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2007年8月の投稿

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8月24日。
それは、最も大切な友人山田大補くんの命日。

何年前になるでしょうか。
あの頃、ワタシたちは いつもいつもツルんでいました。
合コンで知り合ったA君と「一緒にテクノをやろう!」と盛り上がり、
そのA君から「仲間になってもらいたい人がいる」と紹介されたのが
山田くんとの始めての出会い。
新宿ALTAの前でガードレールに腰掛けながら待っていた山田くんは
その後ハンバーグカレーを食べながら、「すげー!最高!やさぐれてる!」と
ワタシのことを賞賛(?)してくれたものでした。

「テクノをやろう!」とは言ったものの、
当時のワタシたちにはDTMの知識も充分な機材もなく、
今から思えば、まるで原始人が木をこすって火を熾すがごとく
非効率的な作業をしたり、しなかったり。
結局、週末になるたび、夜遊びしたり、ダラダラしたり、ゴロゴロしたり、
ただただ3人つるんで楽しく過ごしていました。

それはワタシにとってまるで真珠のような時間で、
「いつまでも、こんな日々が続くといいなぁ」と思いつつも
「いやいや、こんな状態がいつまでも続けられるわけはない」
と思ったり、でもなんとかなるような気がしたりしていました。

そんなある日。
「オレ、結婚することにした!」と突然 山田くんが言い出し、
A君とワタシは思わずギャハハーッと笑ってしまいました。
だって、その頃 山田くんは結婚どころか彼女さえいなかったのですから。
でも何故か真剣な山田くんは、笑うワタシたちを尻目に、
まるで狩りをするかのように、理想のお嫁さんとなる人を探し、見つけ、
くどき、1年後には宣言どおり結婚してしまったのです。
いま思えば、彼には何か予感がしていたのかもしれません。

彼が結婚してから何となく疎遠になり、そこからさらに1年たったある日、
久しぶりに電話をしたときの山田くんの声は、とても元気で嬉しそうでした。
「ボーナス貰ったから、みんなに焼肉オゴるよー」
「えー、マジ。やったー! じゃあ、来週。来週になったら仕事が落ち着くから」

それが山田くんとの最後の会話になりました。
いつももらってばかりで、やっとご恩返しができる(焼肉だけど)と
思っていたのに、とうとうその機会はなくなってしまいました。

大きなケーキを三等分して、コーフンしながら食べた誕生日。
代々木公園のレイブ会場で開いた即席の「スナック マキ」。
始めて曲ができて、嬉しくて嬉しくてたまらなかったあの日。

新宿のクラブのお立ち台で楽しそうに踊っていた山田くん。
嬉しいことがあると、鼻の穴がプカーッと広がった山田くん。
誰よりも人が好きで、誰よりも人に優しかった山田くん。
棺の中を不思議そうにジッと見ていた、山田くんのお父さん。

山田くん

あの日はいっぱい泣いたけど、
なんだか今は、そんなに淋しくありません。
たぶん、山田くんの残してくれたものが
ワタシの中にも、みんなの中にも、
そしてこの世界のアチコチに
残って、生きて、進化しているからかもしれません。

ワタシは山田くんと出会えて、
同じときを過ごせたことを、本当に嬉しく思います。

山田くん、ありがとう。
また いつかキミと会いたいです。

鈴木麻紀

山田大補(shop33 Online)

STEREOTYPE PRODUKTS 山田大補追悼作品展「Works」(shop33 Online)


鈴木 麻紀

こんにちは、生きざま番長の下僕、大杉です。

番長が「ギバーになりたい」で言ってるのとはチョッと違うと思っているのだけれど
わたしは上司や先輩がご馳走するのは、ある意味当たり前だと思ってたりして。

「大杉が上司(先輩)になったときに、部下(後輩)にご馳走してあげなさい。
私たちも、そうやって上司や先輩にご馳走になってきたから」
これが、今まで数々ご馳走してくれた上司や先輩に教えてもらったこと。


