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人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタント“つぶやき”をご紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

SEの仕事は、残業が多かったり突如トラブルが起きたりと、不規則な生活が続くこと
も多いかと思いますが、キャリアコンサルタントの仕事も結構波乱万丈です。

求職者の方と会うだけでも月に20人、ほとんどが業務外の時間でお話をするため、
必然的に残業や土日出勤が多くなります。

オマケに私は、キャリアコンサルタントと営業の二足のわらじで頑張っているため、
昼間は営業、夜はキャリアコンサルタントと、フルタイムで活動しています。
おかげさまで私もかなり有力な「負け犬」候補になりつつあります(笑)。

深夜のオフィスでひとりPCに向かっているときはふと寂しくなることもありますが、
それもこれも自分で選んだ道なので後悔はしていません。
机の中のお菓子をかじりながら日々求職者の方を思いメールを書いています。

皆さまの中にも同じような方、いらっしゃるのではないでしょうか。
後悔がなければいまのお仕事を続けられるのがよいと思います。
けれど、“後悔するかもしれない”と少しでも不安に思うのであれば、
ぜひご相談ください。

共に、悩みを解決しましょう♪

毎日キャリアバンク  長谷川 美希

*****

キャリアコンサルタントの皆さんは、在職中の方の転職支援を
することが多いため、必然的に 夜間や休日も仕事が発生します。
365日24時間体制で活動される方も多く、頭がふかぁく下がります。

長谷川さんも、その頑張ってるコンサルタントのおひとり。
会社や仕事は違えども、お互いの負け犬覚悟っぷりにシンパシーを
感じエールを送りあう仲なのです。

残業食にはお菓子よりスープだよ、長谷川さん。

                               “生きざま”ガイド 鈴木麻紀(負け犬確定

*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

先日、ちょっと年上の男性陣と食事に行ったときのこと。
その中の1人がキャバクラが大好きとのことで、最近通い詰めている
お店のキャバクラ嬢たちの写真を嬉しそうに見せてくれました。

どの娘も可愛くって、ウキウキしながら見ていたら、
「どの娘がNo1.だと思う?」
と聞かれ、ワタシは迷わず 1番キレイな女の子を指さしました。
ところが、「違うちがう、その娘はNo3.。No1.はこの娘だよ」
と彼が愛おしそうになでたのは、とりたてて美人なわけではない、
いたって普通の印象の女の子の写真。

「彼女はスゴイんだ。1回でも話したお客さんの名前はもちろん、
 前回話した内容や飲んだお酒の種類まで、全部覚えているんだよ。
 それに 連絡もマメにくれるので、思わずまた会いたくなっちゃうんだ」
そういって 見せてくれた彼女からのメールは、彼の仕事や体調を
気遣ったり、日々のちょっとしたことが書いてあったり、まるで
本物の彼女のよう。また数が半端じゃありません。
(それに必ず返信している彼もスゴイと思いますが)

「プロってすごい! ワタシにはとてもじゃないけどできないじょー」
と感激しまくっていたワタシに彼が言うには、そのNo1.さんは
“プロではない”とのこと。
彼女の本業は学生で お店の仕事はアルバイト。
学生なのにここまでできるところが さらに魅力なんだそうです。
ひぇー、学生のバイトってレベルではないよなー、これはプロの仕事
だよなー、と驚いたり感心したり。

いや、ちょっと待てよ。

そこで、ワタシの思考回路は1回転。
「学生がアルバイトでキャバクラで働いている」と思うから驚くんだ。
「キャバクラ嬢が、学校に通ってる」と思えばしっくりするのでは。

このブログを読んでいらっしゃる方の中にも、副業していたり、
いつかは本業にしたいと思っている趣味があったりで2足以上のワラジを
履いている方も多いかと思います。
その中のどれを本業と捕らえるかは、収入だけではなく 習熟度とか
適性とか 思いいれとか、いろんなモノサシがあるんだろうな。

あなたの本業は何ですか?

