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2006年11月の投稿

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人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

わが社は知人の紹介で求人をいただくことが多々あります。
今日も先日知り合いになったばかりのM君に紹介され、大手グループ企業の
副社長と会ってきました。
なぜ知り合いになったのかというと、それは秘密。

今日お伺いしたのは、機械系エンジニア出身の方がコンサルタントとなり
業務改善を行うマニアックな会社。ロケット、HDD、新幹線など機械系の
元設計者が、メーカーの開発者に対して開発・研究手段の業務改善の
コンサルティングを行うのです。

これは主観的な意見かもしれませんが、こういったニッチ業界でTOPを走る
会社には、良い会社が多いと感じます(利益率もかなり良かったりします)。

わが社が持つ求人案件の中には、音声認識でNO.1といわれる会社や、
基盤系研究エンジニアを求める会社があります。
そういった会社は人材のリクエストもニッチ。

「想像力のあるエンジニアがいい」
「技術おたくがいい。コミュニケーション能力はそこそこで、
 アキバ系が結構多いです」などなど。

こういった話を聞くと、世の中はさまざまな人がいて、さまざまな企業がいて、
成立しているんだな、と感じます。


                           インゲート 川嶋 梢

*****

ニッチなリクエスト。
ワタシは「背が高くて、バカ真っ直ぐなオトコ」を希望します。


                  生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんばんぴゃ。生きざま番長 鈴木麻紀です。

我が同志H君の調子が最近あまり良くない。
疲れがとれないし、たまに気分が悪くなることもあるらしい。

それも無理はないと思います。
働き盛りのごたぶんにもれず、会社滞在時間は朝から終電間際まで。
しかも彼の役割とミッションは 常に決断と判断が求められるものが多く、
1日を50mプールにたとえると、まるで息つぎせずに潜水で進むようなものです。

同じように1日14時間 働いていても、その密度はさまざま。
ゆっくり歩きながら進んだり、
クロ-ルで全速力で泳ぎきったり、
立ち止まったり深呼吸したりしながら自分のペースで泳いだり、
はたまた、H君のようにずっと息を詰めるように集中力を持続させて潜水したり。
同じ50mプール(1日)でも、潜水で進むのは人三倍疲れるだろうなぁ と思います。
 
あれ、でもなんだか それだけではないなぁ。
人の“頑張ってる”や“忙しい”や“疲れた”や“イキイキ”は、
その50mの密度だけでは はかれない部分もあるみたい。
密度ミッチリで忙しいはずなのに 疲れた様子も見せず元気な人もいるし、
その逆の人もいる。

たとえゆっくり歩きながらの50mでも、体力のない人にとっては精一杯の50mだし、
泳ぎの得意な人にとっては、クロールで50mなんて朝飯前だったりする。
最初は10mもやっとだった人が、毎日 泳いでいるうちに50mぐらいは平気で泳げる
ようになったりもする。
50mの密度には、その人の持っている能力や体力や経験も関係してくるのかも。

とはいえ、H君の潜水はどんなに体力のある人でもやっぱり大変だと思います。
たまには プールサイドでトロピカルカクテルでも飲んで休憩したいね。

060911_1546

鈴木 麻紀

先日、渋谷で開催されている「スーパーエッシャー展」にでかけました。始まって間もないということもあってか、チケット売り場には行列が。早速その列に並んで会場に入ると、入り口で何かを配っています。「音声ガイドかな」と思っていたのですが、それは何とニンテンドーDS Lite。

DS Liteを観賞用のガイドとして使い、エッシャーの紹介や代表的な作品の解説が視聴できるというもの。作品解説ではタッチペンを使って絵を拡大表示させ、より細部まで作品を鑑賞できました。会場内は人が多いため、ゆっくりと作品鑑賞とはいきませんが、手元のDS Liteならば(限られた作品数ではありますが)1つの作品をじっくりと見ることができます。お年を召した方も利用されていましたが、特に混乱している様子もなく、あらためてタッチペンを使った操作の強さを見せ付けられました。またDS Liteが展覧会という場所でも浮くことなく、違和感なく収まっていることにも驚きました。

鑑賞ガイドのソフトは会場内のみの利用でしたが、解説も分かりやすく作品の拡大も便利だったので、グッズ売り場で売っていたらつい買ってしまったかもしれません。意外なところでのDSとの出会いに何だか新鮮な気分になりました。

千葉 大輔

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

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転職は、人生の中で数少ない自己を売り込む機会です。

転職プロセスでの自己の売り込み方法は、通常2つの方法しかありません。
「職務経歴書」と「面接」の2つです。
これまで転職コンサルタントとして、多くの求職者と接してきましたが、
その売り込みの際に、売り手の論理にとどまり買い手の論理になっていない方が、
意外に多いように感じました。