さて、先日、会社の後輩と気分よく飲んで、酔っ払っていたわたし。
気づけば電車の走っていない時間に突入。
飲み代は別の人がご馳走してくれたので、タクシー代はわたしが出しましょう!
と、後輩たちに気前よくタクシー代を渡したよ……よ。

翌朝、目覚めて(酔いも覚めて)真っ青。
1人に1万円ずつ渡したらしく、財布の中がすっからかん。

ひゃーーーっ給料日まであと何日? と青くなって出社したら
かわいい後輩が「これ、お釣りです」
なんと、タクシーの領収書とともにお釣りが返ってきました。

格好悪いことに「釣りは返せ」と言ってたみたいです。

さらりとご馳走してくれて「大杉が同じことを後輩にしてあげなさい」
と言ったあの素敵な先輩の足元にも及ばないわ。

あぁ、素敵なギバーになりたいです。

大杉 文

夜寝るとき、扇風機かクーラーかどちらを付けるかの決定権である。

お盆が過ぎたとはいえ、まだ夜は暑い。

隣に妻が寝るのだが、いつも寝る前にひと悶着を起こす。

妻「扇風機、リビングから持ってきて」 ←扇風機は我が家に一台。

私「持ってきてという前にクーラーでしょ」

妻「クーラーは喉が痛くなるからダメ!」

私「こっちは朝起きたらダルくなるんだよ」←扇風機の風は私に直撃している。

と言いながらも、しぶしぶリビングから扇風機を持ってきてセットしている。

ダメ!という言葉が出た時点で、私には決定権はない。

寝る前にこれ以上、心の平安を乱されたくないのだ。

朝起きると一晩中風を浴び続けた私の体は案の定だるくなっている。

譲り合いの精神で日々励みます。

大室 智功

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

小さなお子さんがいる女性システムエンジニアが、残業ができないからといって、
一般事務職に転職をしたいと相談してくるケースがあります。
本当に一般事務をしたいのなら構わないのですが、働く以上、周囲の理解・協力は
不可欠です。ですから、できるだけやりたいことに近い仕事に就くことを私は
お勧めしています。

好きなことをしていればつらくても乗り越えられます。
安易なキャリアチェンジで後悔していただきたくないのです。

私自身、0歳児を抱えながら転職活動を経験したワーキングママです。
IT業界でITエンジニアとして10年以上働き、前職では24時間365日稼働している
ネットワーク運用監視センターのセンター長を務めていました。
さすがに24時間スタンバイの業務はこなせませんので、異動か転職かを悩み、
現在はキャリアアドバイザー。これも自身で描いたキャリアの筋書き通りです。

生涯キャリア発達理論を唱えるD.E.スーパーは、
キャリアを「人生において個人が占める一連のポジション」と定義しています。

キャリアとは、
人生において個人が果たす役割(ポジション)である「ライフキャリア」と、
職業生活における職業、職務、職位(ポジション)といった「ワークキャリア」

の2つの意味があり、ワークキャリアはライフキャリアに含まれます。

つまり、個人のキャリアは、短期的なワークキャリアだけを考えるのではなく、
ライフキャリアの一部として考えていくものだと思うのです。
もし、現在1人でキャリアについて悩まれている方がいらっしゃれば、中長期的な
視点でのキャリアを考えてみませんか。そのお手伝いができれば、幸いです。


                   ヴェディオール・キャリア  宮代 千穂

*****

キャリアとは1本の道のようなものである。
自分の意思で歩ききった人だけが到達できる“何か”が、その先にはある

なぁんてね。(BGM:ゴダイゴ「ガンダーラ」)


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

土曜の夜にキーケースをなくすという、間抜けな失敗を犯してしまった。どこでなくしたかまったく見当がつかない。
キーケースには、部屋のカギ、実家のカギ、自転車のチェーンのカギ、会社のデスクの袖机のカギを入れていた。

