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2006年5月の投稿

2006年6月 »

こんにちは、イエローです。

ITmediaのニュースで気になる記事がありました。

「あとで見る」に埋もれるHDDレコーダー

 ついついうなづきながら読みました。僕もHDDレコーダに映画やバラエティ番組などをどんどんHDDに録りためていますが、記事にあるようにどうしても見る量より取る量の方が圧倒的に多くなっています。「録るだけ録ってあとで見よう」と思いながら録画予約をしますが、その「あとで」の時がなかなか来ません。

 しかし、よくよく考えてみるとこういった状況はHDDレコーダに限った話ではありません。書籍も「あとで読もう」と思って購入しても結局読めずに「積ん読」状態になっているものもありますし、ソーシャルブックマークでも「あとで見る(読む)」といったタグ付けをしても結局見直すことはあまりない気がします。

 どうして集めたコンテンツを消費しきれない状況に陥ってしまうのでしょうか。時間があまりないこともありますが、個人的に大きな理由が2つあります。1つ目は「億劫」なことです。PCを立ち上げるのが億劫など、とにかく腰が重く見るまでに時間がかかります。

 「優先順位付けが出来ていない」ことです。「これを見ずにはいられない」というものがない(もしくはすべて見ずにはいられない)ため、どれから手を付けて良いのか分からないことがかなりあります。

 今のところ、これらを解消するためには、買うなり録るなりしてから、できるだけ間を置かずに見る。手を伸ばせばすぐにコンテンツを見られる環境を整えて気合を入れて手当たり次第消費していく。といったことを心がけるしかなさそうです。

千葉 大輔

人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”をご紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

去る4月16日に春季の情報処理技術者試験が行われました。
皆さんの中でも受験された方がいらっしゃると思います。

今年はソフトウェア開発技術者試験が春と秋の年2回実施となり、
テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験も新設されるなど、
いままでとは違って対策が立てにくかった試験だったように思えます。

情報処理技術者試験は、経済産業省が認定している国家試験です。
情報システムを構築・運用する技術者から、情報システムを利用する
エンドユーザーまで幅広く活用できる試験として認知されています。
中途採用の際にスキルを測る指標としている企業も一時期よりは減り
ましたが非常に多くあります。

ベンダ系の試験とは異なり、ITにかかわる方なら、ほぼすべての人が
知っているということもあり、多くのエンジニアから
「やはり情報処理試験は取っておいた方がよいでしょうか?」
と聞かれます。

その質問の意味するところは、医者や弁護士のように何か特別な仕事
ができる国家試験ではありませんし、春と秋にしか受験することがで
きないので、つい敬遠しがちとなってしまい「転職する際に有利であ
れば取得する」ということなのでしょう。

基本的には、資格より経験を重要視するのが中途採用です。

ですから、資格を持っているからといって転職に成功するわけでも、
年収が上がるわけでもありません。
しかし私は、自分の知識を体系化する意味で、情報処理技術者試験に
限らず、定期的に受験をして知識に合わせた資格を取得することをお
勧めしています。

転職であこがれの会社に入社することが夢である方もいるかもしれま
せんが、入社後どれだけ新しい知識、スキルを身に付けられるかが、
キャリアにおいては非常に重要となります。

情報収集に積極的な皆さんであれば日々新しいことを吸収していらっ
しゃるとは思いますが、それに加えて学んだ知識を体系化していくこ
とができれば、転職後も幸せなキャリアが開けると思います。

テクノブレーン

*****

ITエンジニアに資格は必要なのか?
@IT自分戦略研究所の記事会議室でも、よく取り上げられるテーマです。

「何にとって必要」か、でその答えは変わるのかも。

転職のため?自分のため?
→転職のためだとしたら、入社するため? 入社後、活躍するため?
 →入社するために必要なのだとしたら、履歴書に書くため? 必要な
  知識を事前に身に付けておくため?