特にキャリアが豊富な方が、このケースに陥ってしまうことが多いようです。
それは、「自分にはキャリアがあるから相手が評価してくれるだろう」という
思い込みがあるからではないでしょうか。
突き詰めて言うと、採用の評価で大切なのは、

「自分がどのようなキャリアを持っているか」
ではなく、

「求人企業にとって、自分を採用したらどのようなメリットがあるのか」
なのです。

求人企業の事業内容や方向性、求人ポジションで期待される役割、課題に照らして、
「自分は、このような貢献ができます」
というところまで掘り下げて経歴書に書かれていますか?
面接でアピールできますか?

点検してみてください。


                   アビリット 鍛治 豊顕(かじ とよあき)

*****

おのれを売り込む

やー
恥ずかしいですねぇ
照れちゃいますねぇ

合コンで「あたしって、料理が得意なのぉ(はぁと)」
と作り声でアピールする女をイメージして、しり込みしちゃう。
できることなら そんなこっぱずかしいアピールはしないですませたい。
素のままの自分に、ある日誰かが「好きです」って言ってくれないかしら……

なぁんて、思ってませんか。

大丈夫。そんなこと滅多にないから。
人と人は、お互いにお互いのどこか惹かれあって 恋に落ちる。
自己売り込みとは、「料理が得意なのぉ」の押し売りではなく、
お互いの惹かれる部分を披露しあうことなんだと思います。

企業と社員も一緒。
お互いの何かに惹かれあって、特別な関係(雇用)に至る。
そのためには、お互い適切な自己売り込みが必要なわけですね。

「ぼく、開発が得意なのぉ」だけでは惹かれないなぁ。


                  生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんばんにゃ。生きざま番長 鈴木麻紀です。

番長ファミリーは、父・母・ワタシの3人家族。
洗濯と掃除はそれぞれ、食事だけ一緒です。
一緒とはいっても、ワタシは仕事が終わってからになるので基本午前様。
居間に並べられたオカズとメモを見ながら、電子レンジで暖めたり
冷蔵庫から付け合わせを取り出したりして、ひとりで食べます。
この時間帯、両親はそれぞれの部屋で遊んでいるのですが、気分で
やってきて話しかけたり、横でシャドーボクシングをしたり(母)します。
父はワタシがオカズを食べているさまを横でジッと見ていて、苦手な
ものに手をつけないでいると、「コレ」と指差して食べるのを促したりします。

我が家の夕食は事前申請制。
デフォルトは「家で食べる」。で、この日は外食だからいらないよーって日は、
居間のカレンダーにそれぞれの名前の一文字目と×の印をつけます。
ワタシの名前はマキなので、15日「マ×」ってな感じ。

でも予定は変わることもあります。
今日は仕事が早く終わりそうだし、たまにはお友達誘ってご飯でも食べようかなぁ
なんて日は、「マ○」なんだけど急遽「マ×」になるわけです。
そんなときは、電話連絡です。
「もしもし、鈴木麻紀です(自宅だけどフルネーム)。今日“マ×”ね。」

そうすると、敵もさるもの。すかさず本日の献立を披露するのです。
「今日はねー、まいたけご飯にお吸い物、金沢のお麩入り。海老の天婦羅と
 カボチャとパパイヤのサラダ。ふははははぁっ(笑)」

魅力的なラインナップと勝ち誇ったような「ふははははぁっ」を聞くうちに、
ワタシのお腹は“ぐぅ~っ”と鳴り、お友達とのご飯はまたにしよう、と
シッポ振り振り家に帰ることもしばしば。
こんなとき、ワタシは彼らに餌付けされてるような気がするのです。

「男は胃袋でつかめ(どんなに浮気性の男でも、飯がうまければ必ず帰ってくる)」
というけれど、男だけじゃなく 娘もノラ猫も美味しいご飯があれば帰ってくる。
食は大切だねぇ、のお話でした。

鈴木 麻紀

今年のはじめ、突然倒れて生死の境目をさまよったのち奇跡的な回復をした私の父、72歳。
その父が、パソコンがほしいと言い出した。

10月某日、私は都内某量販店にて手ごろな値段のノートパソコンを購入した。
同日、新東京タワーが数年後にできるという東京・下町に住む父のもとへ
新品のノートパソコンを届けた。
父は子供のように目を輝かせてうれしそうに笑った。