カギをなくすととにかく不便。当然ながら部屋に入れない。これはとても辛い。ゴルフで日の出とともに行動し、夜はホームパーティーに参加し、帰ってボロ雑巾のように寝てやろうと思っていたのに部屋に入れない。

寝させてくれない拷問かと思えた。

日曜日、管理会社からマスターキーを借り、ようやく部屋に入ることができたがここでも面倒なやり取りがあった。
マスターキーを貸してくれるよう管理会社に電話したところ、「解錠のための業者を手配する。解錠には2万円かかる」という。さらに矢継ぎ早に、「すぐにシリンダを交換してください。シリンダの交換に数万円かかります」ともいう。部屋に入れず困っているところにつけいってくるか。
こんな状況とはいえ2万円+数万円の出費はちょっと痛い。
そこで、マンションのオーナーがマスターキーを持っているはずだからオーナーに連絡を取るよう頼んだ(私のマンションはオーナーと管理会社が別になっている)。すると1時間後に「こちらでマスターキーを預かっているので取りに来てくれたらお貸しします」という返事。はじめからそう言ってくれ!
冷静に考えると、マニュアルが用意されているのか?と思えてくる。

とはいえ、このままキーケースが出てこなければシリンダを交換しなければならず(これは仕方ない)、いくら必要なのか?1桁万円でおさまるのかしら?会社のデスクの袖机のカギ、こっちは始末書を書かねばならない。これも仕方ない。拾った方が警察に届けてくれることを祈るしかない。
実家と自転車のカギ、これはどうでもいい。

ホームパーティーのホストの友田さん、どこにあるかわからないキーケースを暗闇の中探してくれ、さらに一晩泊めてくれてありがとうございました。とても疲れていたのですぐに落ちてしまいました。

始業時間よりも1時間以上早く出社して袖机の合い鍵を用意してくれた山川さんにも大感謝です。日曜の夜をブルーにさせてしまって申し訳なかったです。

人財開発部 柳澤

柳澤 浩嗣

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

こんにちは、日本マンパワーの村瀬です。

ITにかかわり40年、プログラマからスタートし、システムエンジニア、
プリセールスやプロジェクトマネージャ(PM)、マーケット責任者、
ITエンジニアの教育責任者など、さまざまな仕事を経験してきました。

自分自身がキャリアアップに悩んだ経験もあり、ITエンジニアの育成に
携わっていたころは、多くのITエンジニアから人生設計と仕事のうえでの
キャリアアップの相談を受けてきました。

ITエンジニア専門の人材コンサルタントになろうと思ったのは、
いままでの経験を生かして、これから未来を切り開こうとされている、
多くの若いITエンジニアの力になりたかったからです。
そして人材コンサルタントになり、皆さまのキャリアアップをお手伝い
する機会を得ることができました。

あるとき、30代前半のプロジェクトリーダー経験豊富で、PMへキャリア
アップしたいというご意向の方と出会いました。企業を選ぶ際に、
PMになれる会社というのが大事な点でしたが、私が重視した点がもう1点
あります。それは、彼の考えるPM業務と会社の考えるPM業務とにギャップ
がなく、一致しているかということです。
その方とは2人でディスカッションを重ねつつ、約2カ月間、二人三脚で
転職活動をしてきました。
その結果、彼の理想に近い職場での転職が決定しました。

求人企業側、求職者側にそれぞれの思いがあります。互いの合致や相違
などもありますが、コンサルタントは客観的にアドバイスします。
中には、1回の面接で内定の方もいますが、求職者と求人企業側の思いの
差があり、数社への応募・面接で、転職を実現される場合が多いです。
そのため、求職者の思いを実現するには、多少の時間が必要だと思われます。

