先日、ちょっと年上の男性陣と食事に行ったときのこと。
その中の1人がキャバクラが大好きとのことで、最近通い詰めている
お店のキャバクラ嬢たちの写真を嬉しそうに見せてくれました。

どの娘も可愛くって、ウキウキしながら見ていたら、
「どの娘がNo1.だと思う?」
と聞かれ、ワタシは迷わず 1番キレイな女の子を指さしました。
ところが、「違うちがう、その娘はNo3.。No1.はこの娘だよ」
と彼が愛おしそうになでたのは、とりたてて美人なわけではない、
いたって普通の印象の女の子の写真。

「彼女はスゴイんだ。1回でも話したお客さんの名前はもちろん、
 前回話した内容や飲んだお酒の種類まで、全部覚えているんだよ。
 それに 連絡もマメにくれるので、思わずまた会いたくなっちゃうんだ」
そういって 見せてくれた彼女からのメールは、彼の仕事や体調を
気遣ったり、日々のちょっとしたことが書いてあったり、まるで
本物の彼女のよう。また数が半端じゃありません。
(それに必ず返信している彼もスゴイと思いますが)

「プロってすごい! ワタシにはとてもじゃないけどできないじょー」
と感激しまくっていたワタシに彼が言うには、そのNo1.さんは
“プロではない”とのこと。
彼女の本業は学生で お店の仕事はアルバイト。
学生なのにここまでできるところが さらに魅力なんだそうです。
ひぇー、学生のバイトってレベルではないよなー、これはプロの仕事
だよなー、と驚いたり感心したり。

いや、ちょっと待てよ。

そこで、ワタシの思考回路は1回転。
「学生がアルバイトでキャバクラで働いている」と思うから驚くんだ。
「キャバクラ嬢が、学校に通ってる」と思えばしっくりするのでは。

このブログを読んでいらっしゃる方の中にも、副業していたり、
いつかは本業にしたいと思っている趣味があったりで2足以上のワラジを
履いている方も多いかと思います。
その中のどれを本業と捕らえるかは、収入だけではなく 習熟度とか
適性とか 思いいれとか、いろんなモノサシがあるんだろうな。

あなたの本業は何ですか?

ワタシの本業は、生きざま大使かな。

鈴木 麻紀

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コメント
がめがめ 2006/02/24 13:59

横棒が一本育って「生きざま天使」になるまで、楽しい記事をこれからもお願いいたします。

maki 2006/02/24 14:20

うひゃぁ、うれしい。
横棒入れる箇所を間違えて、「生きざま大便」にならないよう、がんばります!

おやびん 2006/02/24 19:43

大使は、偉すぎる。番長がいいですね。
2足のわらじということで一言。読者の皆さんの中には、将来起業をと考えられる方も少なくないと思います。会社を辞めて会社を設立して、はたしてやっていけるのか。サラリーマン時代と同じことをするならやれると思います。でも、未経験のことをやりたいと思う人がいきなり独立起業なんて、それは無謀というものです。
そんな方は、迷わず休日や就業後の時間を使って2足のわらじを履きましょう。費やすものは自分の時間だけです。少しやってみれば自信もつくでしょう。副業が本業よりも稼げるようになったら会社を辞めて独立すればいいんです。僕、読みましたよ『副業の薦め』みなさん頑張って稼ぎましょう。仕事は楽しくね。

maki 2006/02/27 15:23

おやびんさん、こんにちは。
まだまだ“番長”鈴木麻紀です

週末に、お店を経営する女性にあったのですが、
彼女も最初は2足のワラジーだったそうですよ。
ワラジー生活は時間的に大変ですけれど、
安全だし、相乗効果があったりもするのですよねー。
もしや、おやびんさんもワラジー組?


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