

 先週、事業部全体の社内会議があり、そこで話す機会があった。

 まず、セカンドライフにログイン後、「IBM Business Center」を検索して、会場に瞬間移動した。セカンドライフ内のURL→ http://slurl.com/secondlife/IBM%20Business%20Center/84/16/26

 会場となったセカンドライフ内の「IBM Business Center」であるが、通常は、お客様の問い合わせや商談などを、美女二人がコンシェルジュとして日本語で対応(平日9:00から17:00)しており、イベントやセミナー、情報提供、学生への説明会などにも利用されている。 下の写真を見ると「なに人?」って感じだが、コンシェルジェの二人とセンター長のマスジンさんだ。

 さっそく会場の中に入ろうとしたが、バリヤーが張ってあっり入ることが出来ない。 事前手続きをしていなかったのが失敗だった。 裏にまわってみたり、空高く飛んで、入られるところを探してみたが、完璧なバリヤーだ。

 間もなく会が始まった。 副社長のスピーチが終わり、事業部長である理事の戦略説明や表彰が始まった。理事の次が私の出番である。

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けんじろう

2008/06/19

私の学校裏サイト記事を茶化した(disった)「はてなブロガー有村さん」の記事にコメントしてみた

 「はてなブロガー」と「はてブコメント」を書いていた人たちと、とても良いコミュニケーションが出来たので紹介しておきたい。

 「学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた」からの3つの投稿を終わって、はてなブックマーク一覧を見ていると、「学校裏サイトのいじめ解決が実はマッチョの成功体験、、」というブログ記事を見かけた。 そして、そのブログ記事には150以上のはてなブックマーク(はてブ)がついていた。

<ブロガーの人となりを確認してみる>

 ブログは、記事を見るとある程度、人間性がわかると思い、いくつかの記事を覗いてみた。 

 実際に見てみると、

猛烈に長い文章を短時間で書く能力があり、

複雑なものを体系的に整理でき、

かつ、絵が上手な

アニメオタクである

ことがわかった。

 以下のリンク先のページの最初と記事の合間にある絵は、本人が書いたものである。 周りを少し気にしてから、一気に各ページの下の方まで見てほしい。(その時の私の衝撃がわかるだろう)

「ゾーニング考」 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080603/1212481269

「二次元だから」レ○プ○辱します、ダンコーガイさん! http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080420/1208707142

「俺にだって……勇気を出したことくらい……ある……」 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080318/1205878374

「キモいよぉ! キモいうえにウザいよちょっと!!」http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080424/1209044744

 アニメやりに東大に入って、フリーで頑張っている彼は、日頃、マッチョな私には付き合いのない人種であることは明らかだった。

<有村氏のブログでの記事を読む>

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けんじろう

2008/05/21

娘を攻撃した学校裏サイトでの「いじめ」が解決した~子供のネット規制は禁酒法時代の二の舞か?

学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた」と「娘を攻撃する学校裏サイトに親としてメッセージを書いた結末」の続きである。

 投稿が遅くなりました。木、金はお客様と飲み会でお泊りとなり、土曜日の午前は管理組合(理事長やってます)、午後は我が家の女子高生のショッピングに連れ回され、日曜日は息子とリレーマラソン、、。言い訳はこれぐらいにして続けよう。

------------------------------------------------------------------

 この問題が他の裏サイトに転移していないかが不安になり、他の学校裏サイトへの転移をチェックすることにした。

 映画やドラマであれば、「ハリウッド的「すべらない映画」8つのポイント」で書いたように、さらなるどんでん返しがあるところだが、

現実の世界は淡々と進む。

<他の学校裏サイトでの書き込みを探す>

 Google、Gooなどで”学校名、娘の名前、ニックネーム、部活動、裏サイト、2ちゃん”など関係しそうなキーワードで検索し、それらのサイトおよび、そこにある他の掲示板のコメントなどを丹念に見てまわった。

 気になるページは、

「はてなブックマーク」にコメント付きで登録しておき(後に先生や他の親御さんとの情報共有に役立った)、

フィードに対応しているサイトではRSSリーダーを設定、

同様のキーワードで書込みが行われたのを察知するためにGoogleアラートも設定

した。

<いくつかの転移を発見>

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けんじろう

2008/05/15

娘を攻撃する学校裏サイトに親としてメッセージを書いた結末

昨日の「学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた」の続きである。(以前書いた記事が「真夜中のラブレター」状態だったので編集に手間取っている) 

 メールの次に考えたのは、掲示板の管理人に連絡して、誹謗中傷の書込みを消させることである。

<管理人に対して書き込みの消去を依頼しても意味がない>

 期待してはいなかったが、この掲示板の管理人(?)に対して、このような書き込みを削除するように依頼しようと思った。 しかし、娘の話によると掲示板の管理人は、その学校の生徒であることも多く、その管理人が中傷記事を書いている例もあるそうだ。 また、仮にコメントを消してくれたとしても、「消した」という事実が反発を招き、新たなコメントが書き込まれることになる。 そして、この掲示板意外でも次々と誹謗中傷記事が広がっていくので、削除は逆効果なのだ。

 確かに以前、PC-VANやNiftyでこの手のトラブルが起きた時に、議長がメッセージを消してさらに大きな問題になったことがあった。

 これらの「いじめ」に対しては、無視して沈静化を待つ方法もあるのだが、どうも、私の性分に合わない。 良し悪しではなく我慢できないのだ。 正々堂々と裏サイトに正面から入って、自分の意思を皆に知ってもらい、協力してもらうことが重要であると思った。