すべての方の人生が貴重です。
私たちコンサルタントの役割は、この貴重な人生に少しでもお役に立てる
よう努めることだと、私は考えています。


                     日本マンパワー 村瀬 守雄

*****

彼の考えるPM業務と会社の考えるPM業務とにギャップがなく、一致しているか

ここ、とても大切なポイントですね。
同じタイトルの仕事でも、会社によってその責任範囲や業務内容は異なるし、
人によってもイメージするものは違いますから。
その違いを認識して歩みよったり補いあったりすること、それが異なる者
どおし、うまくいく方法かもしれませんね。
恋愛もね。(また、それか。ワタシったら)


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

「ひとりでできるもん」
といって、実際、何一つひとりでできない。

「素直になりなさい」
といわれても、どれが素直な自分か分からない。
いつからそうなったのかも、分からない。

せめて自分の大事な人たちの前では
強がらず、素直でありたい。

たったそれだけのことなのに、なかなかできない。

中村 有紀

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

皆さんは転職するとき何を重視しますか?

賃貸物件選びに例えてみましょう。
どの地域・沿線に住むか、駅からの距離築年数間取り日当たりなどなど。
さまざまな条件の中でご自身なりの希望を思い描くはずです。
しかし、すべての条件を満たしてくれる物件というのは、なかなか存在しない
のが現実ではないでしょうか?
そこで、数ある希望条件のうち「優先する条件を明確にすること」が、選択の
判断基準になります。
「駅から遠くてもいいので、閑静な住宅街で日当たりのいいところ」
「狭くて古くても構わないので、勤務地から近いところ」
「新築以外は検討しない」
というように、何を一番重視するかということです。

転職を希望する入社企業の選択も同様だと思います。

職種・職務内容はもちろん、企業の業務内容にはじまり、設立年数勤務地
年収社風残業量などの数ある条件の中で、ご自身が「何を重視して転職を
するのか」を明確にすると、選択に迷いがありません。

先日転職に成功された方の事例です。
お会いした当初は、「何を重視するのか」があいまいでした。
「経験の少ないネットワークスキルを身に付けたい」
「独学で勉強した英語の知識を生かした業務に就きたい」
「知名度のある企業に入社したい」
希望条件を、すべて満たす企業はなかなか見つからず、応募した企業も縁に
恵まれず、転職活動は行き詰まりを見せていました。

そこで「重視するもの」の優先順位をつけて、応募企業を見直し、活動を再開
することにしました。
「英語」「知名度」の順位を下げ、
最重要項目として「スキルが身に付く環境」を選択したのです。
それにより応募企業の選択肢が広がり、見事、教育・研修体制の整った
ネットワークインテグレータへの転職を果たされました。

転職の際「何を最も重視するのか」を明確にすることが、成功へのポイントと
なります。転職活動で迷われたとき、行き詰まったときは、ご自身が
「なぜ転職をするのか」「何を最も重視するのか」を考えてみてください。
何かが見えてくるのではないでしょうか。

私もぜひ皆さんと一緒に、それを考えるところからお手伝いさせていただきたい
と思っております。


                           キャプラン  田中 真路

*****

希望条件って、書き出してみると矛盾していることもありますよね。
「ターミナル駅から徒歩3分以内」かつ「静かで落ち着いた」賃貸物件とか
「安定している」けど「革新的な社風」の会社とか
昼は淑女で夜は娼婦のような恋人とか。
ん???


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

最近かき氷の「白くま」にハマっています。

昨年の鹿児島旅行で初めて食べたのですが、
練乳と氷の絶妙なマッチングに感動したのを覚えています。

今、その「白くま」がセブンイレブンで販売されており、

毎日帰宅後の楽しみとなっています。

http://www.sej.co.jp/shohin/shirokuma0605.html

考えると私は一度ハマると、そのハマりが長期間に及ぶ傾向にあり、

・生ハム
・レバ刺
・蒙古タンメン中本(ラーメン)
・スニッカーズ(チョコバー)
・エメラルドマウンテン(缶コーヒー)
・東武デパート地下の樽売りのウィスキー

これらはどれだけ食べ(飲み)れば気が済むのだろう?と思うぐらい
ハマッています。

そしてこういうものが年々増え続けている気がします。

それに比例して年々体重も増え続けています。

平岡 健

こんにちーは、生きざま番長 鈴木麻紀ですよーん。

ワタシが密かにリスペクトしているライバルサイト「人材バンクネット」。
その中に「ブログ的“オンナのオシゴト”事件簿」という読み物があります。
いろいろな働く女性のブログを見つけてきて、それにインスパイアされた諸々を
人材バンクネットの編集長が書いていく、というシリーズです。
先日掲載された新ネタはコチラ↓

