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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

【付録】日本企業が導入しやすいAIによるランサムウェア等の能動的防御サービス

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日本で導入しやすい「AI能動防御」系サービス(海外発・日本窓口あり)

  1. Darktrace(Antigena / Self-Learning AI)

  • 強み:独自の"自己学習AI"で通常挙動を学習。逸脱をリアルタイム検知し、自律的に通信レート制御・一時遮断などの"最小限の介入"で被害拡大を止める。

  • 日本窓口:日本展開を公式発表(拠点開設)。日本語情報あり。 ダークトレース

  1. SentinelOne(Singularity XDR / ActiveEDR / STAR)

  • 強み:エンドポイントでの自律型EDR。プロセス系譜(Storyline)を常時トラッキングし、カスタム検知→自動応答(STAR)を全社へリアルタイム適用。ロールバック(自己修復)も。日本語サイト・リリースあり。 SentinelOne

  1. CrowdStrike(Falcon / OverWatch MDR)

  • 強み:クラウドネイティブEDR/XDR。AI検知+マネージド脅威ハンティング(OverWatch)で"能動的に"侵入の芽を狩る。日本での事業拡大・日本語ページあり。 CrowdStrike

  1. Microsoft Defender XDR(Auto-IR / Self-healing)

  • 強み:Microsoft 365/Entra/Defender群を横断し、自動調査&自動修復(AIR)で Eメール・ID・端末まで統合自己修復。日本語ドキュメントと国内支援が充実。 Microsoft Learn

  1. Palo Alto Networks(Cortex XDR / XSOAR ほか)

  • 強み:XDRとSOARプレイブック自動化で検知→封じ込め→復旧を半自動~自動運用。最新で*AIエージェント(AgentiX)など"能動応答"色を強化。国内ディストリビュータ(テクマトリックス等)あり。 テックマトリックス

  1. Armis(Asset Intelligence for IT/OT/IoT)

  • 強み:IT/OT/IoT全デバイスの可視化→リスク判定→自動ポリシー適用。製造・インフラ向けで強み。日本では日立ソリューションズ等が窓口日立ソリューションズ

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