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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

【セミナー】GW級AIデータセンター時代の系統連系/発電/変電/蓄電/絶縁/非常用電源/所内給電/UPS/冷却/設計:2026年4月23日開催

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AIデータセンター関連でいくつものセミナーをやらせていただいてきました。

日本企業が初めて米国AIデータセンター市場の現実を知った大好評のセミナー。オンデマンド配信開始!(2026/2/12)

今回は特に発電、送配電、蓄電、冷却などの設備にフォーカスしたセミナーです。

【オンライン】GW級AIデータセンター時代の系統連系/発電/変電/蓄電/絶縁/非常用電源/所内給電/UPS/冷却/設計 -国内と海外の動向及び日本企業の参入余地-

【主催】

一般社団法人 企業研究会

【日時】

2026年4月23日(木) 10:00 - 12:30

【申込】

企業研究会の本セミナー申込ページ

https://form.bri.or.jp/public/seminar/view/86423

【開催にあたって】

生成AIの爆発的な進展は、計算資源の需要をかつてない次元へと押し上げている。従来のデータセンター(DC)が「情報を整理し配信する拠点」であったのに対し、現代のAIデータセンターは「電力を計算能力に変換する巨大な物理工場」としての性格を強めている。

特に、1ラックあたり100kWを超える超高密度な電力需要は、従来の電力インフラ設計の前提を根底から覆し、情報通信とエネルギー供給の境界を消滅させつつある。米国で先行する「Power First(電力優先)」の思想は、日本国内においても0.5GWから1.5GW級という、従来のメガデータセンターの概念を遥かに凌駕するギガワット(GW)級拠点開発の全く新しい現実をもたらしている。

本セミナーでは、GW級AIデータセンターによって根本から組み変わる系統連携、オンサイト発電(MW級GTCC発電機)、大型変電所(大型変圧器とガス絶縁開閉器の供給逼迫)、100kW級AIサーバーラックへのDC給電とその標準規格、大型蓄電設備(BESS)、非常用電源、UPS、液冷等の新しい冷却技術、NVIDIAのOmniverse上で設計するAI Factoryといった、GW級AIデータセンター時代ならではの新しい技術アイテムを総覧した上で、海外と国内の市場動向及び日本企業の参入余地を確認する。

【内容】

■AIデータセンターの電力需要と1ラック100kWの現実
 ・現在主流のNVIDIA AI半導体(B100等)の電力消費と発熱の現実
 ・なぜ液冷方式が求められるのか?
 ・ラック電力密度
 ・所内給電方式はDC
 ・サーバーラックや給電の米国技術標準Open Compute Project
 ・新たな液浸冷却方式
 ・新たな排熱活用

■米国で主流のPower First(電力優先)とは何か?
 ・1つのデータセンター建屋に必要な電力
 ・米国の典型的なハイパースケールAIデータセンターが必要とする電力
 ・最大手系統連系機関PJMにおいて系統接続にかかる時間
 ・待つことができないハイパースケーラーが取った手段
 ・ブラウンフィールドの評価が高い理由
 ・原子力発電(SMR)は現実的か?
 ・大規模太陽光発電、大規模風力発電はどう活用されている?

■日本の電力供給の現状と0.5GW?1.5GW級実現の制約
 ・系統連系とリードタイムの課題
 ・地域間連系線の容量制約と地方分散化
 ・NTTのIOWNにより何が変わる?
 ・経産省のワット・ビット連携の特徴
 ・地産地消モデル

■電源選択肢の多層化:系統、オンサイト、再エネ、蓄電池、非常用電源
 ・大型受変電所と大型変圧器の供給逼迫
 ・ガス絶縁開閉器。今後求められる環境負荷の低い新型
 ・系統電力とオンサイト発電GTCCの併用
 ・オンサイト発電GTCCへのガス燃料供給
 ・米国における大型蓄電設備BESSの動向
 ・再生可能エネルギーの活用は可能か?
 ・AIデータセンターが求める非常用電源とUPS

■ハイパースケーラー(Google, Amazon等)のAIデータセンターとソブリンAIのAIデータセンター
 ・ハイパースケーラーのビジネスモデル
 ・なぜソブリンAIが求められるのか?
 ・日本政府の姿勢、海外の主要国の姿勢
 ・プライベートAIデータセンターも必要になる理由
 ・コロケーションモデル

■限られているAIデータセンターの用地
 ・オンサイトGTCCの用地条件と技術的要件
 ・燃料供給とガスインフラ
 ・冷却水の確保
 ・接続する系統/送電線の要件
 ・地盤の要件(N値)
 ・日本で用地探しをする際のポイント
 ・ブラウンフィールドが有利なのはなぜか?

■AIデータセンターの事業オーナーとサプライヤーの立場
 ・最大手SIer
 ・通信会社
 ・電力会社
 ・大手商社
 ・プラント会社
 ・不動産会社
 ・金融機関/ファンド

■日本企業に参入余地がある海外の動向
 ・欧州各国
 ・マレーシア
 ・インド

EXECUTIVE
4/23 (木) 10:00-
※オンライン開催
1. Zoomライブ
2. アーカイブ
【次世代インフラの要諦】

GW級AIデータセンター時代の
系統連系/発電/変電/冷却
〜国内と海外の動向及び日本企業の参入余地〜

【本セミナーの重要トピック】

爆発的に普及するAIにより激変するDC市場。最大のボトルネックとなる「系統連系と電力確保」を中心に、蓄電、変電、UPS、そして最新の冷却技術まで、ハードウェア・インフラ視点での参入戦略を徹底解説します。

既存のデータセンターの枠を超え、もはや「発電・変電所」と化すGW級DC。絶縁技術や非常用電源、所内給電など、日本企業が強みを発揮できる技術領域と、国内外の最新動向を網羅的に紐解きます。


講師:今泉 大輔(株式会社インフラコモンズ 代表)

主催:一般財団法人企業研究会(BRI)

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