ああ、「欲しい」だけの人々

企業で人事職に従事されている女性のブログに書かれていた
最近、「会社は私に何をしてくれるのーん?」と一方的に
“してもらうこと”ばかり期待する入社希望者が多い。
というお嘆きが、今回のテーマです。

たまにいますよねー。
根拠なく、自分は人に“してもらって当然”と考えている人。
先日 電車で見かけた女性2人組みもそうでした。

「最近の男ってさ、ご飯おごってくんないよねー」
「そうそう、ケチな奴が増えたよねー」


それはまるで「私たち、おごりに値するバリューがありませーん」
と宣言しているようなものではないのだろうか。
はたまた、“最近”おごられなくなったということは、
ケチな奴が増えたのではなく、キミたちの価値が落ちたのか???

そもそも、何を根拠に「自分はおごられるベキ」と考えているんだろう。
連れて歩いて自慢になるほどの美人だとか、飯炊きとか、チューとか、
アレとか、コレとか、おごられるだけの“何か”を提供してるのかしら。

男女の仲なら、「好きだから」という最強の理由があるわけですが、
会社はそうはいかない。何せ給料貰うんだから、それに見合う
バリューを提供しなきゃ雇ってくれる筋合いはないってぇわけで。
入社したい会社に、そんな「欲しい欲しい」モードでせまっても
採用はされないはなぁ。

「ブログ的“オンナのオシゴト”事件簿」は、最後にこう締めくくられます。

「ほしい」ばかりの人をテイカーと呼びます。
テイカーに未来はない、そう肝に銘じましょう。


そうだ、そうだよ。
テイカーではなく、常にギバー(そんな言葉あるのか?)でありたい。
仕事も愛情もお土産もね。

あー、でもまだまだ貰ってばっかりだな、ワタシの人生。
みなさん、いつもありがとう。

鈴木 麻紀

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

2007年も折り返し地点を過ぎました。
今年前半の転職市場を振り返り、私見を含めて感想を書いてみたいと思います。

大手企業は大幅な前年度アップの予算を立てて、優秀な人材獲得に躍起に
なっています。その勢いに押され気味の中小企業やベンチャー企業もやはり
人手不足で、社員1人当たりの負担が増えているように見えます。

少々レベルを下げてでも積極採用する企業、欲しくても採用基準を下げずに
厳しい面接をする企業と対応はさまざまです。
内定後の入社意思確定率は、9割を超える企業から5割を満たない企業まであり、
辞退率の高さに苦労する企業も少なくないですね。
どの企業も「待っていては始まらない」と採用セミナーを増やしたり、
転職サイトからスカウトをしたりと、人材獲得に工夫を凝らしています。

私は今年に入ってからすでに160人、@ITジョブエージェントを通じては
40人ほどのITエンジニアとお会いしました。
すぐの転職を考えていない方も多いのですが、具体的に活動に入る方が
以前より増えている気がします。
転職市場が活発で売り手市場であることの影響なのでしょう。

転職をサポートさせていただいた方の中には、素晴らしい転職を実現された方が
たくさんいらっしゃいます。こちらが驚くような大成功を収めた転職者も
複数いらっしゃいました。ほとんど未経験からの、いわばキャリアチェンジの
ようなステップアップ例をいくつか見て、私自身あらためて勉強になるケースが
多かったと思います。

