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Web2.0関係者が使う「リッチなユーザー経験」「ユーザー体験の向上」という言葉 (その3)

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Web2.0関係の投稿では、非常に多くの意見がメールで届く。 おかげで背景や意味がわかってきた。 わたしなりの結論は以下の3つである。

1.アップルコンピューターの時代に創られた概念

 「わかりやすい表示」とか「使いやすさ」以上の「新しい感動を提供」できる概念を表すために作られた言葉である。 「利用者にストレスを感じさせずに、的確に彼らのニーズを満たすもので、「所有」「使用」することそのものが「喜び」(便利ではなく)となる」ことが重要な用件である。

2.この言葉が共通認識になっていない人に安易に使うべきではない

 これらの言葉は英文でも、様々な意味で乱用されている。 この言葉を使わずに本当に伝えたいことを、相手のわかる言葉で伝えるべきである。 私もそうであったように、この言葉で納得できる人は少ない(私が特別だとは思えない)。 ましてや、ユーザー経験、ユーザー体験などと勝手な和訳をして使わずに(使うとしても「ユーザー・エクスペリエンス」)表現する必要がある。

3.「ユーザー・エクスペリエンス」の概念、意図は非常に重要

 コラボレーション、コミュニケーションそしてWeb2.0の世界価値を語る上で、この視点は極めて重要である。 ROI(投資対利益)や合理化によるコスト削減では図れない(にくい)ものであるが、私も、この分野を担当するものとして、この視点を大切にして具体的に表現していきたい。

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