<IT会社に務めるお父さんとしてメッセージを学校裏サイトに書いてみる>

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けんじろう

2008/04/25

社内SNSのコミュニティは癒しの場で終わらせず「イニシアチブ」へ発展させろ - 社内SNSを価値あるものへ

 日本の企業ではあまり馴染がないだろうが、欧米の経営者やマネージャーが、企業文化の変革、リエンジニアリング、画期的な商品・新ビジネスモデル・事業の立ち上げ、全社にまたがるプロセスや取引先とのバリューチェーンの改革を行うときに「イニシアチブ」を立ち上げることが多い。

 また、ITの先進技術や環境、ボランティアの分野、経済政策の分野でも多くのイニシアチブがはしっている。 日本のボランティア活動だと、骨髄バンクを作るために、一般のボランティアが東奔西走し、省庁まで説得した活動はまさしくイニシアチブといえる。

<イニシアチブとは>

 イニシアチブとは、一般に、

・今までになかった革新的な新時代のビジョンへのチャレンジ

・根本的な問題の改革

・先進的、革新的な技術

・理念の明確化、政策提案、啓蒙

・先進技術やボランティア活動、パラダイムシフトを起こすような研究テーマ

の推進の為に、組織や役所に関係なく志を一つにした人が集まり、指導力を発揮していく推進チーム・機関、または、志を一つにした人たちが作った影響力のある、イノベーティブな提案・提言、戦略・施策、啓蒙・推進活動のことを指す。

 これらに従い、これらのリーダーシップに従って全員で改革を実現して欲しい(命令ではない)という意味合いから、○○○・イニシアチブと名づけるのだ。

 IBM崩壊の危機を救ったガースナーが6つのコアイニシアチブと5つの実行イニシアチブを立ち上げて、V字回復を果たしたのは有名な話である。 トップダウンでやらせても企業文化は変らないため、委員会やプロジェクトチームを使わずにイニシアチブという手段を使ったのだ。

 私も2月に二つのイニシアチブを立ち上げたが、IBMの中では、その人のポジションや本来の仕事の内容に関係なく様々なイノベーションのために、部門横断のメンバーによるイニシアチブが走っている。

<イニシアチブ・チームの活動>

 イニシアチブチームは、

・大きな権限を持って命令することはできない。ビジョン、目標、成功のイメージを伝え、共感してもらい、協力者を増やしていく。

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けんじろう

2008/04/08

ミクシーより社内SNSなのか?

 ある製造業のお客様と飲んでいて、連れられてきた若い女性が「ミクシーより社内SNSの方が気楽でいい。もうミクシーはやめました」と言っていた。

理由は、

・ミクシーで日記を書いていても、めったにコメントがない。たまにあっても嘘っぽい儲け話だったりする。

・外のSNSだと、なんとなく危険な感じがして安心できないが、社内だとオープンに悪いことをするはずがないので安心。

・社内だと知人や友達がすぐに心のこもったコメントくれる。

・日記を書くときも、社内なら知らない人が見るわけではないから書きやすい。

・社内では似たような環境、境遇にいる同様の日記を見ることがあり、コメントやメッセージのやりとりも「暗黙の了解」みたいなものが存在して意思疎通しやすい。

というようなものだった。(かなり飲んでいたので正確ではないが)

 先週、社内SNSを導入している別な会社との懇親会で、やはり若い女性に聞いてみた。 彼女も同じ意見だそうだ。

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けんじろう

2008/03/25

「世界一有名なコーヒーポット」から15年

 NTT Communicationsから「るす番モニター」という商品(サービス)が登場した。 月々315円で自宅の様子や部屋の中のペット様子などを会社から見られるというものだ。

 Webカメラで映し出される画像や映像をWeb配信することは昔から行われており、塾やスイミングスクール、幼稚園・保育園などの様子が、会社からも見られるということで好評を博している。 今回の「るす番モニター」の凄いのはその安さだろう。 家庭に限らず様々な場面で利用されることを期待したい。

 さて、これらの元祖が15、6年前に話題になった「世界一有名なコーヒーポット」である。 イギリス ケンブリッジ大学のコンピュータ研究室にあるコーヒーメーカー(The Trojan Room Coffee Machine)のコーヒーの残量画像をWebサイトからインターネットを通じて、ほぼリアルタイムに世界に配信していたものである。

Coffee これは、大学の研究員がコーヒーを飲むためにポットのところに行ったら、コーヒーがたまっていなかったということが何回かあったことから、冗談半分にWebに接続したカメラを設置したものであった。

 パソコン通信など無手順TTY、VT100による文字ベースに慣れていた私たちは、地球の裏側で起きていることが画像でリアルタイムで見られることに、新しい時代の到来を感じた。

 世界中の人たちが

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けんじろう

2008/03/21

オプトイン型SNS「Beehive」追加情報

 先週、オプトイン型SNS「Beehive」について簡単に紹介したが、「可能な範囲で画面イメージがなどの情報も欲しい」という要望が来たので掲載する。

 くれぐれも、日の目を見るかどうかわからないものなので、一企業の事例として皆様の会社の中でのソーシャルネットワークの検討の参考としてのみご利用いただきたい。

<ホームページ>

Beehive_4  様々な社員と「人」中心に情報を共有していくサービスが用意されている。

 上部には、プロフィール、人、写真、リスト、イベントサービスに行くためのボタンがあり、そこから様々な情報やコミュニティの情報を確認し、アクションが行える。

左側には自分(あるいはアクセスした相手)のプロフィールが表示されていて、この人にどれだけの人が関係を持っているかも表されている。

 それぞれの人が気になった写真が登録され、それを中心に様々な意見交換が行われる。

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けんじろう

2008/03/07

Web2.0&オープン化の最新技術情報がIBMの先進技術エバンジェリストの口から生で、無料で、渋谷であるよー!

