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2007年7月の投稿

2007年8月 »

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

バブル崩壊後、多くの日本企業では、終身雇用制や年功序列賃金の
崩壊などにより、雇用環境が激変しました。その影響で、職に対する
意識も大きく変化しているといわれています。
政府が発表したデータによると、近年の大卒者の3年以内の離職率は、
3割
を超えており、そうした点からも転職は身近なものになっています。
最近は、バブル期以来の売り手市場といわれており、転職者にとって
有利な状況になっていると思います。

しかし、いくら転職が全体では売り手市場になったといわれていても、
内定獲得に難航する場合もあります。

39歳の山下さん(仮名)に初めてお目にかかったのは1年前。
相談内容は「一生勤められる会社を紹介してほしい」というものでした。
転職を繰り返してきた彼は今回を最後の転職にしたいというのです。
いろいろと要望を語ってくれたのですが、彼の希望を満たす会社は
残念ながら見つからず、ご紹介に至りませんでした。

それから1年ほど経ったある日、彼から連絡がありました。
弊社のWebサイトに公開している企業に応募したいというのです。
さっそく、企業に連絡を取り応募推薦をしました。

しかし書類選考の段階でNGに。
理由は「退職してから約1年のブランクは長すぎる」「労働意欲に不安がある」
とのことです。

1年間かけて探し続けた理想の会社に応募するも不採用。
その後も、数社にチャレンジしましたが、結果は同じ理由ですべてダメでした。
このままでは理想の会社どころか仕事に就くことすら難しいのでは、という
恐怖に襲われ、現在は大幅に制限を解除し、急ピッチで転職活動を行っています。

100%要望を満たしてくれる会社などありません。
環境はある程度 会社が用意してくれますが、その点だけを求めると
本当に大切なことを見失ってしまうことがあります。

重要なのは
「どんな会社に勤めるか」ではなく「どんな仕事をするか」であり
100%の環境を求めるのではなく、いかにして100%の状態に近付ける
よう努力をするか、ということだと思います。


                          アデコ 藤田 孝弘

*****

上のコラムを読んでドキリとした人、だーれだ?

ハイッ! ばんちょ~(独身&バツなし)です。
転職についての話なのに、恋愛話と勘違いして、
ドキドキドキリとしてしまいました(またかよ)。

「転職も恋愛も、相手に与えてもらうことばかり
 考えているとうまくいかないよ」
と藤田さんに諭されているような気がしてしまいました。

愛とは与えるもの、会社にも恋人にも仕事にも。なーんてな。


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにーちはー
生きざーまばんちょー 鈴木麻紀でーす

独立行政法人 労働政策研究・研修機構のサイトに興味深い
調査報告が掲載されていました。

若年者の離職理由と職場定着に関する調査

最近の若者が離職する理由や求職活動、その後の職場における状況を
把握することで、職場定着に必要な要件を明らかにするために、
35歳未満の若年者(企業の在職者とハローワークに来所した求職者)
を対象に調査を実施しました。
       独立行政法人 労働政策研究・研修機構サイトより抜粋


内容は、

・中途採用者や求職者の前職の仕事状況
  仕事満足度、仕事の重責度、ストレス状況、教育訓練環境、人間関係
・離職の状況
  離職理由、相談相手の有無
・現在の会社での状況
  仕事の状況、転職意向
・企業からみた、離職理由や若年層定着の課題

などなど盛りだくさん。
なんと全440ページの大作です。
目を通すだけでも視力が落ちてしまいそうなので、
ここでは、番長的に1番気になった項目を紹介しましょう。

離職を考えたけど「思いとどまった」理由

全体回答をみると 辞めると生活ができないから 45.1%
という現実的な回答がトップにあがり、「そりゃ そうだ」感が
ただよってしまうのですが、ワタシが着目したのは、自由記述欄。
この設問には自由記述欄があり、実に11.5%もの人が回答してくれたそうですよ。

