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名刺と一緒に管理したい情報は何?

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 名刺管理クラウドサービスの「Link Knowledge」がiPadに最適化されたそうだ。外出先で名刺を閲覧する機会の多い私にはうれしいニュースだ。

 その「Link Knowledge」を運営する三三株式会社が8月に「タブレット端末のビジネス利用に関する調査」をするということで、実はちょっと相談を受けた。インターネットアンケートを行うのだが、どういう設問を調査すればよいのかという相談だ。そこで我々が出したアイデアが「名刺と一緒に管理したい(管理している)情報は何か?」「その情報を保存したいタイミングはいつか?」という二つの設問。
 この調査結果は既に三三株式会社からニュースリリースとして発表されているが、名刺と一緒に管理したい情報としては、やはり打合せの内容や資料といった回答が多かった。意外だったのは、名刺の活用法としてよく言われる相手の趣味などを書き込んでいて会話のネタにするというものは案外と人気がなく、やはり保存したいのは仕事上のプロフィールということらしい。
 打合せの内容をそのまま音声データにして保存するというアイデアについても、セキュリティの問題なのか人気がなかった。

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 ではその各情報ごとに保存したいタイミングを見てみると、やはり「打合せ後にすぐに」「移動中などの空いた時間に」という回答が多い。

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 「Link Knowledge」は今回のバージョンアップでコンタクト・商談履歴管理画面を改善したということだが、これはあくまで照会画面の事で、保存の面ではタブレットやスマートフォンに最適化した機能は未実装だ。
 スマートフォンで名刺を管理するアプリケーションは人気も高くこのところは乱立気味で競争も激しくなっているが、こういう調査結果を見る限り、まだまだ差別化ポイントはいくつも残っているように思う。
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