そんな大成功を収めた皆さんに共通していたことがあります。
非常に綿密にしっかりと自己分析し、相手企業の研究を怠らず、経歴書などの
書類や面接の準備も用意周到に行っていたことです。
職務経歴書以外に自己プレゼンテーション資料を作成したり、転職についての
考えや目標、周囲の自分への評価を基に自己分析し、何ページにもなる
マニュアルとして作成したり、自分が目指す職業の方々のコミュニティ(SNSなど)
で情報を得たりと、ありとあらゆる努力をしていました。

先日大手ソフトウェアベンダに内定した29歳の方は、面接を4回も受けました。
毎回毎回、
「なぜ転職なのか」「なぜ当社なのか」
「当社に入社して、何をやりたいのか」
「5年後、10年後、どうなっていたいのか」という同じ質問をされました。

面接を1つ通過するたびに面談をして作戦を練り、前回以上の、もっと具体的な
回答内容を私も一緒に考えてから挑み、ついに内定を獲得しました。
皆さんは同じ質問を4回されて、毎回、前回以上の回答が出せるでしょうか?
企業の立場を考えても、これだけ人手不足ならもっと採用プロセスを
短縮すれば……などと思ってしまいます。

しかし、企業も転職者も、真剣に面接をするからこそWin-Winになれるのでしょう。
一番大切なのは、求人票にある必要スペックや求められるスキルではなく
情熱」なのかもしれません。


                        テクノブレーン  神戸 崇

*****

相手の真剣な気持ちが伝われば、こちらも真剣になる。
逆もまたしかりで、相手に真剣になってもらいたいときには、
こちらから先に 真剣にその相手に向き合うといいんだね。


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちーは、生きざま番長 鈴木麻紀です。
水曜日(8/1)の「クイズ。何人でSHOW!」、ご覧いただけました?
いよいよ、待ちに待った(待ってない?)回答編ですよー。


◆8月1日のおさらい こんなクイズでした◆

Q:@IT年収MAPで、下記の条件にあてはまる人は、
  ズバリ! 何人いるでしょう?

A 男性・東京都在住・28歳・Java開発経験あり・年収500万円
B 女性・Java&COBOL&FORTLAN、全ての開発経験あり
C 男性・北海道在住・30歳・保有資格-ソフトウェア開発技術者(旧第1種情報処理)

※ @IT年収MAPは、@ITプレミアスカウト@ITジョブエージェントに登録中の
  ITエンジニア約2万人のデータから2000人分を抽出したものが表示されます
※ データは2007年8月1日現在のものです。



では、早速お答えです。
あなたの予想は当たったかなぁ?


性・東京都在住・28歳・Java開発経験あり・年収500万円

Map13_01

正解は、8です。

28歳で年収500万って、世の中全体では かなり恵まれている方じゃないかしら。
そんな人が8人もいるなんて、さすがは人気のJavaエンジニアですね。

ちなみに。
@IT年収MAPは、にポインタを合わせると、
そのがある場所のの「年齢・年収」と「該当する人数」が見れるんだよ。
該当する人数が多いと、が大きくなるんだねー。


では、お次。
性・Java&COBOL&FORTLAN、全ての開発経験あり

Map13_02

正解は、3

まさかこんな人いないだろうと思ってお題にしたのに、
世の中広いんだなー、3人もいるなんて。

ちなみに。
画面左上の赤いは、ワタシです。
このアホ セルフレビュー第1回で、願望をこめて入力した
23歳*年収700万」のままでした、恥ずかしいですね。


最後は、
性・北海道在住・30歳・保有資格-ソフトウェア開発技術者(旧第1種情報処理)

Map13_03

正解は2でした。

保有資格を見るとね、都市部(特に東京)東京ではベンダー系の資格が強く、
地方では国家資格が強い、という傾向があるんですよ。
30歳では年収500万の人だけでしたが、年齢が上になると結構リッチな人も
いるようですね。


いかがでしたか?
クイズ。何人でSHOW!


