[告知] インドネシア・インフラ案件視察のスケジュールが決まりました
告知でございます。
先日ご案内をさせていただいたインドネシアの視察。
9月11日(日)〜9月16日(金)ということでスケジュールが決まりました。
インドネシアでは、これから公開入札にかけられるインフラ案件が79件あります。うち水関連が24、有料道路が22、空港8、ごみ・衛生8、発電6、港湾6と続きます。総事業費534億米ドルと試算されていますが、手がけやすい小さな案件も多数あります。(リストは末尾の画像を参照)
今回の視察では、実際にこれらの案件への入札を行うことを前提として、中央政府でインフラPPP案件の窓口となっている官庁×2、個別のインフラ案件の発注者となっている官庁および地方政府×3、日本関連の情報機関、現地法に強い法律事務所など計10カ所を訪問します。
視察旅行のパッケージングは、野村総研さんの視察をよく手がけているコラボレート研究所さんにお願いしました。
また、日本の最大手法律事務所に所属し、ジャカルタ駐在経験もある弁護士の方に法務系訪問のアレンジをお願いします(同行されます)。
以下のPDFファイルが視察旅行の内容です。
Indonesia-tour-29th.pdfをダウンロード
お問い合わせはメールで dimaizum アット tkb.att.ne.jp まで。補足事項を手短に。
・英語、インドネシア語ができる通訳が付きます。今回の訪問では外国企業の入札を取り扱う部局を訪問しますので、基本的には英語対応だと思いますが、万一を考えてインドネシア語もできる通訳を手配しました。
・現在主たる訪問先として考えている政府機関は、
- インフラPPPの総合窓口的な官庁であるNational Development Planning Agency (Bappenas)
- インフラ案件落札後にファイナンス面のサポートを行うIndonesia Infrastructure Guarantee Fund
- 鉄道、港湾、空港などのインフラ案件の発注主となるMinistry of Transportation
- 有料道路、水、ごみ処理などのインフラ案件の発注主となるMinistry of Public Works
- ごみ処理案件などを発注予定のバンドン市政府
となります。
・おそらく各訪問先では公開されていない案件の情報なども入手できるものと考えています。また、顔つなぎができることとなり、以降は担当官と直接のやりとりが可能になります。
・現時点であれば、ご希望に沿って別系統の官庁ないし発注部局を訪問先に組み入れることも可能です。インドネシア政府は地熱発電や太陽光発電にも注力していますので、その関連の部局などが考えられます。また、カリマンタン島の石炭鉄道案件も要注目です。
・視察前にセミナーを実施し、インドネシアのインフラPPPの発注にまつわる基本事項と訪問先の概要を学びます。
・視察後には、今泉が報告書を作成し、配布します。
以下に今年3月に公開されたいわゆる"PPP Book 2011"に記載されている案件のリストを掲げます。これらすべてが向こう1〜3年程度で公開入札にかけられる予定です。(なお、経産省が進めている首都圏投資促進特別地域の案件とのだぶりはないと考えています。)