うーん、味わいぶかい。

「とりあえず3年はやろうと思った」
などの、期限をくぎって働き続ける人あり、

「まだ学ぶべきことがある」
と、キャリアやスキルの蓄積のために積極的に会社に留まる決意をする人あり、

「再就職で不利になる」「印象が悪くなる」「経歴にキズがつく」
など、早期離職を警戒する人がいたり、

「また1からやり直すこと」や「転職しても同じことを繰り返すのではないか」
といったことに不安になる人もいるし、

「仕事が忙しかったから」
というなるほどねーな理由で断念したという例もあり。

「自分の事を真剣に考えてくれる人がいた」
など上司や同僚に恵まれて翻意した、という心温まるエピソードもあります。


でね。
報告書によると いくつかのキーワードがあり、
最もよく出た言葉は「がまん」だったとか。
フレーズで多かったのは、
「辞めるのはいつでもできる」「負けたくなかった」
「今、自分が辞めると、沢山の同僚・部下に迷惑がかかるから」
ですって。泣けるねぇ。うぅぅぅぅぅ。


会社を辞めよっかなー、どーしよっかなー と迷っているあなた!
この「退職しなかった理由」が当てはまるか当てはまらないか
ひとつのモノサシになるかも、ですよ。

にゃっはーん。



※ 今日は漢字が多かったな。

鈴木 麻紀

人生の重大な転機の1つ「転職」。
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さてさて、本日の“つぶやき”は……

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そろそろ梅雨も明けそうです。夏が待ち遠しいですね。

さて、今回は面接の選考基準について書きたいと思います。
一般的にIT業界のエンジニア面接の評価項目は

 ・技術力
 ・業務知識
 ・コミュニケーション力


だと言われています。私もそう思っています。
しかし、この評価項目ばかりに目が行ってしまい、
大事なことを忘れてしまっている方が、多くいらっしゃいます。

その大事なこととは、「人間力」です。

この事象が多く見られるパターンは、大手企業を受験している方です。
大手企業には数多くの転職希望者が来ます。
ですから、上記3項目の評価基準を満たすだけでは不十分。
更にプラスアルファの項目「人間力」が必要なのです。


これまでに、大手企業で面接を受けて
「基準は満たしているはずなのに、なぜNGだったのだろう……」
と感じた方、いませんか?

もしくは、
「求めるスキルに対して不足感があったから」
という理由でNGだったことがある方もいるはずです。

その場合のNG理由を翻訳すると、
「是非、一緒に働きたい人間ではなかったから」=「人間力の不足」
であることが多いのです。


人間力があれば、

「基準に満たしているはずなのに、なぜNGだったのだろう……」
         ↓↓↓↓
     「即合格、内定です」

「求めるスキルに対して不足感があったから」
         ↓↓↓↓
「スキルはすぐに身に着くから問題ない。伸びシロがありそうだ、内定」

となるはずなんですね。


では、人間力とはいったいなんでしょうか?
それは、「一緒に働きたい人かどうか」なんです。
日ごろの心掛けで解決できるはずです。
皆さん頑張ってくださいね。

えっ?企業別の対策はないのかですって?
実は、あるんですねー。
それは、またの機会に……。


                      リーベル 小塚 康司

*****

転職希望者と同じぐらい採用担当者にも必要な「人間力」。
採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思わせる力が無いと、
せっかく優秀な方が応募してくれても辞退続出ってことになりかねません。

「うちの会社、内定者がみーんな辞退しちゃうんだよねー」
という会社の社長さん。
あなたの会社の採用担当者、人間力ありますか?


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こーんにーちはー
生きざま番長 鈴木麻紀ですよー。

先週、仕事でご縁のある人材コンサルタントが書かれた本が出版されたので、
番長、早速 読んでみましたよ。

「人材コンサルタントに騙されるな!」  山本直治著 PHP書房

タイトルから「すわ! 内部告発暴露本か!」と思いきや、さにあらず。
人材紹介会社とはどんな仕事をするところで、
そこで働く人はどんなことが嬉しかったり、そうじゃなかったりするのか
といったことが分かりやすく書かれた本でした。
(暴露話もちょっと期待していたんですけどねー。残念)

人材紹介会社を使った転職を検討している人や
人材紹介会社で働いてみたいけど、どんなことするんだろうって思っている人は
読んでみると「スッキリ」するんじゃないかな。

