番長の好物のひとつ、「水族館」
デートで行くもよし、ひとりでポラポラと行くもよし。
ちょろりんと時間ができると、サンシャインや江ノ島に。
出張や旅行先でも時間に余裕ができると、
いそいそと地元の水族館に繰り出します。

水族館そのものも好きだけど、水族館本も大好き。
そんな番長のオススメ本を紹介します。

I_love_you 「水族館行こ ミーンズ I Love You」


20世紀に書かれた本なのでデータは古いのですが、
水族館に行くワクワク感が伝わってくる本です。







Suizokukan_1 「全国水族館ガイド 2006-2007」


日本中の水族館の特徴やデータが網羅されていて
眺めてるだけで“行った気”になれる1冊です。
毛づくろい直後のフワフワラッコや、
雲のように群舞を踊る銀色のイワシたちなど、
水族館のステキな一瞬を捕らえた写真がてんこ盛り。
写真に添えられた文章からも、著者の愛情がたぁっぷり
伝わってくる、シアワセ本です。

の本、好きだなぁ。好きだなぁ。」
としつこく つぶやいていたら、とある方の紹介で、
この全国水族館ガイドシリーズの編集者とお会いできることになりました。
わーぉっ。水族館本の編集者ってどんな人?

5月某日。
水族館本の編集者ってことは、お魚クンみたいな魚類マニアの人だろうか?
魚みたいな顔の人だったら、どうしよう。
などと勝手な想像をしていた番長の前に現れたのは、お魚顔……
ではなく、シロイルカのようにスラリとした長身の女性。

イルカさんのお名前は、関口伸子さん。
IT業界向け週刊誌、PC雑誌の編集などを経て、この1月から現職に。
水族館本は、記念すべき書籍初編集作品だとか。

「PC雑誌の編集って、専門用語とか覚えるのが大変だったのでは?」
とたずねると
「うーん、それほどでも。書いているうちに分かってくるんですよ」
と、さらり水中を泳ぐザラピクニンのごときお答え。

「月間誌の編集って、校了前は会社に泊まりこんだりするんでしょ?」
「ホッペタにキーボードのあとをつけて、始発で帰ったりねー」
答える愛らしい笑顔は、まるでスナメリのよう。

そうそう。関口さんは、編集者としての仕事の傍ら、
アマチュアミュージシャンとしても活動中
都内ライブハウスで演奏したり、自主制作でCDも出しています。

「編集の仕事とミュージシャンの両立は、大変なのでは?」
とシツコク聞くと、
「まぁ、なんとかなるもんですよ」
マンタのごとき大らかさ。

そんな関口さんの夢は、
「人生 1度でいいから、イッパツ当てたい」とのこと。
おお、シャチのような一面もあるのだな。

いやはや、水族館本の編集者は、水族館と同じくらい奥深くて、
水族館以上に魅力的な方なのでありました。

鈴木 麻紀

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