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ブログは使いやすい?ITのなぜ操作性は良くならないのか?

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 昨年から遅ればせながらブログを始めて思うことだが、なぜ、これほど操作性が悪いのだろう。 「これぞWeb2.0」と言っているサイトも沢山見たが、総じて操作性が悪い。 操作性というより、迷子になるという表現の方が正しいかもしれない。 今、何のページにいて、何かをしたいときにどこを選べばいいのかがわからなくなってしまうのである。
 これは私が典型的な古い日本人だから感じることなのか、慣れの問題なのか、新しい技術と言われるものが通らなくてはならない道なのか。
 思い返してみると、

NECの文豪とか富士通のOASYS、シャープの書院などのワープロ専用機を使っていて、毎年、FEP(漢字変換)が良くなって、キーボードもM式(森田式)とか、親指シフトと使いやすくなってきたと思ったら、パソコンに取って代わったときに強烈に「使いにくい」と感じたのを覚えている。 F9450とかN5200についていたEPOシリーズやLANシリーズは、まだ良かったのだが、一太郎とかユーカラ、松茸(だったかな?)秀丸(?)といった、”使いやすい”と言われていたソフトは、私にとっては、ことごとく使いにくかった。
 罫線が減り、行間も自由でなくなり、レスポンスは悪くなり、キーボードも打ちにくくなり、親切なワンタッチボタンが消えた。 まあ、それは安いからしょうがないとあきらめたとしても、好きな位置に文字を打てなくなったのには驚いた。 今までは好きな位置に縦横に矢印キーだけで自由にカーソルが動いて、そこに文字が打てたのに、空白の場所にはカーソルが動かなくなった。 Enterで下に動かし、上に動かすのは↑キー、右に動かすときはスペースキー、左は←キーという整合性のなさである。 まったく不思議な現象であった。 今では慣れたが。 これが20年も前のことであり、まだ、あのワープロ専用機の操作性には達していない。 
 そのころ若者が「これがオープン化です」と言っていたが、私には単なる「欧米か」だと感じたものだった。タイプライターから来ているからであろう。
新しい技術が出ると、必ず操作性は悪化し、その後、徐々に改善し、そしてまた、新しい技術が出るという繰り返しなのかもしれない。 こう感じるのは私だけなのだろうか?
 この文字入力に関して、ひとつだけ操作性が良くなったと感じるものがある。 それは携帯電話の文字入力である。 数字キーしかない状況で「い」と入れれば「今、いつ、、、」と候補が出てくる。 この大きさでこれだけの操作性は今まで見たことがない。 以前、ポータルブルターミナル(POT)というのがあり、在庫の棚卸や移動図書館などで利用されていたが、そのころでは創造できない操作性の進化がここにはある。k

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