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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

高速鉄道建設で外国からの投資を求む貴州省政府

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新華社の昨日付ニュースでは、中国内陸部の貴州省(人口約4,000万)の政府が高速鉄道建設にあたって外国からの投資を求めています。

China's Guizhou welcomes foreign investment in high-speed rail construction

貴州省政府では2011年〜2015年の5カ年で高速鉄道、在来線で計3,017kmの建設を計画しており、州都貴陽ー広州間の857kmは高速鉄道となります。1km当たりの建設コストは1億元(1,520万米ドル)としています。

貴州省は低開発地区であるため、中央政府が建設費の7割を持ち、残りを州政府と民間が負担。貴陽ー広州路線は2008年に着工しているとのことで、記事からは高速鉄道のどの部分が民間資本に期待されているのか不明です。

昨年11月10日付中国日報では、貴州省の鉄道計画について触れていますが、新しい事実は記していません。

Guizhou to add 3,300-km railway by 2015

一般的に中国の高速鉄道は鉄道省、鉄道建設企業(中国鉄建など)による債券発行で資金調達が行われています。貴州省政府では地方債が発行できないということなのでしょうか?
とりあえず記事では、外国からの投資はウェルカムだとしているというところです。

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