 Web2.0、オープンをテーマに夜の渋谷(18:45~20:45。受付 18:30)でIBMの技術系ソフトウエア・エバンジェリストによる無料の技術セッションを行うことにした。 IBMとしてオープンソース、Web2.0、XMLなどの普及に貢献することと、これらに対するIBMの具体的な取り組みを紹介することが目的だ。 興味のある方は来て欲しい。 私も現地にいる予定だ。

3月19日(水)「続々登場するWeb 2.0の新しい企業利用」 

米持 幸寿 IBMソフトウェア・エバンジェリスト(オープンテクノロジー、先進技術、Web2.0)

3月28日(金)「Web2.0からSOAへ!?アジャイル開発を実現するWebアプリケーション・プラットフォーム - Project Zeroのご紹介」

樽澤 広亨 IBMソフトウェア・エバンジェリスト(Web Oriented Architecture/Project Zero/Java EE/WebSphere)

4月4日(金)「ウェブを変える10の破壊的トレンド」

渡辺 弘美様(経済産業省商務情報政策局医療・福祉機器産業室長)(招待講演)

<セッション紹介と申込>

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けんじろう

2008/02/28

Lotus DominoはEnterprise 2.0の夢を見るか

 Lotusphere2008でのLotus Notes / Dominoの方向性のメッセージからすると、Web2.0(文化、技術、活用環境)の企業情報システムへの適用「Enterprise 2.0」をLotus Notes/ Dominoを中心に展開しようとしていることは明らかだ。

 さて、ではDominoにどの程度の実力があるのだろうか? Domino8(一部8.5)では以下のWeb2.0的機能の提供を予定している。

・Dominoサーバー上のNotes DBをRSSフィード対応とNotesクライアントへのRSSリーダー機能の統合

 NotesDBが社内に散在しているNotesユーザーには大変便利だ。社内外のWebサイトの情報と共にNotesDBの更新情報が送られてくるため、いちいちDBを開いて見に行く手間がなくなる。

・ブログ・テンプレートを利用した個人・チームブログ

 ブログの機能としては決して高くはないが、カスタマイズ性が高いことを考えれば業務や様々なコミュニケーションツールと連携させた新しいブログコミュニケーションに広げていけるだろう。また、Lotus Connectionsとその関連サービスを組み合わせ企業情報システムとして有効なSNSとして利用していくことも出来る。

・My WidgetsとLive Textを利用したコンポーネット利用とWebサービス連携

 いかにもWeb2.0といったユーザー・エクスペリエンスを提供してくれる。 Googleガジェットの組み込みが可能で、同時にNotesのViewやWebページ、RSSFeedも取り込み可能である。また、Live Textは、メールの内容を解釈して、関連するプラグインを  自動的に呼び出すことができる。My Widgets との連携もスムーズで、見た目にはNotesであることが信じられない。

 様々なコンポーネントの活用や各種サービスとの連携はエンドユーザーコンピューティングを復活させてくれるのではないかと期待させられる。

・AJax化されリッチ&軽快になったDomino Web Access8 の利用

 ヘビー・ユーザーはLotus Notes 8 スタンダードが基本だが、Web2.0型のユーザー・エクスペリエンスニーズを考えれば、充分(すぎる)ではないだろうか。 LITE版での軽快な利用環境は価値が高い。

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けんじろう

2008/02/06

本日2月6日は「ブログの日」です。 だから、、、投稿しよう。

 今日、2月6日は2(ふ)6(ろく)ということで、「付録の日」、いや「風呂の日」、、、ではなく「ブログの日」だ。

 普通、○○の日というと「何かを食べよう」とか、「何かを大切にしよう」という話になるのだが、「ブログの日」と言われてもどうしようか考えてしまう。 というわけで、今日は私は、このブログへの投稿予定は無かったのだが、「ブログの日」をネタに投稿することにした。

ちなみに今日は、

アップルコンピューターでApple、AppleⅡを作った「ウォズの魔法使い」がAppleⅡの販売方針に関するアップル社との意見の相違が原因で退社した日で、

ミューツー(ポケモン)とアンパンマンの誕生日で、

ブラックホールという私のような頭の悪いものには理解できないものが見つかった日で、

”26”(ふろ)の語呂合わせから、愛知県では「抹茶の日」(お茶の湯をわかす”風炉”より)で、

なぜか、「海苔の日」で、

ベトナム戦争でアメリカが森林への枯れ葉剤空中撒布を開始した悲しい日で、

札幌五輪のジャンプで、笠谷などの日本人選手が表彰台を独占して驚いた日

なのだ。

 ブログの日だから何か書くといっても、書くことはないが、せっかくの「ブログの日」なので、ブログの更新が滞っている方はこれを機会に投稿してみてはいかがだろうか?