えー。番長、仕事柄 いままで100社強の人材紹介会社を訪問したり
多くの人材コンサルタントのお話を伺って、記事にしたりしてきたんですけど。

ワタシ、人材コンサルタントの人好きです。

ひゃー告白しちゃった。
と言っても、個人の●●さんラブー♪というわけではなく、
人材コンサルタントという仕事をしている人たちには
好感が持てたり、リスペクトできる人が多いなぁ、と思うわけです。
でね。それはなーんでなんだろーなーと、考えてみました。

人材コンサルタントは「ケツを持つ」仕事の仕方をしてるから。

じゃないかなー、たぶん。
転職は、誰にとっても人生を左右する重大な選択で、
それをサポートする人材コンサルタントの仕事って とても責任が重い。
その大切な仕事を、基本ひとりで最後まで完遂するんだもん。
そこには、ベテランも新人も会社の大きさも男女も関係なくて、
「僕はまだ新人ですから」とか「ワタシはいちアシスタントですから」とか
といった言い訳は通用しないし、途中で投げ出すことも、逃げも隠れもできない。
そんな、ひとりひとりが自分という看板をしょって仕事をしてる覚悟ってやつが
あるような気がする。

そーんな皆さんと、かかわりあえる仕事ができることが
ワタシはとても嬉しいんだ。
へへへっ。

鈴木 麻紀

すでに夏期休暇を満喫した生きざま番長の下僕? 大杉です。
今回も合宿のようなダイビング旅行。真っ黒に日焼けしてきました。

大好きな人たちに囲まれ大好きなダイビングを満喫できるそこは、
わたしにとってはこの上なく幸せな時間、そして日々をすごせる場所。

そして、大好きなサメにもたくさん会えて、お腹いっぱいになるほど出会えるカメたち、
ギンガメアジやバラクーダの群れに心を奪われる海の中。
Page_1_4 Page_3_2
でも、わたしは魚をみることよりも、水深600メートルといわれる底の見えない海の中で
仰向けになったり、ぽっかり浮かんだり、クルクルまわったり、
大好きな人たちとふざけたりして楽しむのが、なによりも大好き。

Page_2_2
わたしの夏休みは終わってしまったけれど、そこへ次回はお正月に帰る予定です。
そう、わたしにとってそこは行くのではなく帰る場所。

大杉 文

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人材不足は、IT業界に常に付きまとう問題です。

業界を問わずITエンジニアの需要が拡大している中、
IT教育を受けた人材の新規供給は、年間わずか1万人といわれています。
人手不足は解消されるどころか進むばかりで、毎日遅くまで残業、
土日も出勤、代わりの人材はなかなか見つからないなど
現役の技術者に負担が掛かり、労働環境の劣悪化が進みます。
そうなるとIT業界を志す学生が少なくなり、人材不足解消のめどが
ますますたたなくなってしまいます。

多くの方はITエンジニアにとって苦しい時代と考えるかもしれません。
でも、この状況を「好機」ととらえる人もいます。

人材不足。
つまりどの企業も、喉から手が出るほどITエンジニアがほしい状況です。
この状況をチャンスととらえ、好条件や好待遇の職場を手に入れている
人もいるのです。
しかし、ただ単に転職すれば良いというものでもありません。
条件面だけに目がいってしまうと、失敗する可能性もあります。

では、どこに気を付ければ成功できるのでしょうか。
それは、人が離れていく企業か集まっている企業か、という点です。

ITエンジニアの働く環境を整えてる企業には、ITエンジニアが集まってくる。
ITエンジニアが集まれば、受注できる案件が増えて企業も成長する

つまり、ITエンジニアを中心に考えることのできる企業、ということです。

条件面だけでなく総合的に自分に合った企業を選べるいまは、
もしかするとITエンジニアの転職にとって最高の時期なのかもしれません。


                          ワークポート 横山 法典

*****

「3K(キツイ、キツイ、まじでキツイ)」という噂のIT業界。

仕事は好きだけど、こんなにツライのもう耐えられない!
と転職する人も少なくないのでは?
せっかく転職するのなら、「人が集まる」という視点で
会社を選ぶのもいいかもしれませんね。

ワタシの周りには、野良猫が集まります。


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。


鈴木 麻紀

今月はサッカーを見る人にとっては面白い。
日本代表のアジアカップ、U-20のワールドカップ、コパリベルタドーレス杯(南米選手権)、そして、Jはナビスコカップ。
隣の席の柳澤さんは平日深夜にコパリベルタドーレス杯を見ながら寝てるらしく、
翌日のコメントはだいたい前半のみだ。

