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2006年10月の投稿

2006年11月 »

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

人が転職するとき、それは何かしら現在の会社に不満があるときです。
例えば、人間関係、仕事内容、ポジション、雇用形態、残業時間、給料、
スキルアップ機会不足、勤務場所など。
転職はその不満を解決できる会社を探すことから始まります。

このときに気を付けていただきたいのが、その不満のすべてを解消しようと
考えないこと。すべてを求めていては、いつまでたっても納得のいく転職は
できないでしょう。「転職することによって何を一番変えたいのか」
「どうすれば変えられるのか」を考えてください。

不満解決の選択肢は転職だけではありません。
現職で解決策を見付けることができるかもしれませんし、仕事内容が不満な
場合は、社内での配置転換という考え方もあるでしょう。
そして、会社がランクアップしたからといって、あなたもキャリアアップで
きるとは限らないのです。

転職を成功させるポイントは当初の目的を見失わないことです。
転職は目的を達成するための手段にすぎません。
転職すること自体が目的になってしまっては本末転倒、
結局また同じ不満を抱えることになってしまいます。
転職をすれば、得るものもあれば失うものもあります。
人間関係やポジションも変わります。
年収だって、必ずしも上がるとは限りません。
残業時間が増えるかもしれません。

あなたの転職の目的は何ですか。転職する覚悟はありますか。
いま一度立ち止まって、自分自身に問いかけてみてください。



                                                          パーソネル 河村 正樹


*****

転職を成功させるポイントは……
以降の「転職」を「結婚」に置き換えてみるのもまた一考。
どちらも人生を左右するイベントであり、
その後が勝負ですもんね。


        (まだまだ勝負に踏み切れない)生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちは
転職サーチ担当の平岡です。

「見たモノ」
「聞いたコト」
「感じたトコロ」
をお伝えできればと思っております。よろしくお願いします。

約一ヶ月ぶりの投稿です。
その間に内閣総理大臣が変わりました。

新総理の安倍さんは「教育改革」をよく口にされるのですが、
果たしてどんな改革をするのでしょう?

学校や教育委員会の世界って魑魅魍魎というか、ドロドロしているというか、
隠蔽体質ありありというか、少し浮世離れしているというか……

今報じられている「いじめ問題」の文部科学省以下の対策対応をみている限り
改革は一筋縄ではいかないな、と個人的に思っています。

そんな中、私なりに「教育改革」を考えてみました。

■テーマ
教育の中でも重要な学校について考える

■コンセプト
学校=社会人になるための予備校

■目的
社会人として必要な知識を身につけ、さらに集団生活で生き抜く知恵を学ぶこと

社会人として必要な知識とは?
・体力(小さいときから体を鍛えておくことは本当に重要である)
・精神力(我慢強さ、平常心、気持ちの切り替え)
・道徳観(今の日本に一番欠けている気がする)
・コミュニケーション(国語の「読み書き」と「聞く話す」)
・思考(算数で十分かと)
・知識(社会の仕組み、地理歴史、仕事とその内容)

集団生活で生き抜く知恵とは?
・上記の「社会人として必要な知識」を学校内はもちろん
家庭や遊びの中で実践していくことで自然と身につく「何か」

※経済や物理、英語や美術などは、興味がある、得意、
好き、学びたい人が選択できるようにする

■施策
大学の廃止

廃止するメリット
・労働人口の増加
・養育費の大幅減

廃止するデメリット
・学生(子供)の自由時間が無くなる(学部にもよるが)
・学歴という判断基準がなくなる(メリットでもあるが)

学生目線で考えると
・お金/社会人のほうが得られる額は多い(はず)
・社会経験/社会人の方が得られる知見はある(はず)
・遊び/時間はともかく、遊べる範囲、自由度、内容は社会人のほうが濃い(はず)
・勉強/社会人のほうが圧倒的に学べる(はず)
※余談ですが「大学生でないとできないこと」って意外と少ないんですね。