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けんじろう

2008/01/21

iPhone, iPodで動くLotus Notes 登場!? ~Lotusphere 2008 Orlandoより~

 本日の朝(こちらは深夜2時)に発表されると思われるものの中で、若い記者の間で話題になっているのが、iPhone,iPod対応版ネイティブNotesである。

 Lotus最新情報 ~Lotusphere 2008 Orlandoより~で④に上げたが、日本の携帯電話、携帯端末市場では、それほど大きなインパクトを与えないかもしれないが、海外では、他の携帯端末よりもビジネス利用で弱いと言われているiPhoneがNotesに対応することで、iPhoneの企業利用が活発になるのではないかと言われているからだ。 また、これが本当に発表されれば、SmartPhoneの市場に大きな影響を与えそうだ。

また、

アップルのiPhoneが日本に上陸することは・・『ビジネス2.0』の視点

にあるように、日本でもiPhone上陸の機運が高まっている。

 携帯電話に加え、Lotus NotesがBlackBerry、Windows Mobile、iPhoneという3種類全ての選択肢に対応できるようになることで、日本の携帯電話、携帯端末のビジネス利用にも拍車がかかることを期待している。

<メディア各社の関連記事>

ITmedia 「IBMとAppleが手を組み、Microsoftに対抗」(本日記事になっていたので急遽追加)

COMPUTER WORLD 「Lotus Notes、iPhoneにネーティブ対応か」

eWeek.com 「IBM, Apple Team to Take on Microsoft」

The Unofficial Apple Weblog (TUAW)「Lotus Notes on the iPhone」

Triangle Business Journal「IBM plans Lotus Notes for Apple iPhone, iPod」

the ipod observer「IBM to Bring Lotus Notes to iPhone, iPod touch, and Mac」

Mobile's World 「iPhone のためのLotus Notes」(画面イメージあり)

PCW Business Center 「Lotus Notes for iPhone, iPod Touch」(2007年記事)

<当ブログの関連記事>

PSP(プレイステーション・ポータブル)から無線LANでNotesを使う!?

Mactintosh 版Lotus Notes 8.5 ベーター版プログラム開始 ~Lotusphere 2008 Orlandoより~

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けんじろう

2007/12/27

ソーシャルネットワークの最新研究成果(アンカートラックバックとアクティビティ・スレッド表示)

 先日、企業SNS,ブログで人の関係を可視化するソリューションを紹介したが、あらたにIBMのソーシャルネットワーク研究コミュニティ内(KM研究コミュニティとも一部重複)で行われた成果発表を聞いたので、公開の許可が得られているもの(USのカンファレンスなどで公開済)を順次ご紹介したい。

 今回はアンカートラックバック(仮称)とアクティビティ・スレッド表示(一般名称)を簡単に紹介する。 それぞれの機能(規格)が生まれた背景と活用例に関しても説明があったが、文書量の関係から今回は割愛する。

①アンカートラックバック(アンカーリンク)

 これは、リンクとトラックバックのメリットを組み合わせたようなものだ。

・自分のページにどこからリンクが張られているか知りたい

・自分の文書からどこにトラックバックしているかを表示したい

・Webページ(文書)単位ではなく、リンク先もリンク元も文字列単位でリンク/トラックバックを送信、表示したい

・ブログの投稿だけでなく、日々利用するメール、チャット、オフィス文書、プロセス(承認時のやり取り)も関連付けて利用したい

というニーズに対応したものだ。

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けんじろう

2007/12/21

企業SNS,ブログで人の関係を可視化するソリューション

 昨日、ITmediaの「IBM、ソーシャルネットワーク可視化「Atlas」をリリース」をはじめ、5つのWebメディアから「Atlas for Lotus Connections」に関する記事が掲載された。 問い合わせが多いので、ここで簡単にご紹介しておきたい。

 この製品はSNS、ブログ、コミュニティにおいて、タグ付けなどを解析して、従業員のつながりを可視化して表示するものだ。

Atlas_search_result_page_2  特定のテーマやプロジェクトに関係する同僚や専門家、中心人物などを「可視化」したり、自分がコンタクトしたい(あるいは、するべき)従業員に対して、誰を、どのように経由してコンタクトするのがもっともスムーズであるかをガイドしてくれるなど、組織単位やマネージャー経由でのチームワークではなく、必要な従業員が必要な人と柔軟にチームを組んで活動していくためのソリューションである。

 例えば、

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けんじろう

2007/11/26

企業内ブログ/SNSという視点での「mixi」と「Lotus Connecitons」「Lotus Quickr」の基本的な違い

 私は「mixi(ミクシィ)」と「Wizli」という二つのSNSに入っている。

 「Wizli」は比較的高い地位にいるビジネスパーソンを対象にしていることから、ビジネス面での様々な人との情報交換を目的として利用し、「mixi(ミクシィ)」は”一般的な日本のSNS”を知るためには不可欠と考え、Wizliの会員と長女からの招待で参加した。 当然ながら、いずれも実名である。

 Wizliのコミュニティで同業、他業種のビジネスマンと交流(飲み会)することも定例化し、mixiでは、地元の参加者とのコミュニケーションや学校の同級生(先週末に25年ぶりの同窓会があった)を探すなどに利用している。

<利用者から見た日本のSNSの構成要素>

 以前に「What's SNSを図で表現すると」で掲載したが、利用者の視点から見た日本の一般的なSNSの構成要素は以下のようになる。(以前より若干ブラッシュアップした)

Sns_5

 これは国産の企業内SNS製品と同様の構成要素であり、人と人との「コミュニケーション」強化には最適なものとなっている。

<Lotus Quickr/Connections>

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けんじろう

2007/11/13

イノベーションのための企業ブログ/SNS

 アメリカとイギリスの企業が事業、サービス、商品のイノベーションを目的として構築した企業ブログ/SNSの事例が届いた。 膨大な量のプレゼンテーションと資料なのだが、一部を要約して紹介する。(つたない英訳で失礼)