ワタシの本業は、生きざま大使かな。

鈴木 麻紀

トモコが、タイのバンコクへ赴任してもう1カ月。

タイ語はもちろんのこと、英語もままならないトモコにとっては
激動の1カ月だったに違いない。

そんなトモコから「毎日がギャグ漫画のようだ」というメールがきた。
どんなギャグ漫画っぷりか、一部をご紹介しよう。

● 引っ越し初日、大噴水で歓迎
蛇口がとれ、水が飛び散り、びっくりして不動産屋に電話したら、なぜだか爆笑された。

● 英会話でゴミください?
英会話教室で停電になり、隣のタイ人がケータイで自分の席を照らしていたから
"Me too."
と言ったら、なぜかゴミを手渡された。
※トモコは毎週末英会話の学校に通っている

● フードコートでパクチー山盛り
「マイ サイ パクチー」 ※タイ語でパクチーをいれないでください
と言ったら少年が白い歯をキラキラさせながら
"OK!"
と返事するので、通じたと思って期待してたらパクチーが山盛りになって出てきた。

● マッサージで大爆笑
マッサージに行ったら
"One,Two,Three!"
の掛け声で、ありえない角度に体を曲げられボキボキっというすごく鈍い音がした。
"きゃーーーッ"
と叫んだら店員に大笑いされた挙句、腰痛が悪化。

などなど面白い話は続くのだが、仕事の上でも、プライベートでも言葉が通じず
普通はストレスに感じたり、苦境と思うようなことを
「当分はギャグ漫画の世界」
といって軽く笑い飛すトモコが大好きだ。

でも最後の最後に書いてあった一言。
「なんとか生きてるよ。人間は、強いです
目に涙がにじんでいたのは、笑い過ぎたからだけではないと思う。

いまの仕事がひと段落したらトモコに会いに行こう。
それまでに、ボキボキされないマッサージのお店をリサーチしといてね。

「頑張れ、トモコ!」……ってタイ語でなんていうんだろ?

大杉 文

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタント“つぶやき”をご紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

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この間、某ネットベンチャーの社長さんと会食する機会がありました。
前職の先輩がその方とビジネスでお取引をしたことがあり、私が転職エージェント
なんかやっているので、会食の場を設定してもらったという経緯です。

社長さんは、最近は会社を大きくしていくため社員の採用にかかりっきりとのこと。
まだまだ新卒採用をできるフェイズではない、と中途採用に注力しているのですが、
「なかなかうまくいかない」と嘆いてらっしゃいました。
面接をしても「この人こそ!!」って思える人に巡り合えないそうなのです。
その候補者たちには、何が足りないのでしょう。

社長いわく“受身の人が多い”とのこと。

「ネット系の会社は常に新しい市場や製品を作らなければならない。同じことをして
いるとすぐに追い付かれるし、ビジネスを展開して行くうえでインフラが目まぐるし
く変わる。非常にエキサイティングでダイナミズムを感じられる環境だ。ただ、そこ
で働くには向き不向きがある」

「学校を卒業して長く成熟産業で働いていると、どうしても堅実なプレーヤーになり
がちだ。成熟した市場で闘っている会社はベンチャー企業より実績があって、ビジネ
スモデルも確立している。入社してもすぐに創造性など求められないから、言葉は悪
いが、ある一定の段階まで上司のいうことをそのとおり実行していればよい」

決して大手企業で働くことが良くないわけではないのですが、これから会社を大きく
していこうという状況下では、堅実なプレーヤータイプはいささか頼りないように、
その社長には思えたそうです。
いわれたことしかできない人ではなく、いわれたことしかできない環境を不満に思っ
ている人、そんな人に来てほしいと熱っぽく語ってらっしゃいました。

大学を卒業して就職した人の3分の1が、就職後3年以内に会社を辞めてしまうそうで
す。会社を選ぶときは、自分の性格をよく分析して成熟産業に身を置くのか、新興産
業にチャレンジするのかを決めてゆかないといけないみたいですね。キャラクターと
カルチャーは会社選びで非常に大事ですというお話でした。

アデコ 山口 孝之

*****

企業が 新しく人を採用するときには、キャリアやスキル以外にも
「社風に合うか」ということを慎重に検討します。
企業によって 求めるタイプはさまざまですが、山口さんが書かれたような
新興産業向きの方が成熟産業に入られたり、その逆で「相性が悪い」場合、
お互いにあまりシアワセにはならないことが多いからです。

シアワセになりたいなら、まずはMyキャラ分析から。

            “生きざま”ガイド 鈴木麻紀(キャラクター:お調子もの)

*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちは、生きざま番長 鈴木麻紀です。
先日、「Works」(リクルート ワークス研究所)という雑誌を読んでいたら、
ちょっと「ほほぅ」と感じる一節がありました。

「これからの人事はどうあるべきか」という座談会記事で、とある企業の
人事の方がおっしゃっていた言葉です。

晴れ舞台と思う場面、この会社にいてよかったと思うときに
人は「誉」を感じるわけですが、個々の社員がどこで「誉」
を感じているのか探っていく必要がある。
そのときも仕事がカギになっていくのでしょう。
(P36 リンク先から閲覧できます)