教授はどこへ?
・大学とは異なる別途研究機関を設ける
・シンクタンクや企業の研究所で活躍していただく

…とこんなことを考えてみました。
他にも色々考えられそうです。
いずれにせよ教育者のための改革ではなく、子供のための改革をして欲しいものです。

平岡 健

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

キャリアコンサルタントという仕事は、毎日多くの求職者とお会いします。
あまりにも多くの方と会うので、“希望職種・特徴”といったデータは残るものの、
データ以上の印象が残らなかったりする方も実はちらほら。
もちろん、データ以上に“心の記憶”に残っている方も多くいらっしゃいます。
それは「僕を信用して、任せてくれた方」です。

僕は、求職者には多くの案件を紹介します。それは内定を得る確率を上げるため、
そして不安な気持ちを持たずに転職活動してもらうためです。
通常、最終面接の結果が出るまでには1~2カ月かかります。
そこで内定が得られれば問題ないのですが、NGの場合はそこから“リスタート”と
なり、不安になったり焦ったりすることが往々にしてあるのです。

それを分かっているので、僕は多角的に求人案件を紹介しているのです。
「等身大の企業・挑戦的に可能性を追う企業・滑り止め企業」←大学受験と同じ
です。ま、受験料は掛かりませんけどね(笑)。

応募する企業を選ぶときに、「稲川さんが推薦するなら応募します」とおっしゃって
いただくと、僕も人間ですからうれしくなります。
そして「この方に、なんとかいい転職をしてもらいたい!」という気持ちで頑張れる
のです。不思議なもので、こんなときは高い確率で内定を得ています。

この仕事は“人間同士の信頼関係”だと思います。機械ではないので、どうしても
感情が入ってしまうことは否定できませんし、むしろ否定しません。
だからこそ、僕を信用してくれた方が採用に至ると、心より“その方のため”に
喜べるのです。こんな人間らしい気持ちで仕事ができるので、僕はこの仕事が好き
なのでしょうね。

求職者の皆さん、僕に任せてみませんか?



                                エイドエイム 稲川 秀文


*****

記憶に残るのは“データ”よりも、“(信頼してくれた)気持ち”。
これは、すべての人間関係にあてはまるかもしれませんね。

転職するときも、転職したあとも。


              (そして恋するときも)生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちぱー。生きざま番長、鈴木麻紀です。
先日、こんなことがありました。
 
ちょっとしたお願いごとがあり、社外の友人にメールを送りました。
2,3日したころその友人から電話があり、「このあいだの話のメール、まだ?」。
ありゃりゃ、失敗してしまった。とあせりつつ送信記録を見たのですが、
エラーにはなっていないし、メールアドレスも正しい。

「メールって、たまぁにこういうことあるもんなぁ」と思いつつ再度メール送信。
今度は確認のために電話を入れたのですが、やはり届いていないらしい。
別のアドレスから送ったり、タイトルを変えたりして送っても届かない。
これはもしかして先方のスパムフィルターにひっかかっているのでは、と思い
確認をお願いしたところ……

「スパムフィルター? 何、それ?」

何が起こったか分かりましたか?
そう。ワタシは“インターネットメール(PCでやりとりするメールね)”を送り、
友人は“携帯メール”を待っていたんです。
お互いが“メール”で連想するものが違ったのですね。
「常識は人それぞれ違う」ことを痛感させられた出来事でした。

なぁんてことを、先週水曜日に配信したメルマガ「週刊JOB@IT」の編集後記に
書きました。それからツラツラ思ったのですが、“メール”という言葉で
“インターネットメール”のことだと思うのは、ワタシがITに関連する業種で
ずっと働いてきたからかもしれない。
もしかしたら、広い世間一般では「メール=携帯メール」という考え方の方が
マジョリティなのかもしれない

そういえば
知人のKさんは、“インターネットメール”を送ると“携帯メール”で返信してくる。
お友達のNちゃんはさらにスゴクて、メールを送ると葉書で返事を書いてくる。