<導入目的>

・早い市場環境の変化、短い技術革新サイクル、ロングテールに代表される市場ニーズの多様化への対応

・社員、取引先、お客様、スポンサーとの日常的なコラボレーション強化によるイノベイティブな新商品・サービスアイデアの創出

・新製品・サービスのコンセプトに対するフィードバックを素早く得て、プロトタイプを迅速に商品化することによる商品化までの時間の短縮

・アイディアに対して特別な力を持つパートナーと協同で商品化することによる。継続的なパートナーシップによるビジネス推進

・必要な技術を探し出し、品質を高めるためのサイクルタイム、経費の低減

<イノベーティブな商品・サービスを生み出し、育てるサイクル>

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けんじろう

2007/11/09

企業内SNS/ブログはマイノリティが牽引

 先月の後半、数万人、数千人、数百人の3企業におけるブログ/SNS活用事例を聴いた。 その話を整理してみると、以下の3つが企業内で有効に活用されているようだ。

1.イントラネット情報発信サイトの代替・補完

2.ロングテール情報の活用と人をバスにした宝探し

3.マイノリティのコミュニティ

その中でも、「3」のマイノリティのコミュニティに関しては興味深かった。

3社の内の1社は「マイノリティーズ」というSNSを社内に立てている。

 SNSを導入して2年たち、発足当初、盛んに書込みが行われていたコミュニティも、徐々にアクティブユーザーが減少していったが、このマイノリティのコミュニティだけは安定して活発さを維持しているそうだ。

 このマイノリティが企業内ブログ/SNSの活用を牽引していると言ってもいいほどだ。 マイノリティのコミュニティとは何かと言うと、、

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けんじろう

2007/10/31

部長がやらなくてはならない7つの仕事と能力~意思決定の伝承が文化を作る

「うちの部長は会議して部の売上げを経営陣に報告しているだけで、会社の業績に全然貢献していない」という声を社員から聞くことが多い。 また、「あなたの会社の部長の仕事は何?」と質問して理路整然と説明できる部長や人事担当者は、実は非常に少ない。実際に部長と話をしても明確でない場合が多いようだ。

 部長は社員や経営者層から見えないところで非常に大きな役割を果たしている。

 部長の仕事(与えられているミッションによって異なるが)を知ることで、部下の上司への理解が深まり、部下と部長の間のコミュニケーションが良くなり、部長になるために自分がどのようなノウハウを習得しなくてはならないかもわかるだろう。

 また、企業内SNSがどのように部長の仕事を支援できるのかもみえてくる。

<一般的な部長(マネージャー)の仕事とは?>

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けんじろう

2007/10/26

タバコ部屋時代より以前も生きたコミュニティがあった

「実践!SixDegree」で「タバコ部屋以前って・・・?」という面白い視点の記事があったので、当時を知るものとしてコラボってみたい。

 「タバコ部屋」という話がSNSの効果の話で良く出るが、私は疑問を持っている。

 タバコを吸わない人も様々な形でコミュニケーションをとってきたし、タバコをを吸う人が少ない懸命な今の若者にとっては「タバコ部屋は素晴らしかった」と昔のことを言われてもピンと来ないだろう。

 そもそも、オフィスでタバコを吸えたり、タバコ部屋なんていう贅沢なものがあった時代を知らない人も多いのではないだろうか?

 上田さんが書かれている「タバコ部屋以前って・・・?」を思い出してみると、以下のようなものがあったのではないか?

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けんじろう

2007/10/17

「ブログを書くモチベーション」と「社内ブログを書かない理由」

前回書いた”「ブログを書く」は間違っていない”での若者の意見の続きであるが、一般的なブログと社内ブログの使い方について聞いた。

 前回の話は、

 「ブログ」とは、もともと「Webログ」。つまり、Web上に自分のログ(記録)を書いているもの。 個人が記録として残しておきたい出来事、気づき、悩みを単に書き留めておくこと。 誰かに決められた目的や誰かに使ってもらうためではないから書いた内容についてとやかく言われる筋合いも無いし、だからこそ自由に書ける。

 というものだった。

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けんじろう

2007/10/16

What's SNSを図で表現すると

 IS部長とそのメンバーに企業内ブログ、SNSとは何かを説明する機会があり、説明を補助する図を作ってもらったので紹介しておこう。 ご意見、アドバイスあればぜひいただきたい。

 現在、販売されているSNS、ブログと言われている製品の実際の機能、関係を表現しようと試みたものである。

Sns

 

  

この図の左側がブログである。 左側が「ブログ」、つまり、自分の場所である。

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けんじろう

2007/10/15

「企業内SNS・ブログ成功のための失敗と改善の繰り返し」そのものが企業文化とチームワークを創り上げる

 様々な企業のSNS推進リーダーと話をするなかで、気づいたことがある。

ベンダーのWebサイトから発信されているような成功事例が極めて少ないことだ。 

・なぜうまくいかないのか? これはこれでうまくいっているのではないか?

・そもそも、何のためにはじめたのか? 目標設定が悪いのか?

・根本的な問題は何なのか? どんな機能が不足しているのか?

・リーダーが悪いのか? 情報にインセンティブをつけるべきか?

・成功している企業は、なぜ、うまくいっているのか?

 様々な疑問を持ち、私からもあらゆる情報を得ようと質問してくる。

 推進リーダーたちは悩み、工夫し、調べ、様々人と話し合ってアイディアを出しながら実行していくが、なかなか思ったとおりの成果が出ないのである。

 各部門から選出された推進リーダーたちは、SNSのコミュニティと定期的な意見交換会を通じて、ゴールの見えない永遠の課題に向かって、筋道を作るための様々なチャレンジしている。

<SNS導入の本当の効果>

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けんじろう

2007/10/10

「ブログを書く」は間違ってる?

