人生の重大な転機の1つ「転職」。
毎週月曜日は、人材紹介会社でエンジニアの「転職」と向き合っている
キャリアコンサルタントの“つぶやき”をご紹介していきます。
さてさて、本日の“つぶやき”は……

*****

物事がうまくいっているのに
「失敗しちゃうかもしれない」「長くは続かない」
などと思ったり、逆に物事がうまくいかなければ
「やっぱりダメだ」「もっと失敗しそうだ」
といった感情がわき上がってくることがありませんか。
なぜ良いことが続くと悪いことが起こる予感がし、
悪いことが続くともっと悪いことが起こる気がするのでしょうか……。

これは将来の自分に対するいい訳、これから起こる
「かもしれない」悪いことに対して免疫をつけて
自分を守ろうとしているのかもしれません。
悪いことを受け入れる覚悟ができていれば精神的にも
楽ですが、あくまで「かもしれない」ことです。
何かに変化を起こそうとしているとき「かもしれない」
ことにおびえていては前進することができません。

例えば「転職活動」において
「書類選考に落ちてしまうかもしれない」
「書類選考に通過しても面接で失敗するかもしれない」

と心配なさる方がたくさんいらっしゃいます。
書類選考に落ちるとショックですし、面接で失敗すること
は怖いと思います。

でも、そういった結果を心配して「転職活動」に踏み込め
ないでいるのだとしたら、良い方向の可能性すら失うこと
にならないでしょうか?
「かもしれない」心配や不安は少し横に置いておいて、
書類選考対策や面接対策に全力で取り組んだ方が、たとえ
失敗したとしても、得るものは多く次に生かすことができる
のではないでしょうか。

何かにチャレンジしようとして
「あっ、目の前に壁がある」と意識したときには、
その壁が何なのかを少しだけ考えてみてください。
その壁は自分の頭で考えているより
も意外に低かったり、もろかったりするかもしれないですよ。

クライス・アンド・カンパニー 山田 榮太郎

*****

あなたが壁だと思っていることは、あなた以外の人には解決することができない。
だって、それはあなたが自分の心の中に創った虚構の壁だからね。

どうせ意識の中の壁なんだから、体当たりしてみるもよし、よじ登るもよし、
なかったことにするもよし。
番長のオススメは、チョークで扉の絵を描いて 開けてみる。かな?

                                                                        生きざま番長 鈴木麻紀

*本内容は、「週刊JOB@IT」のメールマガジンに掲載された「エージェント ウラ日記」に加筆修正したものです。

鈴木 麻紀

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コメント
Kawakami 2006/05/15 20:26

コップに水が半分入っている状態で「まだ」と思えるか「もう」と思えるかと同じですね。
人間なので、悲観的に思ってしまう自分もいます。
そんなとき小生は、今までやってきたことを振り返ることをします。これだけやってきたんだから、これだけやったんだから、大丈夫! と思うために!
逆に言うと、そう思えるだけのことをしてこないとならないわけで、そのために日々精進しているんです。
悲観的に思わない人はいない。きっとその感情をどこかに隠せる隠れ蓑(みの)を持っている人が強気になれる。強気になれるから、運気を呼び込める。そう感じています。

生きざま番長マキ 2006/05/16 11:46

Kawakami さん、はじめまして。
生きざま番長こと、鈴木麻紀です。
_
強気になれる“強さ”!
強気な人に限らず、「いつも明るくニコヤカな人」とか、「いつもタノシそうな人」とかも、みんなみんな自分で「そうしてる」んですよね。
根拠のある強気で勝負できうるよう、ワタシも精進したいと思います。押忍(オス)!!


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