人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

皆さんは転職するとき何を重視しますか?

賃貸物件選びに例えてみましょう。
どの地域・沿線に住むか、駅からの距離築年数間取り日当たりなどなど。
さまざまな条件の中でご自身なりの希望を思い描くはずです。
しかし、すべての条件を満たしてくれる物件というのは、なかなか存在しない
のが現実ではないでしょうか?
そこで、数ある希望条件のうち「優先する条件を明確にすること」が、選択の
判断基準になります。
「駅から遠くてもいいので、閑静な住宅街で日当たりのいいところ」
「狭くて古くても構わないので、勤務地から近いところ」
「新築以外は検討しない」
というように、何を一番重視するかということです。

転職を希望する入社企業の選択も同様だと思います。

職種・職務内容はもちろん、企業の業務内容にはじまり、設立年数勤務地
年収社風残業量などの数ある条件の中で、ご自身が「何を重視して転職を
するのか」を明確にすると、選択に迷いがありません。

先日転職に成功された方の事例です。
お会いした当初は、「何を重視するのか」があいまいでした。
「経験の少ないネットワークスキルを身に付けたい」
「独学で勉強した英語の知識を生かした業務に就きたい」
「知名度のある企業に入社したい」
希望条件を、すべて満たす企業はなかなか見つからず、応募した企業も縁に
恵まれず、転職活動は行き詰まりを見せていました。

そこで「重視するもの」の優先順位をつけて、応募企業を見直し、活動を再開
することにしました。
「英語」「知名度」の順位を下げ、
最重要項目として「スキルが身に付く環境」を選択したのです。
それにより応募企業の選択肢が広がり、見事、教育・研修体制の整った
ネットワークインテグレータへの転職を果たされました。

転職の際「何を最も重視するのか」を明確にすることが、成功へのポイントと
なります。転職活動で迷われたとき、行き詰まったときは、ご自身が
「なぜ転職をするのか」「何を最も重視するのか」を考えてみてください。
何かが見えてくるのではないでしょうか。

私もぜひ皆さんと一緒に、それを考えるところからお手伝いさせていただきたい
と思っております。


                           キャプラン  田中 真路

*****

希望条件って、書き出してみると矛盾していることもありますよね。
「ターミナル駅から徒歩3分以内」かつ「静かで落ち着いた」賃貸物件とか
「安定している」けど「革新的な社風」の会社とか
昼は淑女で夜は娼婦のような恋人とか。
ん???


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

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