 IBMの社員でさえ私の年代ともなるとブログを書いている人は1割以下だ。 ましてや、社内のブログを利用している人は1、2%と言ってもいいだろう。(Notesがその代わりをしているが、、) そんな中で飲んでいると「吉田さん、良くブログを書いている時間がありますねー」みたいな会話が良くある。

 先日、ある50歳代の方から

「ブログってなんなんだい? 個人のホームページみたいなもんだろ? だったら、ブログ””書いてるんじゃなくて、ブログ””書いてるんだろう。」

 と言われた。 確かにそうだ。 絵を描くときに「キャンパスを描いている」とは言わない。

...
けんじろう

2007/09/26

Notesユーザーへのブログ、コミュニティ、チームプレースの説明を聞いて感心した

 Notesを安価な情報共有、ワークフローとして有効に利用している、通信キャリア様のところで、Enterprise2.0の動向とブログ、SNSのデモを交えた説明と効果について説明した。

 社内なので80人ほどの少人数向けの説明であったが、一部の若い方を除き反応が今ひとつであった。

 その雰囲気を察したのか、主催した課長が私にお礼を言った後、全員に質問を即した。

 若手の課長から、すぐに質問が出た。

...
けんじろう

2007/09/20

「ブログは10行以内で書け! 必ず毎日書け!」企業内ブログで業務改善

”「コミュニティを勝手に作らせるな」が成功の秘訣”で、15箇条のうちのSNS(コミュニティ)に関する1、2条を投稿した。今回は5条以降のブログに関して紹介する。

5.ブログへの投稿内容

・各自、自分のブログへ、プロセス(営業、製造、個別開発、商品企画、上申の流れ)に関する気づき、問題・課題・改善案を10行以内で毎日必ず記載。

・一般の投稿は自由。まったく書かなくても構わない。

・機密性の高い内容は、ワードのファイルに記載し共有フォルダかNotesDBに保存し、そのURLリンクか投稿先をブログに記載。

 (中略)

・トラックバックをする場合は、投稿文の最初にトラックバック先のURLリンクも記載。

・カテゴリの設定は2つまで。 適切なカテゴリが無い場合は、その他に入れると共にWebマスターに新カテゴリの申請を行い、タグを有効に設定。

...
けんじろう

2007/09/18

「コミュニティを勝手に作らせるな」が成功の秘訣 -企業内ブログ/SNS

 以前の投稿した「Enterprise2.0(企業内ブログ)成功例--情報の4S<整理編>」のお客様の推進リーダー(取締役)にSNS成功の秘訣を聞いた。

 社内向けに提供している「15か条の御誓文」に成功の秘訣が隠されているそうだ。

 全てを紹介したいところだが、本ブログへの記載を許された7つのうち、コミュニティ関連の第1条、2条を、まず紹介する。(私のメモと記憶の範囲での記載だが)

1.コミュニティ(クローズド)の作成

 部門やオフィシャルなコミュニティ(委員会、会社のクラブ、プロジェクト、顧客単位のチーム)以外は原則作らせいない。 許可条件は、

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けんじろう

2007/08/27

Enterprise2.0(企業内ブログ)成功例--情報の4S<整理編>

 Enterprise2.0(ブログなどWeb2.0の企業内への適用)について「1%の原則で2.0は支えられている 」というコラムを投稿したが、その具体例としてふさわしい中小企業の事例を見てきたので紹介する。

 従業員百人程度のの中堅の部品製造販売メーカーであるこのW社は、10年近くかけて製造部門にトヨタ生産方式を自社に馴染ませて(導入とは呼ばないそうだ)大きな成功を収めてきた。

 しかし、製造現場の改善が進み、個別の注文に応じるビジネスが大きくなるにつれ、営業現場や営業管理業務、企画部門の問題が露呈し、ホワイトカラーの生産性向上が大きな課題として浮上してきた。 そんな時に、あいおい損保や郵政公社がオフィスワーカーも含めたカイゼン策としてトヨタ生産方式を導入したことを知り、営業をはじめとするオフィスワーカーの生産性向上と風土改革にもトヨタ生産方式を適用させることにした。(”トヨタ生産方式をオフィスワーカーに適用”と言うにははおこがましいと言っているが、、)

 生産現場へのトヨタ生産方式の適用はコンサルタントに入ってもらったが、費用の関係と、この分野での適切なコンサルタントが見つからないことから、トヨタ生産方式を生産現場に適用をリードしてきた部長が、オフィスへの適用でも旗振り役となって推進することになった。

<方針、目標>

 方針・目標は以下の3つである。

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けんじろう

2007/07/04

エンタープライズ2.0とWeb2.0

 エンタープライズ2.0の定義については、昨年、多くの論議が行われ一段落していると思うが、最近、急速に実現フェーズに入っているようで、説明の機会が増えてきた。 ここであらためて、IBMがUSで発信している情報を中心にIS部長向けに極力わかりやすく解説していきたい。 

 エンタープライズ2.0を単純に定義すると「Web2.0+SOA」となる。 

 ここでいうWeb2.0は「現在のWebブラウザとインターネット環境だから提供できる新しい発想のビジネスモデル、サービス、ビジネス、技術、利用方法」の総称である。

 SOAは業務、プロセス、人、情報を結びつけ様々な変化に対して柔軟に迅速に対応できるITを構築する考え方であり、 特に業務プロセスにフォーカスしている。

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けんじろう

2007/06/27

Web2.0時代の新しいコラボレーション 「Lotus Questions」 ん?クエッション?