僕はもっぱらサッカーは観るほうで、幼稚園のころや高校の部活終了後に遊びがてらにやったことがあるくらい。中学生のころ、隣町の浦和でJリーグの浦和レッズが誕生してからサッカーを見始めることになった。

今日のアジアカップの日本対UAEは楽しみだ。
アジアの気候はキツイと思うが、オシムサッカーを見せつけ優勝してもらいたい。
そして、明日はナビスコ杯準々決勝第2戦目の浦和対大阪。
1戦目1:1でアウェーゴールを許してるだけに、
先制点は取られたくないところ。レッズに勝ってくれと願うばかり。

週末も気が抜けない日が続く。

大室 智功

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ここ1カ月、数名のシステムエンジニアとお会いしました。
すると、どなたも同じように
「プリセールス職を希望します」「上流特化の職種を望みます」
とのご希望だったのです。
理由は多々あれど、これには私もいたく共感してしまいました。

というのも。
私は以前勤務していたSIベンダで、特定のプロダクトを専門とする
部門にシステムエンジニアとして配属されました。
主要職務は、開発プロジェクトへの参画と導入支援サービスでした。
しかし数年後、担当製品の売れ行きに陰りが見え始め、将来の
キャリアに不安を抱くようになったのです。

そんな折、上司から
「来年はプリセールスか開発専門の職種、どちらかを選択しろ」
といわれ、私はプリセールスを選んだのです。
プリセールスを選択した理由は、自身の嗜好(しこう)や性格を
自己分析した結果、セールスや上流寄りの職種が自分には合っている
と判断したからです。この職務は非常にやりがいがあり、いまでも
その選択に間違いはなかったと思っております。

このような 過去に自分がキャリアに対して悩んだことや、
キャリアチェンジをした経験からも、ITエンジニアにさまざまな情報を
提供できていると考えています。

キャリアアップ制度が充実し、職種変更の希望に柔軟に応じてくれる
環境のある企業は、まだまだ多くはないとうかがっております。
そうなると、キャリアチェンジを希望される方は、転職という手段が
大きな選択肢となると思います。
キャリアチェンジを目指す方は、単なるチャレンジ精神だけではなく、
ご自身の分析と評価を充分し、なおかついままでのご経験やスキルが
最大限に生かせる職種を選択していただきたいと思います。


                      イムカ 山田 二朗

*****

「キャリアチェンジ」というと、
なんとなく「リセット」のように思いがちですが、
山田さんのご経歴は、職種は違えど ちゃんと前の仕事の経験が
次に生かせてる。

小学校から中学校へ、そして高等学校へ行くように。
進学型キャリアチェンジって感じかな?


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちは。生きざま番長 鈴木麻紀ですー。
ITエンジニアの年齢・年収の実態がセキララ☆に分かる「@IT年収MAP」、
みなさんもう遊んでみましたかー。

@IT年収MAP」のくだらない、もとい楽しい遊び方を、
サービス開発者である番長がひとりで探るセルフレビュー。
今回も脱力モードでフニャフニャいきますよー。

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表します。
番長の理想の男性1位の座から「ガッツ石松さん」が転落しました。
新1位は「輪島功一さん」です!※1

……ではなくて、
今回のテーマは「レガシー言語」です。
経験者の人数は? その年齢構成は? 気になる年収は?
といった疑問を@IT年収MAPを使ってみていきましょう。

出場選手は次の4言語。
日本の高度経済成長期を支えてきた名選手たちです。※2

英語ではコォボルと発音します      COBOL
その巨大さはティラノザウルスのごとし  PL/I
F1のような正式名              FORTRAN(FORmula TRANslater)
機械と人間の間にヤツがいる       アセンブリ言語


では早速、それぞれの「開発/実装経験あり」の分布を見てみましょう。

COBOL

Map_cobol


年齢 21歳~67歳
年収 190万円~1500万円


出場選手の中で、最も経験人数が多かった言語です。
20代後半から30代前半に、なにげに人数が多いですね。
これはもしや、2000年問題の残兵でしょうか。



PL/I

Mao_pl1


年齢 23歳~60歳
年収 190万円~1500万円(両方ともCOBOLと同じ人物のようです)