だんだん分かってきたでしょ? (余計分からなくなったかも)

                             生きざま番長 鈴木麻紀

*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

学生時代のボーイフレンドが結婚した(らしい)。
これで、ワタシの歴代ボーイフレンドは
全員結婚したことになる(たぶん)。

結婚向きではないオトコとばかり、
付き合ってきたつもりだったけど、
こうしてみんな その後結婚したところを見ると、
結婚に不向きなのは、ワタシなのかもしれない。
なぁんて、ちょっと遠い目をしてみました。
結婚ってなんなんだろうなぁ。

みんな、おめでと。
しあわせになってね。

鈴木 麻紀

人間には欲望がある。食欲、物欲、性欲、睡眠……。
「お金があれば何にもいらないわ」と思う人もいるだろうが、
そんな人だってオナカが減ったり、猛烈に睡魔に襲われたりするに違いない。

私は現在、病と戦い中、猛烈キャンペーンまっさかりだ。
カミングアウトではないが、今日はブログの更新お当番の日、
ネタが全然浮かばなかったので自らの暗部にスポットを当ててみようと思う。

10年前、私は潰瘍であることが発覚、治療と再発を繰り返している。
私の場合、ストレスと上手く付き合えなくなると
確実に体調に変化があらわれるという非常にわかりやすい体質で、
ゆえに日ごろから食事に気を配り、お酒もめっぽう弱くなった。
予防の薬を飲んでいるのだが食後に飲む薬なので、
「薬を飲むために食事をする」という意識の方が高い。
空腹感がないのに食事をしなければならないのはかなりキビシイ。
食事は義務なのか。しかし無理して食べると気持ち悪くなる。
でも薬は服用しなければならない。本末転倒である。

半年ほど前、医者の指摘で気がついたことがある。
ここ数年、熟睡した記憶がない。朝起きて「あ~よく寝たぁ」と思ったことがないのだ。
物心ついた頃から眠れないことが多く、寝ても眠りが浅く、
夢なんか見まくりだ。ひつじなんて数えたら途中で桁がわからなくなり、
起きてメモをしたくなってしまう。
よく眠れるというアロマ的なもの(オイルやらお香など)をやっても
部屋中にステキな香りが充満して非日常になってしまうので、
逆に興奮して眠れそうにない。残念ながら私には通用しないようだ。

生きるために必要な食事と睡眠、私はそこが欠落している。

「食べて寝ないと死んじゃうから」

北海道の人気ローカル番組「水曜どうでしょう」の中で、
出演者の大泉洋氏がツラいロケ中にもらした言葉である。
このままだともしかして本当に死んじゃうのか?
死なないために食べて寝るのか?

「生きろっ!」

もののけの心境になりつつある私は、自分の病の原因追求に余念がなく、
答えのでないようなことを考えては眠れない日々を送っている。

小島 貴香子

人生の重大な転機の1つ「転職」。
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さてさて、本日の“つぶやき”は……

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転職希望者とお話をさせていただくと、最近キャリアチェンジ志望の方がとても
多いな、と感じます。かくいう私も、現在はキャリアアドバイザーとして仕事を
してますが、前職では6年間SEとして仕事をしていたんですよ。

SE時代の私は、テクニカルな部分ばかりに目がいってしまっていました。
入社後すぐの研修のとき、同期が簡単そうにプログラムを組んでいるのに自分は
まったく理解できず、「これは非常にまずい……」と感じたのです。
自分は文系出身なのに、周りは理系出身でプログラミングを経験している人たち
が多く、正直大きなショックを受けたのを覚えています。

そこからは、「とにかくテクニカルなスキルが必要なんだ」とテクニカルな部分
でのスキルアップにばかり目を向けていた気がします。

そんな私がいまあらためて感じるのは、「人間としてのヒューマンスキルが一番
重要だ」ということです。ヒューマンスキルというのは、周りと円満な関係を築
きながら仕事を進める協調性とか柔軟性、コミュニケーション能力なども含む
人間関係を築くための能力ですね。

テクニカルスキルをあげることに夢中になっているエンジニアの方とお話すると、
ふと昔の自分の姿に重ね合わせてしまうことがあります。
ヒューマンスキルを上げていくことは、簡単なようでなかなか難しいことです。
しかし、キャリアチェンジする場合にも、エンジニアとしてキャリアを重ねてい
く場合にも、ヒューマンスキルは意識していくことが必要なんだ、とキャリア
チェンジ経験者は思います。

パソナキャリア   遠藤 貴之

*****

ワタシもキャリアチェンジ組。
ヒューマンスキルはもちろんのこと、
「もっと“社会人力”を付けておけばよかった」と転職してから後悔したものです。

“社会人力”とは、「書類テキパキ作成能力」「時間管理/配分/確保能力」
などの会社で生きていく基本能力です。
あと「社内をはだしで歩かない」「食事を手づかみで食べない」などの
“一般人力”もワタシの場合身に付ける必要がありました。
うーむ、キャリアチェンジ以前の話ですね。

                               生きざま番長 鈴木麻紀

*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

突然ですけど、あなたは どんなことで人に誉められると嬉しいですか?