父はもともと聴力障害者で、さらに20年前に右目を失明している。
携帯電話も使えない父が使うパソコン選びには最低条件があった。
・クリアで大きな表示画面であること
・キーボードが打ちやすく大きいこと

父は生まれて初めてパソコンを覚えることになる。
しかし、私たちがあたり前のように使っているパソコン用語はわからないし、
付属のマニュアルだけでは理解できないことが山ほどある。
日常会話の細かいニュアンスも伝えるのがままならない父のために
画用紙を用意、1ページ目に起動とシャットダウンの手順を書いた。
こじまたかこ特製手作りマニュアルを作った。

そして近々実家にADSLが開通する予定である。
彼はこれからたっぷり時間をかけてパソコンを覚えていくだろう。
72歳の挑戦である。

高齢化が進む現代では、父のようなユーザーにとって
パソコンは非常に難しい機械に違いない。
おぼつかない手でマウスを握り“閉じるボタン”の場所を
真剣にクリックする父を見ながら
「老人にやさしいパソコンができるといいのに」と思った。

近い将来、父がこのブログを見る機会がやってくるであろう。
そのとき父にコメントを入れてもらえたら本望である。

そんな私も生まれて40年がすぎ初体験をした。「合コン」である。
私はいままで「合コン」をしたことがない。必要がなかった。
そもそも「合コン」の定義がわからなかった。
合コン経験者に幾度か聞いたことがあるが、誰一人納得のいく回答が得られなかった。

ひょんなことで某ゲーム開発会社のえらい方と知り合う機会があり、
話の流れで「合コン」をすることになった。

そこで学んだことをいくつかあげてみる。
・合コンは男女それぞれ幹事がおり、かつ知り合いであり、
 自分の友達を紹介する出会いの場である
・幹事はキャスティング、スケジュール調整が結構たいへんである
・席順が重要(らしい)が、サッカーのフォーメーションみたいである
・式次第があり、時間配分が難しい
・まんべんなく全員が話せる雰囲気作りに苦労する
・結婚していても彼氏や彼女がいても参加はOKなのね(不思議だ)
・カップルが1組でもできれば成功らしい
・合コン初体験の私が幹事をしたのにも問題はなかったのだろうか、疑問である

あらためて「合コン」の定義とは? 人それぞれ違うということだろうか……。
いろんな意味で、いくぶん消化不良だったことは否めない。
ま、こんなもんかもしれない。

父とパソコン、私の合コン(←韻を踏んでいる!)
初体験はいくつになってもワクワクするものであり、
新しい発見があり、段取りが大変なものであると
仕事でイベント・セミナー企画・運営をしている私は痛感したのであった。

小島 貴香子

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

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職業柄、転職相談やキャリアカウンセリングなどでエンジニア、コンサルタントと
お会いすることが多いのですが、皆さんお忙しい方ばかり。
その中で時間をつくっていただくので、スケジュール調整も大変だと思います。

先日お会いしたSEのAさんも、地方の大きなプロジェクトに参画されているとても
多忙な方でした。そのため最初のコンタクトから面談まで1カ月もかかりましたが、
レスポンスの速さやポイントの的確さなどのやりとりがしっかりされていたので、
私はAさんに会える日を楽しみにしていました。実際にお会いしてみたら想像通り。
話が具体的で分かりやすく、仕事に対しても責任を持って前向きに取り組まれて
いる方だったので、私は彼にさらに好感を持ってしまいました。

忙しいAさんのこと、企業との面接でもスケジュール調整は容易ではありません
でしたが、都度早急かつ正確なレスポンスや状況説明をいただけたので、無事に
希望のコンサルティング企業への転職が決まりました。

状況に応じて優先順位を付けてしっかりと考え、その場で決断する。
決断したからには腹をくくり、その後のアクションを素早く行う。
多分スケジュールも優先順位を付けた調整の仕方をしていたのでしょう。
決断の仕方や決断後の調整力など一連のやりとりを通じて、
私はAさんの仕事ぶりを見ました。
そして転職活動の経過につれて彼への評価がさらに高くなっていったのです。

直接会った印象はもちろんですが、その前後のやりとりからも本当のその方が
分かるのかもしれません。
質問に対してのレスポンス(速さ、内容など)や提案に対する決断、返答など。
こういった基本的な対応から、その方の本気度はもちろん、人間性を感じます。
当たり前と言えばそれまでですが、あらためてこの“基本”の重要さを
認識しました。