ワタシは密かに、彼らのことを「変な人だなぁ」と思ってるけど、
世間の常識ではワタシの方が変な人なのかも……。

鈴木 麻紀

こんにちは。イエローです。

 以前、ここで「魔法のフライパン」がまもなく届くというエントリを書きましたが、その「魔法のフライパン」が先日ようやく届きました。注文のメールを見ると、ちょうど2年前に注文をしていたようです。

 早速、その日の夜にまずは簡単なものからということで、野菜炒めを作ってみました。いままで使っていたフライパンで調理するときは、まずフライパンを火にかけます。そして材料を切り、頃合を見ながらフライパンに投入。後は炒めながら味付けをして「いただきます」という流れです。

 今回もその感覚で作業をしようとフライパンを火にかけたところまでは良かったのですが、肉を切っている間に横からもくもくと煙が……。魔法のフライパンの特徴である「熱の伝わりの早さ」を実感しました。結局一旦火を止めてから料理を続けましたが、出来上がった野菜炒めを食べながら、「事前に全部準備してからやった方が手戻り少なくて楽」なんてことを思いました。

 僕の場合、完成図はあまり決めずに作業をやりながら固めることが多いので、事前の準備を忘れがちです。そのため手戻りが発生することがしょっちゅうあります。しかし、PCなどツールが便利になって手戻りがあっても修正が楽になったこと(例えば文章を書くときに紙と鉛筆の場合、書き直したいときに修正が困難ですが、テキストエディタならすぐです)もあり、いまのやり方でも何とかなっています。

 とはいいつつも、やはり事前に全体の完成図や必要なものの準備をした方が、作業がスムーズに進むだろうし、ある程度余裕を作りやすいだろうなと思います。が、やっぱりちょこちょこ直したくなるんですよね。「しっかり考えが固まってないからだ」といわれればそのとおりですが。

千葉 大輔

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

先日、某大手システムインテグレータでカリスマ社長と打ち合わせをする
機会がありました。社長はエンジニア出身で、日本の情報システム産業に
非常に危機意識を持たれていました。

「20年前、エンジニアは『カッコいいね』『スゴイね』と尊敬に値する
ことを言われたものだ。
それが現在は『キツそう』『大変だね』と言われる時代になった。

日本の情報システム産業は、いまのままでは必ず衰退するだろう。
知識集約型ではなく労働集約型のスタイル、かつ方法論があいまいなため
にいわゆるデスマーチ現象が発生する現実。それを回避するためには
『ゼネコンモデルの解消』と『見積もり軽視・方法論の改革』という2点の
ポイントの改善をしなければ」と語られていました。

ただ悲観するだけではなく、現実に対しての方策・人材育成など具体的な
打開策を考え、会社を挙げて実行・取り組みをされていること、また自社
のみならず、業界全体に対するマクロ的な希望を持てる具体的なコメント
を多数頂戴でき、力強さを感じました。

あらためて考えさせられた1日であったと同時に、こういった経営者の下で
働いているスタッフ・会社は必ず伸びるだろうと思わされた1日でした。

皆さんの会社・経営者はいかがですか?



                                                                      アデコ 福間 啓文


*****

カリスマといわれる人には、
カリスマたる原因があるのですね。


                  カリスマ番長(うそ) 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

人生の重大な転機の1つ「転職」。
人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

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私は、学生時代に人材業界に興味を持っていました。
そこで、これから人材事業を立ち上げるという小さなシステム会社に入社
しましたが、実際にはプログラマとして働いていました。

入社して1年がたち、「やっぱり人材業界で働きたい」と考えていたときに、
いまの会社の代表と出会い、人材紹介業というビジネスの存在を知り、
それがきっかけでキャリアコンサルタントの仕事をスタートさせたのです。

私がそうであったように、誰しもが
「これまで経験してきた仕事」=「これからもやりたい仕事」
というわけではないと思います。もちろん、これまでのキャリアを生かせる
仕事に就くのは有利ですが、それがすべての転職者を幸せにするわけではな
いと私は思うのです。

