オルタナティブ・ブログ > ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦 >

エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

レシピ情報サイト「クックパッド」のユーザビリティ

»

 ちょっとおつきあいのあるシンクジャムの国本さんからおもしろいレポートがメールで送られてきたので紹介。

 シンクジャムが出している「を!」というレポート誌の第3号で今話題のクックパッドのWebサイトについてユーザビリティを検証している。クックパッドの上阪さんの本を元にクックパッドのサイトを実際に使ってみて、検索画面のレイアウトや機能、入力フォーム画面のデザインなどを見ながら検索性や操作性について分析をしてコメントしている。
 4Pのレポート誌なので若干食い足りない部分はあるけども、こうやって外部の人がネット上のサービスを評価して纏めた意見を出しているケースってあまり見ないので私には新鮮だった。あわせて紹介された上阪さんの「600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス」という本を買って読んでみようかという気になった。

 クックパッドに限らずインターネット上の各種サービスは大量のデータをハンドリングして検索性を持たせ、さらにそれをバックグラウンドの全く異なる様々なユーザに判りやすく使わせるという面でいろいろな工夫がされているし、その工夫は日々進化している。
 これに対して私が日頃ターゲットにしている企業内の社内システムは、検索性やユーザビリティについてほとんど考慮されていないことが多い。いつもインターネットをもっと参考にしていけば良いのにと思っているのでこうやって具体的にポイントが見える化されると判りやすいし使えて助かる。

Comment(1)