 あるビジネスパートナー様から、Lotus Questions (クエッションズ)を紹介して欲しいという話があった。

 IBM Lotusから今年「Lotus Quickr」(クイッカー:ドキュメントシェアとブログ・Wiki付チームプレース)と「Lotus Connections」(コネクションズ:企業向SNS)がリリースされる予定だが、このビジネスパートナー様では、この2製品をセットで語ることが多く、二つの製品名を言うと長くなるので、両方合わせて「Lotus Questions」(クエッションズ)と呼んでいるそうだ。

 愛着を持ってセット名称を付けてくれているというのは非常にうれしいことである。

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けんじろう

2007/06/26

企業内SNS、ブログの導入効果サーベイ

 UK(イギリス)のコンサルタント会社が企業内SNSの導入効果の数値化のために作成中のサーベイを入手した。
・日本語に翻訳し日本国内向けにだけPublishする
・企業風土と効率化のサーベイ部分(まだ作成中らしい)のみ公開して、意見をフィードバックする
という条件でサーベイ内容をブログに掲載する許可を得た。

 かなり直訳ではあるが、それぞれの質問に対して社員に

0.以前より悪くなった 1.変わらない 3.少しそうなった 7.劇的にそうなった

の4つから選択してもらい、その合計点(実際にはカテゴリ別に合計するそうだが)で、導入効果を数値化するものである。

全部で100質問あり、単純に考えると100点以下は効果なしとなる。 最高は700点。

 導入後は一時的にスコアーが良くなるため、年1回の定点観測と年2回を最大として大きな改革を行ったタイミングで社員に対して(部長以上は除く)サーベイをとることが推奨されている。

 また、実際のサーベイの質問では、同じ質問が違う言い回しで3回登場するようになっており、3回目の質問の結果のみを合計する。

 以下は重複を排除したつもりだが、もれがある可能性もある

 この質問項目を見ていて思ったのだが、サーベイではなく、企業内SNSに期待できる効果として見ることも出来る。 また、IT導入に限らず企業文化の確認にも使えそうなので、試してみてはどうだろうか。

<サーベイの質問内容(抜粋)>

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けんじろう

2007/06/22

情報システム部門長の平均像

 ある中堅企業のIS部門のメンバーと飲んだ時に、そのIS部門のボスのITに対する考えを聞いてみた。

 彼らはボスを尊敬し、ここで働くことを喜んでいるため、ボスのお茶目な部分を楽しむように語ってくれた。

<情報システム部門長やIT会社の管理職像>

・ITは昔の方が良かったと考えており、端末が8インチフロッピー+640KBメモリで動いていた時代を自慢する

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けんじろう

2007/06/14

先進の企業内SNS利用シーン「Day in the life on SNS」

 Enterprise Web2.0時代のコラボレーション環境に関して、営業Xさんの1日(Day in the life)というものが送られてきた。 いくつかのパターンがあったが、これが、日本的なのではないかとの意見である。 興味のある方はご意見いただけないだろうか。

 ①この活用シーンは現在の日本のワークスタイルとして一般的か? ②企業内SNSで実現する上で無理のあるものはどれか? という観点でご意見いただきたい。 (未発表製品の機能に関連した活用シーンは削除・修正済み)

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けんじろう

2007/06/01

「社内ブログ/社内SNS失敗学」に新しいLotusコラボレーション製品として何が支援できるか

 Business Blog&SNS Worldの小林さん のセッションはバックに研究会がついているだけあり、非常に興味深かった。 整理されているが泥臭い例などが語られ、セッションを聴きに来た甲斐があったというものだ。

 さて、小林さんのセッションで紹介された「失敗のノウハウ」の中で、Lotus製品(Lotus Connections, Lotus Quickr)が貢献できるものがないか考えてみた。 製品だけではどうにもならない事は十分に承知しているのだが、様々な運営アイディアが凝縮されたのもまた、ソフトウエア製品の良さである。 少し強引であるが、支援できる内容を考えてみた。

 (まだ、未出荷製品であり、製品が出たときに期待に添えない可能性があります。)

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けんじろう

2007/05/30

Business Blog & SNS Worldに行って来た

 New Businessのビジネスモデルのヒントとなる情報の取得とEnterprise2.0/Business SNSのパートナーとなれる会社・人材を探そうと思いBusiness Blog & SNS Worldに来た。

 この日の基調講演を含めほとんどのセッションに参加したが、ここには書けないが、新しい気づきとビジネス協業の話が出来たのは大きな収穫であった。

 初日を見て見て全体的に感じたのは、

・Business Blog/SNSと言いながらも、Notes登場時に語られていた価値・活用方法がほとんどで、Web2.0時代の「コミュニティ・個人の関係」を活用する話は小林さんとIBM意外には見つからず(RSSフィードのみが新しい)。

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けんじろう

2007/05/16

ウエルカム to 「Cellywood(携帯ハリウッド)」~ビデオ・スナッキング市場へようこそ

 「Cellwood」(Cell=携帯電話+ハリウッド)と名づけられた通勤途中や飛行機に乗り継ぐときなどの、ちょっとした時間に見るショートムービーの産業が昨年夏あたりに話題になり、その後、静かになったと思っていたが、ゴールデンウィーク中にABC NewsのTOP Storyで紹介されていた。

 携帯電話用に作られた映画をビデオ・スナッキングするという発想だ。 ビデオ・スナッキングとは、ちょっとした時間の合間に軽食(サンドイッチやおやつ)感覚でビデオを見ることである。

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けんじろう

2007/04/24

ブログ/SNSの社内導入で求められる文書ファイル共有・管理

 実際にブログの社内導入を検討していく中で、必要とされる機能として以下の10個の機能がある。最初から全てを必要とされるわけではないが、お客様の要件をつめていくと最終的に、この10種類が必要とされる。