転職希望者と求人企業では、バックグラウンドが違い、考え方も異なります。
しかしお互いに目指すところがあり、それぞれが意思を主張し、目的を達成
していきます。よい転職が成立するのは、その意思が1つに重なるときでは
ないかと思います。



ジェイブレイン 杉山 由利子


*****

「できること」と「やりたいこと」
進路を決めるときは、いつもこの2つのせめぎあい。

できることだけではつまらないし、やりたいことには覚悟も努力も必要。
ちなみにワタシの周りでは、思い切ってやりたいことにチャレンジ派が急増中。
やらずにあきらめるより、やってみたいなゴーゴーゴー!



                     生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

生きざま番長 鈴木麻紀です。
連休の中日、@IT自分戦略研究所の人気連載「転職。決断のとき」の取材に同席しました。
「転職。決断のとき」は、@ITジョブエージェントを通じて転職したITエンジニアに取材
をして、彼らの転職までの経緯や後日談、どんなことに悩み、喜び、そして何が「転職」
という決断をさせたのか、といった軌跡を追うものです。

今回取材したのは、落ち着いた雰囲気が魅力的なITコンサルタントのPさん。
学生時代から転職に至るまで、根掘り葉掘り聞いちゃいました。
その中で印象的だったエピソードをひとつ。

前職で一時期「火消し隊」のような仕事をしていたPさん。
数々の火を沈下させてきた彼に「火消し」のコツを尋ねると

“プロジェクトがたどる道に空いている穴ぼこを見つけ、
 火が小さいうちに穴をふさぐことです”

とのこと。プロジェクトが大きくなったり、メンバーの経験値がそれに追いついていないと
往々にして、見落としや計算違いが起こりがちだけど、早い段階で対処すれば、ボヤですむ
ことが多いのだとか。
では、穴ぼこをあけないようにするためには、どんなことに気をつけたらよいのでしょう?
との問いにはキッパリと

“あたり前のことを、あたり前にやることです”

うむ。深い。
気を抜かず、楽をしようとせず、正しいことを正しくしなさい。
と番長には聞こえました。Pさん! あなたの誠実さ、受け止めたぜ!

帰宅途中、友人から借りた「プロフェッショナル 仕事の流儀1」を読む。
ここでも「あたり前」にこだわる、ひとりの仕事人と遭遇。
その仕事人はパティシエの杉野英実さん。いわく、

「あたり前のことが一番難しい」
「あたり前のことをきっちり守っていけば、そのお菓子の本当の味が出せるのに、
 つくり手が少し気を抜いただけで、本来の味とはまったく違ったものになってしまう」
「あたり前を積み重ねると特別になる」

プロの定義にはいろいろあるけれど、
「あたり前のことをする」、「あたり前のことをできる」
そして、「あたり前のことをやり続けられる」
をプロの条件にいれてもいいかもなぁ、と思ったノンプロ番長でした。

鈴木 麻紀

9月30日に開催した「@IT自分戦略研究所 MIX」、
企画から約1年、準備期間約半年、そして土日なく仕事をする怒涛の日々が続く最中、
たった1日だけ、仕事のことを忘れて、私は友達と新幹線に乗った。
行き先は静岡県掛川市にあるつま恋。

今から31年前、ミュージシャン吉田拓郎とかぐや姫は、
つま恋でオールナイトコンサートをやった。
そこに詰め掛けたファンは5万人にも及んだという伝説のコンサートである。

そして2006年9月23日「吉田拓郎&かぐや姫 Concert in つま恋 2006」が開催された。

060923__2

今回はオールナイトではないが、13時~21時30分までの8時間30分、
全国から集まった3万5千人のファンの平均年齢は40歳代後半くらい、
私よりも少し先輩だ。
一度に何万人レベルで熱狂的なおじさんおばさんが集まってるところなんて
探そうとしてもなかなか見つからないぞ(笑)。