「だから何なんだ」と聞かれたら、
「別に何でもないよ」と答えるしかないんですけどね。
自分で質問を出して自分で答える、楽しいひとり遊びができるってわけだわね。

番長「埼玉在住*31歳*Visual Basic開発経験者*年収450万は 何人でSHOW?」
番長「えーっとねー、18人!」
番長「ブーッ。はずれー」
番長「うひゃー、間違えたー」


うーん、淋しい……


番長とのお約束
良いITエンジニアっ子のみんな。
プロファイルの内容を実際とは異なる内容に変更した場合は、
遊び終わったあと、元のデータに戻すことを忘れないでね。




     ● @IT年収MAP セルフレビューバックナンバー ●

         1. グリグリでギューッ
         2. 山岡 俊久くん登場!
         3. ポン!ポン!ポン!であぁぁぁぁ
         4. “泣きつき”と“恫喝”と“押し売り”
         5. ITエンジニア35歳定年説は本当か?
         6. small tips
         7. ITエンジニアは、女性が「ずっと働く」のに最適の職業か?
         8. 何歳までにチームリーダーになればいいの?
         9. ゲーム! ひとりにして
         10. あなたは、ボクの一番星☆
         11. 年収1000万オーバーのエンジニアが最も多く持っている資格は?
         12. 最強のレガシー言語を探せ!
         13. クイズ。何人でSHOW! 質問編



鈴木 麻紀

みなさーん、こーんにーちはー。
今日は学生時代のアルバイト「ヒーローショーのお話のお姉さん」を
思い出しながら、元気よく始めてみました。生きざま番長 鈴木麻紀です。

@IT年収MAP」オープンから3カ月。
サービス開発者である生きざま番長は、
このMAPをより多くの人に使ってもらいたい、
いやいや それよりも、MAPをネタに番長自身が遊びたい、
と日々研鑽にいそしんでいるわけです。
その努力の甲斐あって、ナイスな遊びを見つけてしまいましたよ。
題して、

クイズ。何人でSHOW!

@IT年収MAPを任意の条件で絞り込み、その人数を当てよう
という、どーでもいーですねー なクイズです。
でも「クイズやろーよー」と声をかけても、誰も相手にしてくれないので、
ワタシと遊んでくれる人いないかなーと淡い期待を抱きながら
ここに書いちゃうわけですねー。では早速、質問です

Q:@IT年収MAPで、下記の条件にあてはまる人は、 ズバリ! 何人いるでしょう?

A 男性・東京都在住・28歳・Java開発経験あり・年収500万円
B 女性・Java&COBOL&FORTLAN、全ての開発経験あり
C 男性・北海道在住・30歳・保有資格-ソフトウェア開発技術者(旧第1種情報処理)


※ @IT年収MAPは、@ITプレミアスカウト@ITジョブエージェントに登録中の
  ITエンジニア約2万人のデータから2000人分を抽出したものが表示されます
※ データは2007年8月1日現在のものです。




「番長ったら またクダラナイ一人遊びをして」
と言いたい気持ちはグッとこらえて、人数を予想してみてみてみょー(?)
回答は、金曜日にココで発表しまーす。


ってか、@IT年収MAPを使えば誰でも分かるんだけどね、人数。

     ● @IT年収MAP セルフレビューバックナンバー ●

         1. グリグリでギューッ
         2. 山岡 俊久くん登場!
         3. ポン!ポン!ポン!であぁぁぁぁ
         4. “泣きつき”と“恫喝”と“押し売り”
         5. ITエンジニア35歳定年説は本当か?
         6. small tips
         7. ITエンジニアは、女性が「ずっと働く」のに最適の職業か?
         8. 何歳までにチームリーダーになればいいの?
         9. ゲーム! ひとりにして
         10. あなたは、ボクの一番星☆
         11. 年収1000万オーバーのエンジニアが最も多く持っている資格は?
         12. 最強のレガシー言語を探せ!

鈴木 麻紀

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仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)


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