                    クライス&カンパニー 半藤 剛

*****

仕事が早い人は、決断も早い。
そして、一度決断したことを決して後悔しない。

そーなの、それは分かっているのだが。
カレーにしようか、唐揚げにしようか 迷いに迷って
あげくに両方頼んじゃって、食べ過ぎたと後悔する。

食事時にはいつも器の小ささぶり(と胃袋の大きさ)が
露呈してしまうワタシ。
まだまだ修行が足りまへん。


                  生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちぱー。生きざま番長 鈴木麻紀です。
先日「ストレスマネジメントセミナー」なるものを受講してきました。
おさらいをかねて、ストレスの感じ方についてをちょっとご報告。

ストレスとは、「平常な状態に、何らかの“刺激”が加わることで、
ひずみ(ストレス反応)が生じること」
です。その発生のメカニズムは、

[刺激(現象)] ⇒ [評価(認知)] ⇒ [ストレス反応]

何らかの原因(刺激)を受けて、認知(考える)する。
その結果、ストレス反応(感情)が発生するということですね。

例えば こんな感じです。
部屋の温度が高すぎる[刺激] ⇒ 暑いなぁ[評価] ⇒ イライラ[ストレス] 

面白いのは、同じ[刺激]でも人によって感じ方が違うということ。
例にあげた「暑い」にしても、服装によって感じ方は違うし体感温度も人それぞれ。
同じように暑いと思っても、暑さに慣れている人にとっては それほど気にならな
かったりします。

そして、刺激によって感じる[評価]は、その濃淡だけではなく種類も違うようです。
セミナー中に、いくつかの[刺激]となるお題を与えられて、
「それをどう思うか」「それによって感じる不快指数」をつけて、少人数のグループ
で発表しあうと、いうワークショップがありました。
お題は、「知り合いに挨拶したら、相手は黙って通りすぎた」
「頑張って仕上げた仕事の、欠点だけを指摘された」などです。
あなたは、どうですか? こんなときどう感じますか?

ワタシはねー、怒る怒る。すーぐプリプリ怒っちゃう。
テキストの中には「ムカッ」とか「イライラ」とか「カチーン」の文字があふれてます。
そして、他の人もみんなそうだろうと思っていたら、さにあらず。
同じグループに優しい笑顔が印象的な女性がいたのですが、彼女はなんと同じお題に対して、
ことごとく不安になっていたのです。
彼女のテキストに書き込まれた文字は、「ドキドキ……」「落ち込む」「不安」などなど。

さらにビックリしたのが、50代(ぐらいかな?)の男性。
なんと彼は、お題の数々に対して、「なぁんとも思わなかった」のです。
彼のテキストのメインフレーズは「ま、いっか」「どうにかなるさ」「しょうがない」です。
なんでなんでー、と詰め寄るワタシたちに
「こんなこと、今まで起きたことに比べればたいしたことないよ」とニコリ。
たくさんの修羅場を踏むと、相当なものでない限り[刺激]が[刺激]ではなくなるようです。

そーかー。
ストレスの感じ方は、「経験値=対処できる自信」によっても違うのだな。
彼の余裕の微笑みに 羨望と憧れのまなざしを送る怒りんぼぅ番長。
早く余裕あふれる大人になりたいものです。

 
このセミナー、キャリアカウンセリングのトレーニングの一環として受けたのですが、
自分のストレスのクセなどが分かり、自分のためにもとても役立ちました。
誰だ? 番長はノンストレスだから そんなの必要ないでしょっ て思ってるのは。

 ♪ワタシみたいなタイプにだって、悩みはあるのよ♪ (pizzicato five 「万事快調」)

鈴木 麻紀

小学生のころから通信簿に「集中力がない」というコメントを通信簿にたびたび書かれて
きたが、いまだに集中力の無さがちょっとした悩み。

集中力を高める何か良い方法はないものかと検索したところ、自己啓発セミナー、
集中力を高めるCD、集中力を高める講座などなど、商売に繋げようとする人が
こんなにもたくさんいるのかとちょっとした驚き。

私と同じで集中力の無さに悩んでいる人がそれだけ多く存在するということなのでしょう。
しかし私にとっては自己投資するほどの悩みでもない。

ということで、簡単にできそうな「丹田呼吸法」を試してみることにします。

背筋を伸ばして、おへその下8cmで呼吸する。鼻から6秒吸って鼻から12秒で吐く。
1分間で4~5回の呼吸だそうです。

実際に試してみると、なにげに苦しかったりする。

柳澤 浩嗣

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

わたしは以前、採用担当として主にエンジニアの採用に携わっておりました。
そのときのことです。入社を希望される方の面接を行っているうちに、ある
傾向が見られることに気付きました。
それは、「採用するメリットが伝わってこない」という点でした。
どの方も似たような転職理由と志望動機ばかりなのです。