反対に最も経験人数が少なかったのが、このPL/Iです。
規模の大きなプロジェクトに携われてるのでしょうか。
30歳で年収1000万という人がいます。



FORTRAN

Map_fortran


年齢 25歳~67歳
年収 100万円~1500万円


こちらも人数が少ないのですが、
20代で年収800万円代の人が複数いて、びっくりしました。



センブリ言語

Map_asembri


年齢 22歳~67歳
年収 150万円~1500万円


20代前半から50代半ばまで、まんべんなく分布していますね。
とはいえ、何気に20代30代の経験者が多いことにびっくりしました。


どの言語にも共通して言えるのですが、結構若手が多いですね。
ちなみに平均年齢は、順に33.6歳、35.5歳、36.3歳、36.4歳でした。
「レガシー」には、「遺産」や「遺物」という意味もあるので、
てっきり経験者は年配の方が多く、仕事内容も運用・保守が多いのかと
思っていたのですが、20代開発経験者がこうも多いということは、
ワタシの予想はおおはずれ。まだまだ活躍しているのだなぁ。※3

ちなみに、平均年収1位は FORTRANの684万円
アセンブリ言語、PL/Iと続き、最下位COBOLは557万円。
その差 127万円。明暗分かれる結果となりました。


タイトルの「最強のレガシー言語を探せ!」、どうしようかなぁ。
平均年収で見ればFORTRANなのですが、
そう言いきってしまうのは、なんだか釈然としない感じ。

えーいっ、決めた! レガシー戦士は、みーんな強いぞ!

番長、本日もGoing My Wayで締めくくってみました。
むっはーん。


※1 ボクサーが続いてしまいました。不器用なぐらい真っ直ぐな男が好物です。
※2 G・馬場、A・猪木、S・ハンセン、タイガーマスクのことではありません。
※3 天龍源一郎も頑張ってます。



     ● @IT年収MAP セルフレビューバックナンバー ●

         1. グリグリでギューッ
         2. 山岡 俊久くん登場!
         3. ポン!ポン!ポン!であぁぁぁぁ
         4. “泣きつき”と“恫喝”と“押し売り”
         5. ITエンジニア35歳定年説は本当か?
         6. small tips
         7. ITエンジニアは、女性が「ずっと働く」のに最適の職業か?
         8. 何歳までにチームリーダーになればいいの?
         9. ゲーム! ひとりにして
         10. あなたは、ボクの一番星☆
         11. 年収1000万オーバーのエンジニアが最も多く持っている資格は?

鈴木 麻紀

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

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「優秀な人にたくさん会って、少しでも役に立って感謝されたい。」
そんな単純で、そしてとても難しいことにチャレンジしたくて
この業界に飛び込んだのが5年前。

アドバイザーとして、カウンセラーとして、コンサルタントとして。
立場を変えながら、お会いする技術者の価値観を徹底的に理解して、
その人が判断するのに必要な「考え方」「情報」「機会」を準備
して、最後まで一緒に納得できる「こたえ」を探す。
いまでは短期的な活動支援ではなく、5年周期の長期的なキャリアプラン
の提案もできるようになってきました。

じっくり話を聞くスタンスは変わってませんし、サービス精神は旺盛です。
そういう意味では、どんな方と話をしても、つまらないコンサルタント
ではないと自負しております。えへん。

そして最近。
自分の中に、「プライド」ができてきた気がします。
このプライドとは、コンサルタントとしての自信責任
転職希望者にとって良いことも良くないことも責任を持って言えること、
そのための自信が身に付いたことです。
そういう意味ではプライドは誇りとも言えます。

自分の仕事にプライドを持っている人は、とてもカッコいいですよね。

「仕事どうです?」と聞かれて、無理して「楽しい」と答えるよりも、
「大変だけど面白い」と笑顔で言えるカッコいい人を目指したい。
目指して努力したその結果がキャリアになるのだと信じたい。

みなさんは、プライドを持って仕事してますか?


                      テクノブレーン 服部 泰三

*****

I am proud of you!

服部さんが誇りを持って仕事に向かわれていること
そして、そんな服部さんとこうやってご縁をもてること
それがワタシの仕事へのプライド

BGM:「PRIDE」今井美樹


                       生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

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