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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

楽曲メモ:Ohm Guruの「Please, please, please」

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Ohm Guruはヘンな名前がやたらとインパクトのある謎のアーティスト。Ohmはヒンズーの世界の「オーム」そのものに他ならないし、Guruは「グル」(導師)ですよ。こんな名前でいて、サウンドは非常に知的で繊細です。オリエンタル趣味はまったくありません。

彼(彼ら)の「Please, please, please」がやたらといい。ポップ史上に残る20曲には間違いなく入るぐらいのものすごく完成度の高い楽曲&編曲&ボーカルです。
「Please, please, please」の原曲はThe Smithsのものらしいのですが、私はこれを聞いたことがないです。ということで、今初めて、Napsterで見つけたThe Smitshの原曲を聴いてみました。ClashのHitsville in UKみたいな味わいをもったサウンドです。ある意味のどか。

The Smiths: Please, please, please

Ohm Guruのこの曲が入ったCDを実は3枚持っています。

1枚目は何気なく買った「THAT'S IRMA JUICE!」(2002)。渋めのカバー曲を集めたIRMAレーベルのコンピレーションです。「Maiden Voyage」や「Round Midnight」もなかなかいいですが、ダントツですごいのが「Please, please, please」。これの女性ボーカルがすごいのです。クレジットにはFeat. Eliseとだけあり、ずいぶん検索しましたがどういう人なのかわかりませんでした。↓で全曲が聴けます。Napsterです(ブラウザは残念ながらIE限定)。

Ohm Guru: Please, please, please

これでOhm Guruに興味を持って(ヘンな名前なのでずいぶん身構えましたが)、ソロアルバムの「Echo」(2003)を買いました。ずいぶん引出の多いアレンジャーのようで、1曲1曲の方向性がかなり違います。たぶん誰でも楽しめる音作り。これにも「Please, please, please」が入っている。
そして最近買ったロックもののゆったりしたカバーだけを集めたGrand Gallery Presents「ROCK CHILL」(2007)。これにもなぜか「Please, please, please」が入っていました。名曲なんですねぇ。

詞が少しひねていて、17歳ぐらいの悪ガキ・マインドみたいな世界です

ここの説明を見るとEliseは「Black Mighty Orchestra、Gazzaraでおなじみ」とあるので、IRMAの他のアルバムにいくつか出ているんですね。こんど機会があったら買ってみよう。

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