メモ:池田信夫blog「空気を読むな」
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池田信夫氏の投稿「空気を読むな」では、山本七平氏が論じていた「空気」の大元は、田んぼの水利を共同体として管理する不文律にあったと指摘しています。これはすごく腑に落ちる。ものすごく腑に落ちます。ハラにくる指摘です。
で、空気を読む読まないの問題について、宮台真司氏の最近の論考に触れた上で、以下の提言。
-Quote-
今はフリーターとかニートとかネガティブなとらえ方しかされていないが、彼ら団塊ジュニアが本気で親の世代に「戦争」を仕掛けることが、私の希望だ。
-Unquote-
「非属の才能」の視点にもつながる話ですが、現在、ニートや引きこもりの形で内面を深めている人たちが、次代の価値観を無意識的に育んでいるということは大いにありそうな話であり、彼らが今後、社会的にどのような役回りを果たしていくのか、自分としても非常に興味があります。
その彼らに「空気を読むな」と言っているわけです。個人的には賛成。
ただ、彼らが立っていく過程において、既存の価値観に仕掛ける「戦争」は、目に見えない戦争でなければなりません。何かを物理的にぶっこわすといったこ とではないので、誤解しないように(汗。
個人的にアドバイスするとすれば、この社会のシステムを成立させている諸要素を1つひとつ勉強して、自分の頭で社会の成り立ちを理解して、それから未来をデザインするのがよいと思います。
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