多くのビジネス本、人生論を書いた本などで、基本的でありながらも最も重要なのとして語られているのが、

Img_0290 「朝の時間の使い方」

であろう。

「朝こそすべて」

と言い切っている方もいる。

 深夜の2時間より朝8時からの2時間の方が集中力を発揮しやすく、同じことでもポジティブに考えらえられ、この時間の使い方が1日の行動に大きな影響を与えるからだ。

 まわりの環境もあって、深夜の方が集中できるという方もいるだろうが、多くの場合疲れからくる軽い躁状態であり、仕事の内容そのものでなく「疲れている状況にも関わらず仕事をしている自分」に対する満足感からくるものが大半なのだ。

 すごく集中して効率的に仕事をこなしているように感じているのに、あっという間に日が昇ってる時間になり「徹夜したのに終わらなかった」という言葉になるのも、深夜作業の特長だ。

 また、「真夜中のラブレター現象」による失敗や後戻り工数も増えてくる。

<真夜中のラブレター現象>

 深夜にラブレターを真剣に書いて、朝、持っていく前にそれを読み返すと、自分が書いたとは思えないほど感情丸出しの恥ずかしい文章であることに気づき、そのラブレターを出せなくなくなった、という経験をお持ちの方も多いのではないだろうか。 これを

「真夜中のラブレター現象」と呼んでいる。

 仕事の例だと、

 感情制御の利き難い深夜にメールをチェックしていて、あるメールの内容が許せず、文章の言葉尻などに極端に反応して、1時間もかけて辛らつな怒りのメールを返信してしまうような例がある。

 なぜか、こういった状態の人は、無用に多くの人をccやBCCにいれてしまうものだ。 上司から他の関係者まで。 朝、目が覚めて、あそこまでメールを書くべきではなかったと気がつき、上司からも、「こういうものは口頭で言ったほうが良かったんじゃない?」と指摘される類似の症例が報告されている。

 この時、翌日、「恥ずかしい返信をしてしまった」と気が付く人はいいが、たまに、それに気が付かないひとがいる。 これは、この現象とは別のものだ。

 予断だが、先週、3地点での夜の電話会議で、上司に向かって怒鳴ってしまった。 「絶対に怒らない」を信条にしているのだが抑えが利かなかった。 

 これも、一種の真夜中のラブレター現象であろう。 朝の会議で期限悪く怒鳴る人はほとんどいない。 疲れ+夜の会議+顔の見えない電話会議が原因だろうと自己管理の甘さを反省している。 仕事や会議、メールの返信の前に、ポジティブモードの自分を創ることと、夜の会議は避けることを心に誓った次第である。

追伸;

 ある飲み会の席で、「真夜中のラブレター現象」のことを「深夜のラブレター」と言って話していたら、「真也(という人の)のラブレター」と思ったらしく、

「面白い話だね。 私にも経験があるよ。 ところで真也って誰? ”アイザキ シンヤ”?」

と聞かれた。 英語でも日本語でも、人や物の名前を聞き取るのは難しいものだ。

けんじろう

Special

- PR -
コメント
近藤 荘司 2007/09/03 15:55

 ラブレターではありませんが、夜にダイナミックな戦略企画を書いて、その時は「これぐらいやらなきゃ、会社は駄目になる」なんて思ったのに。 次の日に、見直したら新入社員が書くようなダイナミックすぎるものだったことが何度かありました。
 しかし、今考えると、次の日に会社に普通の社員の目で「無理」ととらえてしまった方に問題があるようにも思えます。
 ところで、何の写真なんでしょうか? 子供のように見えますが。

吉田 賢治郎 2007/09/04 08:52

>次の日に会社に普通の社員の目で「無理」ととらえて
>しまった方に問題がある

 そうですね。 深夜のその状態をうまく使って、革新的なアイディアを出すのは、いいかもしれません。 ネガティブ関連は深夜にはやらず、ポジティブ系の仕事は深夜にやるというのがGoodなのかもしれません。

> ところで、何の写真なんでしょうか? 子供のように見
>えますが。
うちの小学校3年生の息子です。夜、勉強していたはずなのに寝てしまったようですが。 寝姿が大人っぽいので写真にとりました。

いるいる 2007/09/05 10:27

>言葉尻などに極端に反応
あるある
>無用に多くの人をccやBCCにいれてしまう
いるいる
>上司に向かって怒鳴ってしまった。
大丈夫ですか? 俺には出来ません
>「真也(という人の)のラブレター」
こいつはネタですね?