「結局あなたはどうしたいのか?」
「将来どうなりたいのか?」
「あなたを採用するメリットはなんなのか?」

がまったく伝わってきません。面接で大切なのは差別化です。
あなたが企業を選ぶように、企業も候補者を選びます。
ただ単に「コミュニケーション力を付けたい」「マネジメントを経験したい」
と言うよりも、

「専門用語を使わずに説明できるようになりたい」
「マネジメント経験が少ないので、予算の管理をしたい」

などのあなたのホンネを伝えることは、ほかの候補者との差別化につながり
大きなアドバンテージとなるのです。
お互いにWIN-WINの関係を作ることが面接なのです。そのためには上記以外にも、

「自分を採用するメリットはこれ!」
「自分のキャリア形成上、御社でこそ(差別化ですね)不足分を補完できる!」
というようなコメントが大切です。状況にもよりますが、

「御社の技術は○○は弱いが□□が強い。
 自分は□□技術を強くしたいので、御社で働きたい」
などと伝えてみるのもいいかと思います。

「面接で何を話せばいいのか」「なかなか面接を突破できない」とお悩みの
場合には、JOB@ITの記事を読んだり、プロのキャリアコンサルタントに相談
したりするのもよいかもしれませんね。



                       アイ・アム 古川 哲久

*****

「採用するメリットを伝える」これ、大切ですよね。
ワタシも前職(採用)で たくさんの方の面接をしたのですが、
自分のメリットばかりおっしゃって、「自分を採用すると、
コンナにお得ですよ」をアピールされない方が結構いたものです。

特にガックシしてしまったのは、こんな志望動機↓
「勉強ができるから」「職場が家から近くて通勤がラクだから」
「いまの仕事がつらいので、ラクな仕事をしたいと思ったから」

うーん。
そんなこと言われちゃうと、こちらもその方を採用する理由が
見つからないので、お断りするしかなくなっちゃう。
(何か勘違いしたのか分かりませんが、決してラクな仕事では
 なかったので、中途半端な気持ちで入社すると本人が苦労する
 のが 目に見えていましたし)

さて。
毎度マイドで恐縮ですが、“異性をクドクとき”も
「俺(ワタシ)とつきあうメリット」
をアピールするのは有効ですね。

ワタシと付き合うメリット?
夢を見させてあげましょう。
悪夢という名の。


                  生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

ブログ手帳 2006/11/03 社会

こんにち・んぱーっ! 生きざま番長 鈴木麻紀です。
お休みなので、嬉しくてお昼まで寝ちまいました。

さてさて。
昨日電車の中で、こんな広告を見つけました。

ブログ手帳~ブロガーのための戦略的リフィル

通常のスケジュール管理はもちろん、ネタ帳、気づきメモ、日記、ブログの履歴管理など。
を書き込める リフィルだそうです。
万全の準備を整えてから、背筋を伸ばしてブログをしたためる
マジメな日本人らしくて ほほえましいグッズですね。

そんなに力をいれなくてもいいのになぁと思いつつ、
自分はどうやってココ(オルタナティブ ブログ)に書いているのかを振り返ってみると、

・ 日々の生活で「!」とか「?」とか思ったことを、携帯のメールでPCのメールへ送信
・ おうちに帰ってから、それらを元に テキストに下書き
・ できあがった文章をエントリーフォームにコピペ

手帳こそ使っていないものの、なにげに力が入っているようです。
ほかのブロガーの皆さんはどうなのかなぁ?

鈴木 麻紀

Hummingbird_2 こんにちは、生きざま番長の下僕?大杉です。

お昼休みに有楽町の三省堂まで目的なくプラッと行って
手にとったこの本をご紹介。






この物語は、南アフリカの先住民に伝わるお話です。

森が燃えていました

森の生きものたちは
われ先にと
逃げて
いきました

でもクリキンディという名の
ハチドリだけは
いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます

動物たちがそれを見て
「そんなことをして
いったい何になるんだ」
といって笑います

クリキンディは
こう答えました

「私は、私にできることをしているだけ」


                        『ハチドリのひとしずく いま、私にできること』より引用


うまく文字に変えられないけれど
忙しさのあまりカサカサしてたわたしの心に「ひとしずく」

1人気ままでお手軽なランチをしながら読んでたんだけど
地球の温暖化だって、仕事だって、遊びだって、ダイエットだって、なんだって
わたしにできる「ひとしずく」を大事にしようと思った、ほっこりランチタイムでした。

大杉 文

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