前後がないと、ちょっと分かりにくいですね。
人が働く原動力には、給与や地位、仕事の重要性以外にも
「これをするために ここにいるんだ」と思える、存在意義というか
その人が大切にしているものがあり、それを「誉」と呼ぶ。
そして、それは必ずしも その社員のメインの仕事とは限らない。
ひょんなところに、意義ややりがいを感じていることもある。
人事は、社員 個々人の「誉」を尊重し、踏みにじらないようにする必要が
あるよね、ということだとワタシは理解しました。
* 「誉」は、ワトソンワイアットの淡輪社長が提唱されている言葉です

ワタシにとっての アイティメディアで働く「誉」は、ナンダロウ?
けっこう このブログだったりして。

鈴木 麻紀

自分戦略研究所で教育系サービスのラーニングカレンダー@IT資格攻略
担当している柳澤です。

1月末の日曜日、友人の車で移動中に後ろの車に追突されました。

赤信号を急ブレーキ気味で止まった友人の車に、後ろを走る軽バンが止まりきれず
追突してきました。
止まる寸前の追突なのでたいしたショックも無かったのですが、友人は大事にしている
愛車が傷物にされたことでガックリとへこんでしまいました。私は人の車なので、
「あ~あ、やられた~」くらいの気持ちで余裕です。
その余裕のためか私にしては珍しく、フツフツと喧嘩っ気が湧いてきました。

060129_0942022友人に代わって怒鳴ってやろうと意気込んで車を降り、
軽バンの運転手に「何やってんだ!と怒鳴ってみたのですが、
普段大き声で怒鳴ったりすることがない私は肝心なところで声が
うわずってしまい、どこから声だしてんの?という状態。
相手を威嚇するどころかあまりに不慣れな怒り方に恥ずかしく
なってしまいました。

たぶん、軽バンの運転手も追突した申し訳なさの中でこそ
笑わずにいてくれたと思います。

何事にも怒ることがないほど温和な性格でもなく、器の大きな人間でもない私は、
普段怒ったときどんな反応をしているかというと、愚痴っぽくなるかその場は笑って誤摩化
しながらも、心の奥で根に持っているという結構イヤラシイ性格なのです。

怒ったときは感情を素直に表現できた方が、自分も相手もストレスが溜まらなくていいのかもしれないですね。
そのためにもまずは怒る練習を始めることにします。
といっても一人で怒ることはできないので練習相手が必要です。
それと「怒鳴り方の美学」を持っている方がいれば是非教えてください。

私の右席の者を相手に練習してみます。あと後ろの席に座る、生き様ブログのオーナーも。

柳澤 浩嗣

人生の重大な転機の1つ「転職」。
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キャリアコンサルタント“つぶやき”をご紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

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皆さん、こんにちは。キャプランの伊賀と申します。

今年も2月14日がやってきます。
うれしい本命チョコレートをあげたりもらったりできれば、とても素敵ですね。

男性はウキウキ、女性はドキドキのバレンタイン。
年1回だからこそ、「その日は勝負!」と気合いを入れる方も多いのではと思
います。でも私、実は毎日がバレンタインなんです。しかも、告白する女性役
と返事をする男性役の1人二役。

私どもは皆様を企業様に推薦させていただいているわけですが、その際、私は
チョコレートならぬ「ご紹介状」を作成して企業さまに告白(?)しています。
毎回気合いを入れて推薦しておりますので、その分お返事を待つ間は不安と期待
で一杯です。結果先方からOKをいただければとてもうれしく感じますし、そうで
ないときは非常に残念です。

そして今度は、それを皆さんに伝えることになります。
OKであれば一緒に喜びを分かち合うことができ、本当に幸せな気分になれます。
逆の場合は非常に辛く、申し訳ない限りです。特にメールで連絡させていただく
場合は文章も冷淡になりがちで、もう少しうまく書けないものかといつも感じて
います。

こんな風に「ウキウキ、ドキドキ」なこの気持ちを、私はいつまでも大事にした
いと思っています。日々繰り返しているとどうしても「機械的な作業」になって
しまいがち。しかし、それではもう私どもの存在意義がなくなってしまいますね。
初心を忘れず、いつまでも新鮮かつ真剣な気持ちで頑張ります。
一緒にハッピースタートを目指しましょう!

