「情報整理」カテゴリーの投稿

 情報整理ノウハウの続き。  さて、通達・連絡などの寿命の短いフロー情報とマニュアル・ドキュメントなどの息の長いストック情報の掲載場所を分離すると決めたとする。ところが、組織の中の情報とは、そんな簡単...

 間が空いてしまったがフロー情報を効率的に管理する方法の続き。  日本の組織の掲示板を見ていてしばしば出くわすのが、通達による指示のなかに手順ややり方までを全て盛り込んでしまっているもの。実はこれが曲...

 前回組織内ではフロー情報とストック情報を分けて管理することを推奨したが、では分けた後にそれぞれどのように管理・提供すれば効率的で便利になるかについて考えていこう。  まずフロー情報のほうだが、まずそ...

 新年度に入ってようやくと落ち着いてきた。春休みにふと振り返ってみるとこのブログももう7年目に突入しており、ずいぶんといろいろな事を書いてきたものだと思う。ところが、私の専門とする情報共有・情報活用の...

 名刺管理クラウドサービスの「Link Knowledge」がiPadに最適化されたそうだ。外出先で名刺を閲覧する機会の多い私にはうれしいニュースだ。  その「Link Knowledge」を運営する...

 ひょなことからiPad2を触れることになりいろいろ試して見ている。実はアップル社の製品を触るのは初めてなのだが、新機種だからさくさく動くのは当然として噂の直感てきな指操作のインターフェースの完成度の...

 Business Media 誠に情報収集活動に関する調査結果の記事がでていた。調査データが2009年のもので若干古いが、年齢が若くなるほど「情報が多すぎて、処理できない」という人が多くなるというち...

 このところワークスタイルの革新に関するプロジェクトをいくつか担当したので、改めて振り返ってみたのだが、日本のオフィスワークって実際ここ10年くらいはあまり大きな変化は起きていないような気がする。 た...

 ちょっとおつきあいのあるシンクジャムの国本さんからおもしろいレポートがメールで送られてきたので紹介。  シンクジャムが出している「を!」というレポート誌の第3号で今話題のクックパッドのWebサイトに...

 分類や整理の為に対象物にキーワードをつけておくという手法はずいぶん昔からある。最近だとそれをタグ付けと呼ぶ。そしてネットワーク化に伴い皆でタグを分担して付与するフォーソノミーという手法が徐々に進化し...

 レコメンドエンジンベンダーのALBERT(アルベルト)のホームページに、同社独自のレコメンデーションの分類表が掲載されている。ACKマトリクスという分類表で、これは上手く整理できていると思う。検索や...

 検索エンジンにおける検索結果の表示順を決めるランキングロジックといえばGoogleのPageRankが有名だが、これはあまりにも有名になり過ぎて、既に一世代前の技術という印象だ。このところさらに良い...

 このブログでも何度か取り上げた事がある情報の時系列陳列法(タイムライン)だが、海外で結構面白いサービスを見つけたので紹介。 DipityというサービスではRSSを登録するとそれをそのまま時系列に陳列...

 先週金曜日にある集まりがあって秋葉原の鉄道居酒屋に行ってみた。最近テレビなどで紹介されていたのでご存じの方も多いと思うが、内装や店員が鉄道ファン向けにアレンジされたお店である。 残念ながら私は鉄分が...

 大手新聞社3社の提供する「新's あらたにす」は有名ブロガー達には不評のようだが、私が最初に見たときの感想は「ちょっと面白いかも」というものであった。  というのも以前東京IT新聞に掲載された記事に...

 今朝の日経新聞に推薦エンジンの記事が載っていた。記事によると推薦エンジンの分野では、日本のベンチャーが米国の大手に互して競っているそうだ。推薦エンジン(レコメンデーションエンジン)市場は、数年前に立...

 組織内で検索エンジンを導入するときのポイントの一つに、インデックスを複数に分割するというのがある。例えば営業向けと開発向けだとか見積書や契約書などの正式文書の入った文書ライブラリと会議室や掲示板系の...

 FASTForward08を一日早く切り上げて昨日に4日ぶりに日本に戻ってきた。会社では溜まったメールを順に処理して仕事勘を取り戻そうとしているが、ネットや業界のトレンドにはちょっとまだ追いつけてい...

 昨日の夕方にちょっと気になる新サービスが発表された。(株)エスキュービズムが公開したクラウドマップというサービスだ。{関連記事「エスキュービズム、独自に3次元処理するタグクラウド「クラウドマップ」 ...

 既にけんじろうさんからエントリーが出ているが、エンタープライズソーシャルネットワーキングツール開発における市場リーダーの座を目指すIBMが、ソーシャルネットワーキング仮想化および分析ツールの最新セッ...

タグ・タギングに関する話の続き。  この分野に関する研究が少ないと嘆きつつ、それでもいろいろと考えたり捜したりしているうちに高梨健氏の「P2Pネットワークにおける関連情報の動的抽出 」という修士論文に...

 myrmecoleonさんがタギング関係の研究の紹介ということで「タグを自動的に付与するシステムの研究」という論文へのリンクを貼っていた。こうしたシステムを使った文書の自動分類については、私個人とし...

 myrmecoleonさんの『ニコニコのタグ検索の「精度」の話』『ニコニコのタグ検索の「精度」の話」の反省』という2つの記事での再現率と精度(適合率)を使った分析と解説が興味深い。映像共有システムと...

 拙書「サーチアーキテクチャー」では、第7章を1章丸ごと使って、情報整理についての各種アイデアや仮説を解説した。その中でインターネットにあった元兵庫県立大学教授の福永弘之先生の秘書に関する論文からゲー...

 わりと安易にタグの話を始めたところ期せずしてちょっと話が広がっていろいろな意見を聞くことができて、それでまたいくつか気づいたり思い出したりしたので書いてみる。  まず、myrmecoleonさんがこ...

 先日、タギングやフォークソノミーに期待するという話を書いたところ、はてブでこんなコメントを頂いた。 「図書館でソーシャルタギングを導入するなら,多分SBMよりニコニコらの方が手本になる」なるほど。 ...

 先週のことになるが話題のCEATECを2時間ほど覗く事が出来た。とは言ってもデジタル家電系は私の業務的には守備範囲外なので、お目当ては「情報大航海プロジェクト」のブース、モバイル用チビパソである富士...

 eventcast(イベントキャスト)を運営している市場社長からメールが着て、longflyt.comという各サイトのブックマーク状況を時系列的に表示するサービスを一般公開したとのこと。早速試してみ...

 企業内コンテンツ管理への意識がこのところ高まっている。日本版SOX法などの影響もあるのかもしれない。さてナレッジマネジメントとして企業内コンテンツ管理に臨むときの第一歩はコンテンツの棚卸であるのだが...

 先日のブログで、情報を「宝」と「ゴミ」に分けることを推奨した。人によってはこれを「きれいな川」と「汚れた川」とも表現するようだ。  さてこうして情報をある程度分けたならそこに情報を登録する際のルール...

 エンタープライズサーチの話題が続くが、ZDNetのインタービューで「役に立たないゴミ情報までをすべて検索できるようにしたところで、情報を探し出すための効率は上がらないだろう。」とコメントしたことへ、...

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吉川 日出行

吉川 日出行

みずほ情報総研勤務。情報共有や情報活用を主テーマにコンサルティングや新ビジネスモデルの開発に携わっている。

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