・ポータル (階層メニュー、全社トップページ)

・文書管理・共有環境(ブログ、Wiki)

・文書ファイル管理、共有(オフィスファイルなどをセキュア&独立したアクセス権付)

・チームスペース (組織やチーム、プロジェクトでの意見交換、文書共有やSNS)

・社員簿 (社員の経歴や属している組織・コミュニティの表示とブログへのリンク)

・検索エンジン (ブログの内容と添付ファイル)

・RSS・ATOMフィード (新着情報のプッシュ配信)

・ワークフロー (文書のレビュー、承認ルート管理)

・マッシュアップ環境 (社内外サービスやコラボレーション機能の組み合わせ)

・アクセス・利用情報統計

 また、これ以外にも

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けんじろう

2007/04/11

セカンドライフでコラボレーション体験記 2

 「Lotusを創ったミッチー・ケイパーが出資していて、IBMとしても進出しているから早く(セカンドライフに)来て」と催促が来た。 体験記1で書いたようにノートPCでは動かなかったため、子供たちの利用も兼ねて買うことにした。

 このセカンドライフであるが、私は新しいタイプのSNSであると捉えている。 

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けんじろう

2007/04/03

Web2.0関係者が使う「リッチなユーザー経験」「ユーザー体験の向上」という言葉 (その3)

Web2.0関係の投稿では、非常に多くの意見がメールで届く。 おかげで背景や意味がわかってきた。 わたしなりの結論は以下の3つである。

1.アップルコンピューターの時代に創られた概念

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けんじろう

2007/03/30

Web2.0関係者が使う「リッチなユーザー経験」「ユーザー体験の向上」という言葉 (その2)

 先日投稿した”Web2.0関係者が使う「リッチなユーザー経験」「ユーザー体験の向上」という言葉”に関して、沢山のコメントやメールをいただいた。

 ”現実の世界や今までのインターネットの世界では得られなかった新しい体験”というあたりが、この言葉の意味のようである。そんな中、ひょうんなことから、この言葉が出てきた背景を知ることができた。

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けんじろう

2007/03/26

Web2.0関係者が使う「リッチなユーザー経験」「ユーザー体験の向上」という言葉

 Web2.0関係者が使う言葉でいまだに理解できないのが「ユーザー経験という言葉である。 「リッチなユーザー経験の提供」Ajaxによるユーザー経験の向上」「より良いユーザー経験の設計」などという形で利用されている。 それも、かなり頻繁に出てくる。

 経験を増やすのではなく、経験を向上する? 製品がユーザー経験を提供してくれる? ユーザー経験を設計する?

 なんだか、わかったような気にさせるが、まったくイメージできない言葉であり、

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けんじろう

2007/03/20

セカンドライフでコラボレーション体験記 1

USにいる外人から「セカンドライフにLotusコーナーを作ったから、入って来い」「これからのコラボレーションを語るなら、セカンドライフだ」と言われ、早速セカンドライフに申し込んだ。

セカンドライフの紹介は、いろいろな所に書いてあるから割愛するが、

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けんじろう

2007/03/08

エンタープライズSNSとユニファイド・コミュニケーションによる企業変革

 Lotus Spring Forum(東京2日、大阪7日)にて、ブログやプロファイル、ブックマークなどを利用して社内外のコミュニケーションを図る「Lotus Connections」、ファイルや文書をセキュアなチーム環境で、ファイルフォルダ、Web、オフィス製品などから共有、再利用ができる「Lotus Quickr」そして、

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けんじろう

2007/02/05

利用者に最も近い場所からXMLの世界を語るXfy&ジャストシステム

 Xfyを中心としたフロントエンドソリューションとWeb2.0につながると思われるXMLを中心とした新しい取り組みを聞いた。

最初から浮川社長のパッションありオフレコありの話で始まり、様々な技術者から、開発中のソフトウエアについて紹介を受けたが、新生ジャストシステムの勢い感を存分に感じられるものであった。私なりの見方では、

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けんじろう

2007/02/04

エンタープライズ2.0への第一歩を行うための具体的ソリューション

 リアルコムの「エンタープライズ2.0への第一歩を行うための具体的ソリューション」の説明を聞いた。

 私には話しの内容が少々難しく、具体的な活用イメージを描くことが出来なかったが、Notes/Dominoの活用を具体的に補足できるツールがあることと、リアルコムが本気でWeb2.0を企業内で活用させていこうとしている意欲は感じられた。 

 リアルコムは大手企業から中小企業まで、多くの企業にコミュニケーション、

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けんじろう

2007/01/19

ブログSNSの社内利用

最近、「SNS/ブログの社内利用」と「Web2.0による社内情報システム構築」に関する情報収集と、それらに関してリアリティある解決策と経験を持った人やベンダーを探している。

 その一環で「リクルート徹底解剖セミナー」に参加した。 最初のセッション「リクルートのコミュニケーションマジック」(イプセ 梅村社長)の話には共感するものが多く、

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けんじろう

2007/01/15

ブログは使いやすい?ITのなぜ操作性は良くならないのか?

 昨年から遅ればせながらブログを始めて思うことだが、なぜ、これほど操作性が悪いのだろう。 「これぞWeb2.0」と言っているサイトも沢山見たが、総じて操作性が悪い。 操作性というより、迷子になるという表現の方が正しいかもしれない。 今、何のページにいて、何かをしたいときにどこを選べばいいのかがわからなくなってしまうのである。
 これは私が典型的な古い日本人だから感じることなのか、慣れの問題なのか、新しい技術と言われるものが通らなくてはならない道なのか。
 思い返してみると、

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けんじろう