そんな人たちがニコニコしながら、おそろいのTシャツを着ていたり、
手作りのうちわをふったり、
「たくろぉーーーーー!」「こぉーせーーーーつ!」と叫んだり、
まるでティーンエイジャーのようだ。

しかし、ステージ立つ吉田拓郎もかぐや姫も還暦前後のおじさんたちだ。
ただ昔を懐かしむようなコンサートではなく、
リアルな今を生きる等身大の彼らのステージを見せてくれた。

「30年ぶりにコンサートをやったけど、もう30年後にやることはできない。
お互い死んじゃってるから。次がもしあったら、魂でここに集まろう」

ここにいるほとんどの人たちは30年後、確実にこの世にいない。
それを笑い飛ばしてながら言った“おいちゃん”こと南こうせつは
なんともあったかい人だ。

歌をうたっても、ギターを弾いても、MCでは暴言を吐いても嫌味じゃない
吉田拓郎は、文句なくかっこいい。
スポットライトが当たっていないところで背中を向けてギターを弾く姿、
最後に深々とおじぎをした姿がとても印象的だった。

私も周りのおじさんやおばさんのように
「たくろぉーーーーーー!」と叫びたい気持ちになったが、
ちょっと恥ずかしくて叫べなかった。まだまだ私は青い。

自分がもっと年を取ったとき(もう十分おばさんだが)、
ここに集まってる人たちのようでありたいと思う。
それがかっこいい大人なような気がした。

東京に戻って、山手線に乗り、渋谷に降りたとき、若者の多さに驚いた。
つま恋にいた人たちも、渋谷にいる若者も、今を生きている。
あらためて現実を感じた私は中途半端なお年頃なのかもしれない。

余談:同行した友達(NHKの女性カメラマン)のインサイダー情報(笑)によると、
生中継されたNHKの番組で、私たちの姿が映っているらしい。
んーーー、観たいぞ!

小島 貴香子

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”を紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

「コンサルタントになりたい」というSEの方が最近増えてきました。
ITコンサルタントではなく、もっと業務寄り、もしくは戦略寄りにと
いう方が特に多いのです。

しかし、真剣に挑戦したいと考えているなと感じられるのは、2~3割
程度で、残りの7~8割は「カッコいいから」とか、「もっと上流の経
験をしたいから」と、明確な理由を持たない方が多いように思えてな
りません。もしSEのあなたが「コンサルタントになりたい」と考えて
いるのなら、ここでもう一度考えてみてください。

いままでSEの経験しかない人が、
簡単に業務・戦略コンサルタントになれるのでしょうか。

もちろん、SEから業務・戦略コンサルタントへの転職ができないわけ
ではありません。しかし非常にレベルの高い業界・職種です。
普通でも難しいキャリアアップですが、
「SEの経験しかないけれど、“何となく”コンサルタントになりたい」
という程度の志望動機の方が、コンサルタントへのキャリアアップを
かなえるのは容易なことではないのです。

では、どうすればコンサルタントになれるのでしょうか?

今、皆さんの軸となるキャリアは間違いなくITです。
私はそれを軸にキャリアプランを構築することをお勧めします。
いままで築いてきたSEのキャリアを生かして、まずはITコンサルタント
としてのキャリアを磨き、次の転職を考えたときに、業務・戦略コン
サルタントへチャレンジすればすればよいのです。
自らのキャリアを理解し、そのうえで順を追ってキャリアアップして
いく道です。

あなたが40歳になって、ふといままでのキャリアと、定年までの20年
間のキャリアを考えたとします。ITを軸にキャリアプランを描いてい
った場合と、自らの軸を見失い、転職に失敗してしまった場合とでは、
どちらが満足のいく仕事ができているでしょうか。

キャリアプランを考えるときは、このように40歳から定年までを想定
してみてください。自らの軸を見失わないことは、転職活動を行うう
えでとても重要なのではないでしょうか。