キャプラン 伊賀 光映

*****

伊賀さんは、とっても真面目で誠実な方です。
手作りチョコならぬ、手作り紹介状を心をこめて作っている様子が浮かびます。
お名前は忍者のようですが、フィギュアスケートの織田信成選手にチョイ似です。

“生きざま”ガイド 鈴木麻紀

*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

こんにちは、“生きざま番長”鈴木麻紀です。
ワタシは、転職やキャリアの相談にのるときに、
問題を恋愛に例えることがよくあります。
そうすることで心情的に理解しやすくなりますし、
どちらも自分だけではなく、相手があるという点で
似通っている部分が多々ありますしね。

ところが、先日恋愛と転職で明らかに違うことを
1つ見付けてしまいました。
それは、「移行期間について」です

現在のものから新しいものへの移行期間に

⇒ 切れ目がない方が印象がいいのは 「転職」
⇒ 重ならない方が印象がいいのは  「恋愛」

いや、別になにかあったわけではないですよ。
ふと 気が付いたので発表したくなっただけ。

鈴木 麻紀

先月末、我が家に友人を招待して遅すぎる新年会を開催した。

招待したのはいいけれど、実は料理が苦手な私。
大きな声では言えないけれど、失敗料理の伝説は数知れない。

そんな私がどんな料理で友人をもてなそうか悩みに悩んだすえ、
料理の腕にあまり左右されないであろう鍋に決定した。

料理は苦手でも実は37冊も料理本を持っていて、その中に
山瀬まみ(著)「山瀬ごはん亭のおいしい12ケ月」
という本に掲載されている「豚とレタスのみぞれ鍋」を作る事に。

作り方はすごく簡単。
大雑把に説明すると大根おろしを煮立たせた中にレタスと豚肉を入れるだけ。

豚とレタスのみぞれ鍋の他に、ワインに合わせたチーズやいちじくのパイ。
友人が作ってきてくれた「きんぴられんこん」などの料理がテーブルに並び
とっても贅沢?な新年会となった。

さて、肝心の鍋の味はどうだったかというと、これが大好評!
昨年の秋に京都で買ってきた黒七味をふりかけたり、
湯布院のお土産で貰ったゆず胡椒をちょっと入れたりと
それぞれ好みのアクセントをつけながら、気付けば鍋は空っぽに。

「美味しくない」と言われたことが原因で料理から遠ざかってたけれど
今回、「美味しい上にヘルシー」だと誉められてちょっといい気になった私は
これからは37冊もある料理本を活躍させてみようかと思ってしまった。

誉められるってやっぱりうれしい。

料理がすすみ、お酒もすすみ、話は盛り上がり、私の鼻はどこまでも伸び続け
とても楽しい宴となったことは言うまでもない。

一番感謝すべきは、「山瀬ごはん亭のおいしい12ケ月」
山瀬まみさん、ありがとう(感涙)

大杉 文

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタント“つぶやき”をご紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

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こんにちは。株式会社クイックの守田(モリタ)です。

実は私、皆さんと同じSEでした。
IT業界からキャリアコンサルティング業界へとキャリアチェンジした訳ですが、
いまでもエンジニアの血が騒ぐときがあります。

クイックのキャリアコンサルタントは、昼間は企業訪問をして、転職希望の方
を推薦したり、新しい求人案件の情報を収集したりします。その会話のなかで、
新しい技術情報や現在進んでいる大型プロジェクトなどに話が及ぶと、ふと昔
のモードに戻って技術的に深い話題で盛り上がり、気付くと1時間以上たってい
ることがあります。

そうやって得た情報を皆さんにフィードバックし、
「ああ技術が分かるキャリアコンサルタントに担当していただいて助かります」
と転職希望の方に感謝されることがあります。

それが本来の情報収集の目的なのですが、企業からお聞きした話をもとに
「あのパッケージを導入するにはシステム構成はこうしよう」とか
「想定されるトランザクション数はどのくらいか」など、
勝手に基本設計をしている自分がいます。

いつの間にかキャリアコンサルタントからエンジニアとしての自分に戻っちゃう
のですね。そんな自分をかわいい(?)とも思いますが、20代に培ったキャリア
って「三つ子の魂百まで」だなー、とつくづく感じる瞬間でもあります。

皆さんは如何でしょうか?
人それぞれ仕事をしてきた分だけ、誰にもマネのできないキャリアを形成してい
ると思います。大事なのはそれを誇れるかということ。
もしキャリアに迷っているのであれば、お気軽にご相談ください。
一緒にあなたの誇れるキャリアについて考えましょう。
(果たして守田は? といわれると……な部分もありますが)