美人、スタイルがいい、などの外見系?
努力家、性格がいい、などの内面系?

ワタシの場合は、ずばり“声”です。
チャームポイントとして自負しているし、人に誉められると大層嬉しい。

ワタシの声はひとことで言えば“calm”
目立つ声ではないのですが、落ち着いた気分になる効果があるようです。
思いおこせば、今までいろいろな職業でこの声のお世話になりました。
司会業、ボイスパフォーマーは、ストレートに声を売るものですし、
カウンセリングの場でも、この声のおかげでクライアントのお話をゆっくり
伺うことができたような気がします。

声の印象って 結構おおきい。

声は外見であると同時に、内面でもあるのかな。
理屈ではなく直感で、人を好ましく思ったり 思わなかったり的な部分に
声は影響力があるみたい。
声って なんとなく 人となりが象徴されるような気もするし。

ということで。
これからも、声や話し方には気を配っていきたいし、自分の声に責任を
持てるような生き方をしていきたいな、と思うわけでありました。

そんな こだわり派のワタシが、いまメロメロなのがこの声。
先週 とある水族館で なでなでしたかわうその鳴き声です。

Kawauso

  

   みゃっ

鈴木 麻紀

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物事がうまくいっているのに
「失敗しちゃうかもしれない」「長くは続かない」
などと思ったり、逆に物事がうまくいかなければ
「やっぱりダメだ」「もっと失敗しそうだ」
といった感情がわき上がってくることがありませんか。
なぜ良いことが続くと悪いことが起こる予感がし、
悪いことが続くともっと悪いことが起こる気がするのでしょうか……。

これは将来の自分に対するいい訳、これから起こる
「かもしれない」悪いことに対して免疫をつけて
自分を守ろうとしているのかもしれません。
悪いことを受け入れる覚悟ができていれば精神的にも
楽ですが、あくまで「かもしれない」ことです。
何かに変化を起こそうとしているとき「かもしれない」
ことにおびえていては前進することができません。

例えば「転職活動」において
「書類選考に落ちてしまうかもしれない」
「書類選考に通過しても面接で失敗するかもしれない」

と心配なさる方がたくさんいらっしゃいます。
書類選考に落ちるとショックですし、面接で失敗すること
は怖いと思います。

でも、そういった結果を心配して「転職活動」に踏み込め
ないでいるのだとしたら、良い方向の可能性すら失うこと
にならないでしょうか?
「かもしれない」心配や不安は少し横に置いておいて、
書類選考対策や面接対策に全力で取り組んだ方が、たとえ
失敗したとしても、得るものは多く次に生かすことができる
のではないでしょうか。

何かにチャレンジしようとして
「あっ、目の前に壁がある」と意識したときには、
その壁が何なのかを少しだけ考えてみてください。
その壁は自分の頭で考えているより
も意外に低かったり、もろかったりするかもしれないですよ。

クライス・アンド・カンパニー 山田 榮太郎

*****

あなたが壁だと思っていることは、あなた以外の人には解決することができない。
だって、それはあなたが自分の心の中に創った虚構の壁だからね。

どうせ意識の中の壁なんだから、体当たりしてみるもよし、よじ登るもよし、
なかったことにするもよし。
番長のオススメは、チョークで扉の絵を描いて 開けてみる。かな?

                                                                        生きざま番長 鈴木麻紀

*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

番長の好物のひとつ、「水族館」
デートで行くもよし、ひとりでポラポラと行くもよし。
ちょろりんと時間ができると、サンシャインや江ノ島に。
出張や旅行先でも時間に余裕ができると、
いそいそと地元の水族館に繰り出します。

水族館そのものも好きだけど、水族館本も大好き。
そんな番長のオススメ本を紹介します。

I_love_you 「水族館行こ ミーンズ I Love You」


20世紀に書かれた本なのでデータは古いのですが、
水族館に行くワクワク感が伝わってくる本です。







Suizokukan_1 「全国水族館ガイド 2006-2007」


日本中の水族館の特徴やデータが網羅されていて
眺めてるだけで“行った気”になれる1冊です。
毛づくろい直後のフワフワラッコや、
雲のように群舞を踊る銀色のイワシたちなど、
水族館のステキな一瞬を捕らえた写真がてんこ盛り。
写真に添えられた文章からも、著者の愛情がたぁっぷり
伝わってくる、シアワセ本です。

の本、好きだなぁ。好きだなぁ。」
としつこく つぶやいていたら、とある方の紹介で、
この全国水族館ガイドシリーズの編集者とお会いできることになりました。
わーぉっ。水族館本の編集者ってどんな人?