ディスコ キャリアコンサルタンツ事業部 新井 洋企


*****

40歳は人生の正午。

午後の人生(40歳~)を豊かに過ごすために、
午前の人生(~40歳)でやるべきこと、考えるべきこと
あれこれあれこれ……。

何より大切なのは、で自分の運命を自分で選択し、
悔いのない1日(人生)をすごすこと、かな。

たまには お昼寝したくなるけどね。
ぐーっ……。



                     生きざま番長 鈴木麻紀


※ 本内容は、メールマガジン「週刊JOB@IT」に掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちぱー。生きざま番長 鈴木麻紀です。
30日の土曜日は、「@IT自分戦略研究所MIX」開催。
「エンジニアを楽しむ オンラインミーティング」をテーマに
パネルディスカッションや様々なセッションが行われました。

晴天にもめぐまれ多くのエンジニアに来場いただき、大盛況。
セッションで活発に意見を発表したり、休憩時間に会場で
知り合った人どうしで話しこんでいたり、皆さん積極的にイベントを
楽しんでいただいていた様子。
ワタシはキャリアトラックの司会を担当したのですが、司会席から
見える みんなの顔がニコニコしていたので、嬉しくなっちゃいました。
(嬉しくて舞い上がって、しゃべりがすっぴょこになってしまった)

嬉しいといえば。個人的に嬉しい誤算だったのは、
「集まったエンジニアの皆さんが、とってもオシャレだった」こと。
(たぶん)世間一般では、「エンジニアは あまり外見には頓着しない」
というイメージがあると思うのですが、そんなことはないないないない。
皆さん、髪型もお洋服もかなりイケテル。
外見に頓着しないどころか格好いい人満載で、ワタシ、さらにさらに
舞い上がってしまいました。
(舞い上がりまくりで、しゃべりは際限なく すっぴょこに。
  すっぴょこな司会でご迷惑をおかけした皆さん、ごめんなさい。
  そして、そんなすっぴょこ野郎を苦笑いしつつ見守ってくれた
  イケメンエンジニアのみんな、ありがとう)

夜は、TBSの「オールスター感謝祭」を見る。
(たぶん)半年に1回行われている、TBSの番組の出演者がクイズや
ゲームをする島田紳助さんが司会のアレです。

興味深かったのは、「赤坂5丁目ミニ駅伝」。
各年代から選抜された3人のランナーが赤坂の街をリレー方式で走り、
順位を競うものです。出場したのは、10代20代混合チーム、30代チーム、
40代チーム、50代チームの4チーム。
40代の谷川真理さん、50代のワイナイナさんと年配チームには元プロが
混じっているものの、各年代とも足が速いことで有名な芸能人が選ばれ、
皆さん、かなり本気モード。
でも、やっぱ若さでしょ。10代20代混合チームの圧勝なんじゃないのー?
と思っていたワタシは甘かった……。

スタートは今までの実績からハンデをつけて、
50代→10代20代混合→40代→30代の順に出発。
ん? ということは、30代が一番実績があるってこと?
と思う間もなく、画面では第1走者から予想を裏切る展開が。
10代のアイドルに抜かされて、ぬぉぉぉぉーっと抜き返した石田純一さん。
ぎゃー、格好いい。
石田さんは、ダテに石田純一の看板をしょってるわけではないのね。
ワタシの中でまた1つ、石田さんていいなぁ度がアップしてしまいました。
(実は「職業欄はエスパー」の中のエピソードを読んで以来、石田純一さん
  のこと好きなんです。トレンディには興味ないけど)

その後もあれやこれやの展開があって、結果的には、
50代→40代→30代→10代20代混合の順にゴール。
蓋をあけてみれば、美味しいとこは全部年配チームが持っていってしまった。
10代20代よりも30代、30代よりも40代、そして40代よりもダンゼン50代が
格好良かった。これってステキな予想外。
自分も年を重ねるのが楽しみになっちゃった。

2つの嬉しい誤算に出会えた、しゃーわせな土曜日でござんした。
鈴木 麻紀

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