クイック 守田 英人

*****

誇れるキャリア=核となるものを持っている人は、
たとえ 容れ物(会社や部署)や業務内容が変わっても、
ブレルことが少なく、失敗する可能性が低いようです。
「コタエはアナタの中にアル」のだね。

“生きざま”ガイド 鈴木麻紀

*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

先週末、「仮面ライダー スーパーライブ」を観に、中野サンプラザに行きました。
中野といえば、中野ブロードウェイ
ということで、ちょっと早めに家を出て「サブカルの聖地(でいいのかな?)」
を探検してみました。

久しぶり(今はなき中野武蔵野館で「金日成パレード」を観て以来だ)の
ブロードウェイは、トイショップや「まんだらけ」率が高いものの、
腕時計ショップやブティックも多く、想像していたほど特別な感じはしませんでした。
ちょっと拍子抜けしたしつつ歩いていると、前方からビンビンに気合いの入った
空気が。なんじゃなんじゃと近づいてみると、そこは「まんだらけ」の買い取り
カウンターでした。
切れ目なしに持ち込まれる有象無象を、カウンターの中の店員さんが次々に査定
していきます。
少しでも高く売りたい持込人と、正当な値段で買い取ろうとする店員さんの間では
丁々発止の攻防戦が繰り広げられ、熱気ムンムン。
遠めにもピリピリとした空気が伝わるその様子は、まるで「指サイン」時代の
証券取引所のようでした。

「まんだらけ」が顧客に支持され今日の成功をおさめている要因の多くは、
店員さんの目利きと値付けにかかっているのでしょう。
彼らの専門分野に関する知識の広さ・深さは半端なものではない、
と聞いたことがあります。
持ち込まれた商品を真剣に見つめる彼らの姿勢に、どの道も「プロ」というのは、
すごいなぁ
と恐れ入った次第です。

その後の「仮面ライダー スーパーライブ」は、大盛況。
元祖仮面ライダー1号2号も登場し、白波七人男よろしくみんなで並んで見得をきる
さまは、感涙ものでした。

* サブカル事情には明るくないので、感じたままを書きました。
  間違った記述があったら ゴメンナサイ

鈴木 麻紀

突然、自分が勤めている会社から
「今月から給料が払えなくなるかもしれません」
と言われたら、あなたはどうしますか?

だいたいの人がびっくりしますよね。次に会社側にその理由を追求したくなります。さらに今後のことを考えて「転職」という2文字が頭に浮かんだりするでしょう。

私は以前、この言葉を当時勤めていた会社から言われたことがあります。ものすごくびっくりして、これからどうしていいのか、自分の行き先真っ暗、頭の中は真っ白でした。毎月給料日は決まっているのが当たり前の生活。それが一瞬にして当たり前じゃなくなる。不安な日々をすごしました。実際は毎月何日間か遅れで、給料は受け取ることができました。それもおかしな話ですが……。

次に会社側は、いろいろな理由をつけて、なんとか自己都合で辞めさせようと言葉巧みに言い寄ってきましたが、私はやっぱり納得いかず、何度も会社の経営陣と話し、給料が滞り始めてから約1年後、やっと会社都合で辞めることになりました。

なぜすぐに転職しなかったのか? 全く考えなかったわけではありません。しかし、自分の落ち度で会社がこうなってしまったのならともかく、納得がいかない状態で給料ももらえず、自己都合で会社を辞めるのはおかしいと思いました。中には自ら辞めていった人もいました。

なぜ自己理由ではなく、会社理由で辞めたかったか。答えは簡単、失業保険をもらえる時期が違ったからです。

ご存知の方も多いと思いますが、会社を辞めたとき、その理由によって、失業保険の給付日に大きな差が生まれます。自己都合より会社都合で辞めるほうが、早く失業保険がもらえるのです。

そんなことくらいで! と思うかもしれませんが、失業保険はもらってしかるべきもの。もらえるものはもらっておこう! もちろんその間に、次の転職先を探し、いろんな方に会って、今の会社にめぐり合ったというわけです(よかったよかった)。

それにしても、リストラ風? な経験をしたあと入社したアットマークアイティは、昨年合併をしてアイティメディアと社名を変え、大きく変化しています。私も会社に負けないように変化をし続けていきたいものです。

前の会社はどうなったかというと、リストラに成功して(私を含む)、会社はなんとか存在すると、風の噂に聞きました。そんなもんです。

小島 貴香子

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