5月某日。
水族館本の編集者ってことは、お魚クンみたいな魚類マニアの人だろうか?
魚みたいな顔の人だったら、どうしよう。
などと勝手な想像をしていた番長の前に現れたのは、お魚顔……
ではなく、シロイルカのようにスラリとした長身の女性。

イルカさんのお名前は、関口伸子さん。
IT業界向け週刊誌、PC雑誌の編集などを経て、この1月から現職に。
水族館本は、記念すべき書籍初編集作品だとか。

「PC雑誌の編集って、専門用語とか覚えるのが大変だったのでは?」
とたずねると
「うーん、それほどでも。書いているうちに分かってくるんですよ」
と、さらり水中を泳ぐザラピクニンのごときお答え。

「月間誌の編集って、校了前は会社に泊まりこんだりするんでしょ?」
「ホッペタにキーボードのあとをつけて、始発で帰ったりねー」
答える愛らしい笑顔は、まるでスナメリのよう。

そうそう。関口さんは、編集者としての仕事の傍ら、
アマチュアミュージシャンとしても活動中
都内ライブハウスで演奏したり、自主制作でCDも出しています。

「編集の仕事とミュージシャンの両立は、大変なのでは?」
とシツコク聞くと、
「まぁ、なんとかなるもんですよ」
マンタのごとき大らかさ。

そんな関口さんの夢は、
「人生 1度でいいから、イッパツ当てたい」とのこと。
おお、シャチのような一面もあるのだな。

いやはや、水族館本の編集者は、水族館と同じくらい奥深くて、
水族館以上に魅力的な方なのでありました。

鈴木 麻紀

ラーニングカレンダー担当の柳澤です。

今年のゴールデンウィークは5月2日に会社を早退させていただき、北海道へゴルフに行きました。年に2度はゴルフ合宿を開催し、泊まりでゴルフをおこなっています。今年のゴールデンウィークは2年ぶりに北海道に行くことなりました。
どんな人たちとのゴルフツアーだったのか、まずはメンバーを紹介します。

オク:徳島出身。実家は相当の金持ちらしく山をいくつか所有しているという噂。オク自身もなかなかの高給取りだが、お小遣いのほとんどが接待ゴルフで消える。

テツ:大和出身。30歳を過ぎてもサッカーのために会社を1ヶ月休み半月板の手術をする。毎年ホノルルマラソンに参加する鉄人。

シュン:鹿島出身。馬なみの身体能力を持つが極度のアレルギー体質。人の10倍杉花粉に反応してしまう。花粉症が悪化し最近蓄膿症と診断された。

:赤羽出身。ラーニングカレンダー担当。ぎっくり腰(軽め)から回復して間もない。

この四人での北海道ゴルフツアーです。四人は大学の同期で、私以外は体育会サッカー部出身。私はただのサッカーサークルでお気楽サッカーをしていました。

楽しみにしていた北海道ゴルフですが、半年以上打ちっ放しにも行かずにいきなり本番コース。私は勝負をすて、ゴルフを楽しむモードで参戦することにしていました。力が抜けたせいか、苦手のドライバーがなぜか好調。ドラコンを2つ獲得。反面、ドライバーが好調のときはアイアンが絶不調。グリーン周りはことごとくダフり。練習不足が顕著に出るのがグリーン周りです。100ヤード以下のフルスイングができない距離は99%ミスショットというありさま。
そんな私の心を和ませてくれたのはキツネの登場でしたが、病気もちのようで怖くて近寄れませんでした。Dscn0650



初日の成績は57 57の114。勝負モードは捨てていたものの、情けないスコアに悔し涙でボールが霞んで見えました。2日目は54 47の101。練習不足の現状では実力通りではあるますが、90代が出ないことでイライラを募らせて北海道ゴルフツアーは終了しました。

