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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

時間を決めてSkypeで話すだけでけっこう楽しい(その2)

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間が空いてしまいましたが、前回の続きです。

インターネット上では様々なコミュニケーションが行われていますが、特定の誰かと、時間を合わせて、Skypeで話すという形態には、まだまだ未開の原野と言っていい価値が眠っています。(もちろん、Google Talkのような音声コミュニケーションツールのすべてに共通した話です)

ポイントは、
(1)相手が決まっているコミュニケーション
(2)リアルタイムのコミュニケーション(事前の時間ぎめが必要)
(3)音声(ないし音声+動画、以下同)のコミュニケーション

という3点です。

よく言われるように、しちめんどくさい話をするのであれば、リアルで会ってしまえばよいわけです。それが一番早い。会って話すと、相手の表情や声などのノンバーバルメッセージがよく伝わってくるし、言外のほのめかしや、目配せや、有無を言わせぬ圧倒的な迫力などから、かなりの深い意味を伝達することができます。
それが一番早い。そこは否定しません。

けれども一方で、このインターネットの上で、日頃ブログを読んだり、コミュニティなどでやりとりしている人と、すぐに会って話ができるかと言えば、多くの場合はそうはいかない。相手が数百キロ離れたところにいる人かも知れないし、同じ地域で暮らしているとしても、仕事の時間や生活の時間にずれがあって、なかなかリアルで会うというまでには行かない。オフ会なども、そんな年がら年中開かれるものでもないでしょうし。

また、多くの場合は、「リアルで会うほどでもないんだけどなぁ」という状況でしょう。特定の誰かと、多少込み入った話ができればよい…。けれども会うほどでもない…。メールでできるような込み入った話ではないんだが…。そういう状況はよくあると思います。

そうした、リアルで会って深いコミュニケーションを行うわけにはいかない状況において、それなりに補完的な役目を果たしてくれるのが、リアルタイムのSkypeによる音声のコミュニケーションだと思うのです。

Skypeを使った音声コミュニケーションは、簡単に言えば、手軽にできるオフラインミーティングなのです。

相手とは離れているけれども、オフラインでのように、いろんな綾に富んだ会話ができるようになる。
メールなどのテキストコミュニケーションだけでは伝えきれない複雑なことも、口でしゃべればすぐにわかってもらえる。
感情が絡むむつかしい問題についても、Skypeで音声で話せば、わりとすっきり納得してもらえる。

そういうところがあります。

この効用は、使ってみないとわからないのがまた微妙なところ。
頭で考えるよりは、よほど大きな”意味”や”価値”がある、というのが、われわれの経験から得た結論です。

そのへん簡単にお試しいただけるように、現在、[pepoz]では出網(でもう)さんというデモ用のキャストが週3日、各3時間程度、スタンバっています。ご興味がおありでしたら、Skypeをご用意の上、試してみてください。

それからもう1つ。Skypeの音声コミュニケーションには、こころに触れるようなコミュニケーションができるという効用もあるのですが、それはまた次の機会に。

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