吉田 賢治郎 2007/09/06 08:59

いるいるさん
 コメントありがとうございます。
>>上司に向かって怒鳴ってしまった。
>大丈夫ですか? 俺には出来ません
私も初めてなんですけどね。 大丈夫ではないでしょうね、、。正直心配ですが、仕事頑張るだけかと思っています。

たろ 2007/09/06 12:39

吉田さん、こんにちは。
深夜やと酔ったときの思いつきや行動は、後から赤面させてくれますよね。
ラブレターばかりでなくてメールもなかなか怖いものがあります。

吉田 賢治郎 2007/09/06 13:44

たろさん
 酒飲んだ後での失敗は山ほどありますね。ここでは書けませんが、、、、。そう、酒飲んで帰って深夜にメール書いたりすると本当に怖いです。
 コメントありがとうございます。

bibendum_iwa 2007/09/07 17:57

基本的には「コワモテなのに温厚」をウリにしているのですが、前職と前々職で一回ずつ、上のポジションの方に対して机を叩いて怒鳴り散らした挙句ゴミ箱を蹴っ飛ばして家に帰ったことがあります。
それぞれ状況自体は全く違いますし両方とも深夜では有りませんでしたが、その前数ヶ月を3時間睡眠で突っ走っていた中での暴挙でしたから、その意味では疲れ果てた挙句の暴走行為でしたね。
その時の状況は未だに納得できないというほど根の深い話なのですが、行為自体は反省すべき材料の一つです。

吉田 賢治郎 2007/09/08 01:43

岩さん
 私はイスを蹴飛ばしました。 気が弱いので、ちゃんと元にもどしましたが。
 そんな夜は、やはり酒に限りますね。 来週のブロガーMeetingで飲みましょう。 酒といえば、最近、毎週のように御社の方とMeetingしています。
 その方は日本酒が大好きで、日本酒のブログを立ち上げているほどのつわものなのですが、今度、一緒にいきませんか?

Eric"HIRO" 2007/09/17 00:52

ご無沙汰してます!!

お子さん、可愛いですね♪凄くいい写真です。

吉田 賢治郎 2007/09/18 12:31

Eric"HIRO"さん
 お久しぶりです。 と書いて流そうかた思ったのですが、、、、。
 すみません。 ハンドルネームと実際の名前がリンクしません。
>お子さん、可愛いですね♪凄くいい写真です。
ありがとうございます。

feelgood 2008/10/08 19:20

はじめまして

事後承諾で申し訳ありませんが、
私のブログに引用させていただきました。

もし差支えがあれば、ご連絡ください。
すぐに削除します。

引用先はここです

http://feelgood.s4.zmx.jp/blog/2008/10/post-238.html

吉田けんじろう 2008/10/09 22:07

feelgoodさん
 まったくもんだいありません。 ごれんらくありがとうございました。


コメントを投稿する
メールアドレス(必須):
URL:
コメント:
トラックバック

http://app.blogs.itmedia.co.jp/t/trackback/77444/10265007

トラックバック・ポリシー


» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

吉田 賢治郎

吉田 賢治郎

日本IBM Web&SW.com事業部 部長
コラボレーションとビジネスのスキル、お父さんのIT利用、マネジメントについてお伝えします。

詳しいプロフィール

カレンダー
2012年1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 富士通元社長の山本卓眞氏が残した次代へのメッセージ
富士通の社長、会長を務めた山本卓眞氏が亡くなった。哀悼の意を込めて、日本のIT産業界の大御所が残した次代へのメッセージを紹介しておきたい。(2/6)

news094.gif Facebook就活はもう古い?
約260人のブロガーが、ITにまつわる時事情報などを日々発信しているビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」。その中から今回は「就活」「都心の雪」「ソーシャルメディア」などを紹介しよう。(2/4)

news094.gif 東北をコットンの生産地としてブランディングしたい──リー・ジャパン・細川取締役
塩害に強い綿の生産で東北に新たな産業を作りたい。オーガニックコットンの採用など、環境負荷を下げるジーンズ生産に取り組んできたリー・ジャパンの新たなチャレンジとは──。(1/30)

news094.gif 東北から始まるイノベーション
企業のICTを活用と若手IT技術者による東北発のイノベーションが、中長期的な震災復興の鍵となる。(1/27)

news094.gif 貧困国の雇用を創出する印刷屋、丸吉日新堂印刷の挑戦
全国から約2万7000件の名刺制作を受注をする札幌の小さな印刷会社の成功の秘密は、地道な社会貢献にあった。(1/16)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。

Special

- PR -

サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