今回の北海道ツアーの収穫というとジンギスカン。学生のときに食べたジンギスカンの思いでが悪かったので、期待せずに食べにいくことにしたのですが、行列のできる店で1時間も並んだ甲斐があり、美味いジンギスカンを堪能してきました。
Dscn0678

柳澤 浩嗣

人生の重大な転機の1つ「転職」。
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さてさて、本日の“つぶやき”は……

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求人過多が続き、慢性的な人手不足が続くIT業界。
転職をする際に現職企業から強烈な引き止めに遭うケースが増えています。

Aさんは、大学卒業後IT関連のベンチャー企業に就職。
最新技術を次々と身に付け、入社3年目にプロジェクトでリーダー、
30歳を前にプロマネを任されるまでになりました。

だがしかし、Aさんには以前から憧れていた会社がありました。
業界最大手のB社です。
「B社で自分の力を試してみたい、転職後はプロマネという立場にもこだわらない」
彼の言葉からは、B社への強い思いが伝わってきました。
そこでB社にご紹介したところ、B社のニーズにAさんが合致して見事内定を獲得。

しかし、こんなにスムーズに内定を獲得できると思っていなかったため、
Aさんは立ち上がったばかりのプロジェクトを抱えていました。
さらに上司からも強く引き留められました。
責任感の強い彼は「動いているプロジェクトだけはやりきる」と決め、
B社に事情を話し、2カ月ほど入社を待ってもらうことにしました。
その一方、現職の上司になんとか退職を認めてもらえるようお願いしましたが、
なかなか首を縦にふってもらえません。

このままでは、せっかくつかみかけた夢が消え去ってしまう。

悩みに悩んだAさんは、なんとB社に相談するという行動に出ました。
大胆ともいえる彼の行動。
しかし、それがきっかけとなって両社の上司同士が話し合うことになり、
彼は転職を実現したのです。

あれから半年。
いまAさんはIT関連のイベントで講演をするなど、大活躍の日々を送っています。

リクルートエイブリック 服部 めぐみ

*****

人手不足だから、即戦力を採用。
すると、転職前の会社でその即戦力が抜けた穴を採用。
その採用で抜けた穴を、また別の会社が探してる……。

こうやって、慢性的に人手不足になっていくのかしらね?

                                                                     生きざま番長 鈴木麻紀

*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

ゴールデンウィークのある日。なぁんにも予定がないので、番長 いささかゴキゲンです。
今日はなにしようっかな。

まずは、念願の朝寝。
たっぷり眠って、ゆっくりご飯を食べて、美味しいお茶をいれて、
時間ができたらやろうと思っていた あんなことこんなことが頭をよぎりつつ お昼寝。

いい気分なので、キックボードで近所をパトロール。
雑貨屋や古本屋をのぞいて、新しくできたカフェによって、(1回転んで)ご帰還。

時間があったらみようととっておいた写真集や、絵本の原語版を読んだりしてして
シアワセな1日を過ごしたのでした。
で、ちょっと頭をよぎったのは、「こんなふうに、予定がない日が続いたらなにしよう」

もし時間がありあまるほどあったら、なにをしますか?

前提条件は
・お金はある程度余裕があって、仕事はしなくてよし
・欲望のままにすごしてよし
・旅行は選択肢からはずします

ホリエモンは拘置所にいる間に、本を200冊読んで、韓国語の勉強をしたとか。
彼の場合は、場所とか○×とか△□とか、まぁ通常とは違うしばりがあったんだけど、
ある日ぽかんとできたなんにも予定がない日々のすごし方としては、とても有意義。
かつ精神力のある人だなぁ、思いました。

Cut

ワタシも本かなぁ、いやいや映画かなぁ。
昨日買ったCUTの特集が、くしくも「史上最高の映画150」
そういえば、「生きる」とか「七人の侍」とか、時間があったら観たいと思っている
映画がたくさんあったのだったなぁ。



と思うんだけど、いざその状況になってみたら
“のらのら”とすごしてしまいそうな予感。
いつもは時間に余裕がないからこそ、あれもしたいこれもしたいと思い、ちょこっと
空いた時間を惜しむように本を読んだり、あれやこれやをしたりするんだけど、
時間がたくさんあったら、逆になぁんにもしないかもしれないなぁ。

ワタシは時間の貧乏性なのかもしれない。

鈴木 麻紀

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