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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

【無料公開中】NVIDIAロボティクス技術スタックを活用して産業ロボット/ヒト型ロボット/倉庫内自律搬送ロボットを開発する手順

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少し前にnoteで以下の報告書を公開しました。日本のロボティクス関連の方々に広く読んでいただきたいため、無料で公開しています。

NVIDIAロボティクス技術スタックを活用して産業ロボット/ヒト型ロボット/倉庫内自律搬送ロボットを開発する手順

NVIDIAは、AIでレバレッジされたロボット開発(デジタルツインの仮想空間で無数の強化学習を行う等)を行うための技術スタックを複数提供しています。中にはオープンソースのNewton(物理エンジン)などもあります。

Announcing Newton, an Open-Source Physics Engine for Robotics Simulation

↑紹介されている動画を参照。

そうしたロボット開発用の技術スタックの個々のアイテムをしっかりと解説した上で、以下の4つの柱について詳細に解説しています。技術的な誤りがあってはなりませんから、全て、優れた調査エンジンであるChatGPTのDeep Researchで記述させました。豊富な参照文献リスト付きです。(記述内容は全てシャープに選択された英語の技術文献の内容を咀嚼した上でレポートとして生成されています)

産業ロボット開発のロードマップ(マニピュレータ、Jetson AGX Orin活用)

ヒューマノイド開発のロードマップ(Isaac GR00T N1・Isaac Lab・模倣学習)

倉庫AMR開発のロードマップ(Isaac Perceptor・Omniverseシミュレーション・Jetson Orin NX)

AI訓練データの生成と活用(合成データ、GR00T Blueprint、物理エンジン)

ぜひ、ご活用下さい!


【告知】「シリコンバレー ヒューマノイド先端企業視察ツアー」2025年10月27日出発-11月2日帰国

Figure AI、Boston Dynamics、1X Technologiesなどシリコンバレーに本社・研究開発拠点を持つヒューマノイド(ヒト型ロボット)の先端企業を訪問し、今後の戦略的提携・出資・買収・商談のきっかけとして先方担当者をバイネームで知り、人間関係を構築できる機会となる視察ツアーを実施します。


✔︎ 最小催行人数:10名。最大20名(20名に達した時点で締切)

✔︎ 申込期間:7月下旬申込受付開始、締切:9月第一週 (見積・請求はJTB)

✔︎ 申込:OASYS(JTB専用申込ページ)にて受付

✔︎ 旅行代金:125万円(燃油サーチャージ・空港使用料別)

※円安・米国物価高の影響もありこの価格帯です。

【ツアーの見どころと訪問予定先(先方都合により代替の可能性あり)】

NVIDIA本社(Santa Clara)

世界最大時価総額企業が展開する「Newton」など物理AIスタックを学ぶ。製造業DXの核を現場で体感。

Figure AI(Sunnyvale)

「ヒューマノイドのTesla」を目指す次世代ロボット量産企業。設計思想と量産戦略を直撃取材。

Toyota Research Institute(Los Altos)

トヨタ系研究機関で、人間理解に基づくLarge Behavior Models開発を学ぶ。

1X Technologies(Palo Alto)

「人に優しいヒューマノイド」を理念に、AI・人間工学設計を深堀り。

Boston Dynamics(Mountain View支社)

Atlas/Spotなど世界最先端のダイナミクス制御と商業化戦略を視察。

UC Berkeley Hybrid Robotics Lab

学術的アプローチでのヒューマノイド動作学習、Sim2Real研究を体験。

◎ロボティクスに詳しい日本人の技術通訳が付きますので、質疑応答などでご活用いただけます。

【視察監修・同行】

早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 表現工学科 尾形哲也 教授
2025年よりAIロボット協会理事長。2025年よりJST CREST領域研究総括。深層学習、生成AIに代表される神経回路モデルとロボットシステムを用いた,認知ロボティクス研究,特に予測学習,模倣学習,マルチモーダル統合,言語学習,コミュニケーションなどの研究に従事。

【視察企画・後方支援】

株式会社インフラコモンズ 今泉大輔(当ブログ経営者が読むNVIDIAのフィジカルAI / ADAS業界日報 by 今泉大輔 運営執筆者)。現地で英語と日本語が堪能な弊社スタッフが視察メンバーのケアをさせていただきます。今泉も同行します。他にロボティクスが詳しい日本人の技術通訳が付きます。

【資料請求および旅行について】

 株式会社JTB  
 https://www.jtbcorp.jp/jp/
 ビジネスソリューション事業本部 第六事業部 営業第二課内 JTB事務局
 TEL: 03-6737-9362

【ご注意】

本スケジュールは先方都合等により代替企業・研究機関への変更が生じる場合があります。

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